~岩茸石山山頂(約35分)

高水山山頂から、岩茸石山へ。

山頂から山頂へ。縦走開始ですね。次の岩茸石山の方が標高が高いのですが、下りもある、アップダウンの道を進みます。

縦走というと、上の写真のようなイメージがあるかもしれません。ですが、こういうのは森林限界を超えた高山の景色ですね。低山の場合、木々の間を歩くことになります。
高山の圧倒的な景色は素晴らしいですが、様々な労力やリスクがデメリットです。その分達成感はひとしおですけど(笑)。
低山はそれらのリスクや煩わしさが少ないですので、そういった意味では快適です。どちらも違った楽しみ方が出来ます。

心強い看板はこのルートでも健在です。

アップダウンもあれば、こうした平坦な道もあります。

山頂までもう少しですが、木の根が張り出した、急坂があります。ここを登り切ったら絶景の山頂が待っているのを事前に調べて知っていたので、張り切ります。

高水三山の最高峰、岩茸石山登頂です。793m。

今回のルートでは一番の展望です。



見えます、と言いましたが、家に帰って、後で調べた結果です。その場で分かるように、ちゃんと地図読みができるようにしたいです。一応地図は持っていくんですけどね。現在地の把握は、大体スマホのGPSで足りてしまうので。
私はYAMAPのGPS地図を利用しています。超便利です。機能は限定されますが、無料でも使用できます。
この山頂は展望もあり、座れるスペースもあるので昼食に丁度良いです。
私もここでうどんとコーヒーの昼食です(写真撮ってなかったです)。

うどんは残り汁も出ないので楽でいいです。簡単で、早いし、美味い!入れる具を変えれば簡単にアレンジできるのも気に入っています。
~惣岳山(約40分)

お腹を満たして、惣岳山へ。急な下り坂からスタートです。足を取られないように注意です。

毎度分岐でお世話になる心強い看板がありましたが、根本から折れていました。ロープで近くの木に括り付けられていました。
こんな姿になっても、ちゃんと機能を果たしてくれていましたが、倒れたままだったら道迷いしてしまうかも。やっぱり地図読み勉強しよう・・・。

この道、面白いですね。道を挟んで左と右で植生が違います。左が針葉樹、右が広葉樹・・・で合ってるかな?陽当たりの差でしょうか?こういうのも調べていくと面白そうです。

途中、ベンチなどもあります。

一部通行止めのための迂回ルートとなっている個所がありました(記事投稿時の情報です)。

見事!
「花粉発生源対策及び林業の振興のため、杉、ヒノキ林の伐採及び多摩産材の出荷と花粉の少ない杉などへの植え替えを進めております。」←通行止めを知らせる張り紙の一文です。
こんな取り組みが行われているんですね。花粉症の人にとってはありがたいでしょうね。私は、花粉は平気な人です。・・・今のところ。

迂回ルートも分かりやすいかったです。ですが、危険ですので道を外れないように注意しましょう。

「まき道」は近道みたいなものです。ここのまき道を利用すると惣岳山の山頂をスルーしてしまいます。山頂行きたい人は素直に惣岳山方面へ。
結構足場が悪いところもあるので、注意していきましょう!

惣岳山の山頂に到着です。
木々に囲まれていて、ここの展望は無いです。

展望は無いですが、 大国主命(wiki)を祀る青渭(あおい)神社といわれる神社の奥ノ院があります。神域では昔から樹木が大切にされ、伐採が禁じられたので、暗い感じがします。神域だから木が切れない→展望が無いんですね。

お堂は古く、金網で保護されています。
若干暗く感じる山頂ですが、だからこその厳かな雰囲気があります。
~御嶽駅(約75分)

後は一気に下山です。


途中、祠もありました。

祠からすぐ。看板があります。3km。3kmかぁ。疲れが出る頃です。しかも下りは登り以上に膝に「くる」ので、気合入れて行きましょう。実際、転倒などでケガをしやすいのは下りの方が多いそうです。

突如現れる鉄塔。

あと1.5km!残り〇km、とか、残り〇分、を気にし出すと、中々進まないんですよね(気持ち的に)。

さらに鉄塔を通過。

もう1本!

木々の間から町が見えてきます。

車やバイクのエンジン音等が聞こえてくるので、もう一息です。

ゴール直前の石段(下り)。転んだら痛そう。

竹林。もう御嶽駅に着きますよ。

人里(笑)に到着。

慈恩寺の前に出ます。


踏切を渡り、小径を下ると、


ゴールの御嶽駅です。電車の人はこのまま帰れます。マイカーで来て、まだ余裕がある人は、ぜひ多摩川沿いの遊歩道を歩いてみて下さい!

まとめ
標高は低いですが、素晴らしい展望も楽しめ、プチ縦走も楽しめるのがいいですね。何よりもアクセスの良さと、休憩込みで4~5時間で登ってこられるお手軽さが魅力です。
低山なので、比較的、残雪なども早めに解消されます。冬登らない方のリハビリ(笑)にも丁度良いコースです。ではまたーー。
おまけ

下山後、美味しいそばはいかが?

「つるつる温泉」という温泉も。マイカーなら約30分です。この地域では有名どころですね。

※記事掲載時~2020年3月15日まで臨時休業です。