3月頭に行きました。この日は都心で20℃近くまで気温が上がった、とても暖かい日でした。

高水三山(たかみずさんざん)特徴
高水三山とは、
高水山(たかみずさん)759m
岩茸石山(いわたけいしやま)793m
惣岳山(そうがくさん)756m
の3つの山の総称です。

軍畑駅(30分)→高源寺(60分)→高水山(35分)→岩茸石山(40分)→惣岳山(75分)→御嶽駅
- コースタイム約4時間(休憩無しの場合)
- 標高差548m
- 歩行距離9km
- 青梅線軍畑駅スタート~御嶽駅ゴール「駅to駅」のルート
- 3つの山のピークを越える「縦走」が楽しめる
3つの山はどれも標高800mに届かない山で、小中学校の遠足にも利用される人気のハイキングコースです。ですが、急坂等、登りごたえのある個所もあり、充実した山歩きが楽しめます。
また、青梅線の軍畑駅(いくさばたえき)をスタートして、同線の御嶽駅(みたけえき)に下りてくるルートですので、行き帰りのアクセスが非常に楽なのも、人気の理由でしょう。
アクセス
マイカーでのアクセス(オススメ駐車場)
せっかく駅スタート可能なのですが、私はバイクで行きました。
駐車場は「軍畑園地駐車場」をオススメします。
住所:東京都青梅市柚木町2丁目466−44(地図)


無料ですし、トイレもあります。
登山ルートスタート地点の軍畑駅までは、徒歩で約10分です。
ゴールの御嶽駅からも徒歩30分で帰ってこられます。電車で軍畑駅まで戻って徒歩、の方が楽ですが、多摩川沿いを歩ける遊歩道の景観も良く、遊歩道を徒歩で戻るのがオススメです。

以下、遊歩道からの写真です。




公共交通機関の場合
JR青梅線軍畑駅がスタート口です。バスへの乗り継ぎが不要なので楽ちんですね。
軍畑駅~高源寺~砂防ダム(約30分)

軍畑駅からスタートです。改札の外にトイレもあります。改札を出て左へ。

小さな踏切を渡ります。

大きな通りに出ます。

看板の「高水山」の方へ。

川沿いの大通りを進みます。清流を右手に見ながら歩けます。

梅の花がキレイでした。

途中にこんな存在感たっぷりの看板も。何気に「ヤマノススメ」でも背景として描写がある美術館。コミック16巻「百十七合目 新しいカメラとお母さんの双眼鏡」で出てきます。
グーグルマップでも出てくるので、情報は取れますが、結局良く分からず ・・・?なんだここ?

分岐がある度に看板があります。助かります。

平溝通りを通ります。平溝川が平行して流れている通りです。

途中、川に下りられるところが何か所かありますので・・・

夏だと、暑いアスファルトの道からエスケープしたくなるでしょうね。

緑の看板に従って、分岐を坂の方へ。

坂に入ってすぐ見えるのが、高源寺です。


一人用のトイレもあります。ここから1時間位はトイレが無いので必要なら済ませていきましょう。

坂道は舗装されていますが、かなり急です。ゆっくり、小幅で登って行きましょう。

つり掘りやバーベキューを営んでいるところがありました。「いってらっしゃい」と声をかけてくれました。

さて、このあたりから、舗装道から山道に変わってきます。


「砂防ダム」を右手に見ながら、急な階段を登って行きます。

高水山山頂まで、時折こんな〇合目と書かれた石碑が現れます。見つけながら歩くのも楽しいですね。行程の目安にもなりますし。
~ 高水山常福院を経て、高水山山頂(約60分)

砂防ダムの急階段を登りきると、杉林の中を通る山道です。


岩場や、やたらと段差のある階段等、足元注意して進みます。

時折展望もありますが、

基本的には背の高い針葉樹の中を歩いて行くことになります。天気良かったですし、気温も高かったので、木漏れ日が気持ちいい。

分岐にはちゃんと看板があるので、安心です。今現在、どこを目指しているかはしっかりと把握しておきましょう。

たまに道を塞ぐ倒木があります。なんてことは無いのですが、ザックを背負っていたり、ストックを持っていたりすると、倒木を乗り越えたり潜ったりするとき、引っかかって転倒に繋がる恐れがあります。その点は頭に入れておきましょう。

せっかくなので、常福院に寄っていきます。




こちらには剣の刃を模った木製の大きな剣が三本祀られています。こちらに祀られる不動明王は「浪切白不動」と云われていることからだそうです。
浪切白不動明王の開運守護の剣。荒波を切り開き、乗りこえる意味があるそうです。

こちらの裏手にはトイレもあります。

看板に従い、登山道に戻ります。ここから一登りで高水山山頂です。


高水山山頂。木々に囲まれ、展望は良くありませんが、一息つけるスペースがあります。次は岩茸石山へ。
続きます。ではまたーー。