皆さん、、、シェラカップは、お好きですか!?私は大好きです(^^)/。
特に、とても軽量な上に丈夫な”チタン”のシェラカップはお気に入りのギアです。
先日のキャンプで、その「チタンシェラカップ」での「炊飯」にチャレンジしたので、その内容です。
【言い訳】ちょっと前、焦がして失敗した例を記事にしました。成功例を後日追記するとしていたのですが、完全に誰得状態だったので(笑)、今回、成功例だけの新記事にしました(^^ゞ。あの記事は無かったんだ・・・。
使用したシェラカップと「チタン」の特性
ユニフレームのチタンシェラカップです。容量は420ml。
他メーカーのものより持ち手が長いので、持つ部分に火がかかりにくく、手に取ったときに「熱っ(怒)」ってなりにくいのが良いです(笑)。
ちなみに、調理用クッカーには色んな材質が使われていますが、その違いをざっくり表にすると、以下のようになります。
材質 | 長所 | 短所 | 向いてる調理 |
鉄 | 蓄熱性が高い | 重い・錆びる | 炒め・煮込み |
ステンレス | 錆びにくい・丈夫 | 重い・焦げる | 煮込み・揚げ |
アルミ | 熱伝導率が高い・錆びにくい・軽量 | 焦げる | 炊飯・汁物 |
チタン | 軽量・錆びにくい・丈夫 | 熱伝導率が低い | 湯沸かし・汁物 |
シェラカップの材質は、ステンレスとチタンがほとんど。丈夫だからですね!
しかし・・・一般的に”チタン”は炊飯には向いていないとされています。炊飯向きなのは”アルミ”です。
チタンは「熱伝導率が低い」ので、火が直接当たっている部分だけ温度が上昇します。つまり、加熱ムラができるのが、向いていない理由です。なんだかピーキーなんですよね(;´・ω・)。
逆に「食器」としては、口を付ける部分が熱くなりづらいので、熱いスープやコーヒーを飲むときに使いやすいんですけどね(^^ゞ。
今回はそんな”チタン”のシェラカップでチャレンジ!!
大人しくアルミのクッカー(メスティンなど)で炊飯すればよいのですが、チタンシェラカップで炊飯できれば、軽いシェラカップだけで登山~炊き立てのご飯も食べられる!というチートが叶うのですよ!!
・・・まあ、これもロマン枠ですね(笑)。。。
炊飯してみた!
①お米を研ぎ、水に漬けておく
炊くお米は0.5合(容量500ml以下のシェラカップだと、1合だと多すぎるはず)。
お米を軽く研ぎます。研いだら、水に約1時間漬けて、お米に吸水させます。
水の量はお米に対して1.2倍ほど。0.5合(90ml)に対しては、約110ml位です。
②沸騰するまで、かき混ぜながら強火にかける
充分に吸水させたら、かき混ぜながら強火にかけます。※水が沸騰するまでは、焦げ付け防止のため、よくかき混ぜます。
③ふたをして弱火にかける
専用のふたが無ければ、アルミホイルでO.K.!!
できる限り弱火で!!
弱火で安定させるため、ウィンドスクリーンがあると良いです(^^)/。
この時は使っていないですが、バーナーパットもあれば、ある程度バーナーの熱が分散されるので、焦げ防止になります。
④香ばしい匂いがしてきたら、火から下し、手ぬぐい等で巻いて、15分位蒸らす
水温や外気温などで時間は変わりそうですが、この時は「弱火にしてから5分」程でパチパチという音と共に、香ばしい匂いがしてきました。普通の炊飯より早く感じますが、自分を信じて下します(^^)/。
しっかり蒸らすために、手ぬぐいで巻きます。
美味しく炊けましたぁ!!
しっかりと炊けています!下まで”ほじって”も、焦げ付き無し!!成功だぁ!!
鯖の塩焼き、ひじき煮、インスタントのスープと一緒に、最高の朝食でした(^^♪。
やはり、チタンは焦げやすいので、火から下すタイミングを間違わなければ、何とかなるようです。
想像より早く香ばしい匂いがしてくるので、油断しないことが肝要!!(一度それで失敗しました(^^ゞ)
できないことが出来るようになったので、嬉しい事です(^^)/。ではまたーー。