
成功までの経緯と感想(読み飛ばし可(^^ゞ)
焚火の上でクルクルと鶏肉を回す「肉焼き器」で「鶏の丸焼き」を焼きたい!と思い立ち、チャレンジを始めたのが2年前・・・
年一回のチャレンジをしており・・・1回目、2回目と失敗し(※)・・・
※参考記事:手作り肉焼き器で「鶏の丸焼き」を焼いてみよう!①
※参考記事:手作り肉焼き器で「鶏の丸焼き」を焼いてみよう!②
3回目(3年目)にて、ようやく成功しました(^^)/。Congratulation(>_<) clap!clap!
とはいえ、自分としては少々「ズルした上での成功」です。
できればあまり詳しくは調べず(調べれば労せずに「正解」が出てきますからねぇ)、ネタバレ無しで、自分の知恵だけで成し遂げたかったのですが、、、、まあ、無理でしたね(笑)。
何とか「肉焼き器」だけで完成させたかったのですが、どうやら無理っぽい…というのが過去2回のチャレンジで分かりまして(笑)。。。結局調べてしまいました(^^ゞ。
調べて採用~今回挑戦した方法は「アルミホイルで包んで焚火に投入」~「肉焼き器」のコンボ!!
※実は以前の失敗記事のコメントで、同じ方法を提案してくれた方もいたので、この方法にしました。
詳しくは後述。。。
手作りの「肉焼き器」について
先ずは、ある意味今回の主役「肉焼き器」について。

単純ですね。3本の棒を「鳥居」のように組み、、、

横向きの棒に肉を刺して、焚火の上でクルクルと回すやつです。
※火が近い or 当たる部分にはアルミホイルを巻いて焦げるのを防いでいます。

「足」となる縦棒はこんな↑サイズで作りました。

足の上に、黄色丸のように、横棒が乗る構造です。※白丸の金具は試行錯誤の名残。最終的に意味なくなりました(^^ゞ。

地面に刺し、下部の金具にペグを「噛ませる」と、しっかりと固定できるようにしました。

横棒はこんな↑サイズ。「持ち手」も金具でしっかり取り付けています。
赤矢印の金具は、、、

金具の穴に「串」を通して、肉に刺します。これが無いと、鶏肉が固定されず、重い「ムネ肉側」が、ずっと下を向いてしまいます。結構重要。
・・・と、こんな肉焼き器で鶏の丸焼きを焼き上げたいのですが、生肉をこれでクルクル回しても、中まで火が通りません。失敗を積み重ねて分かりました(笑)。
なので、以下の方法をとりました。
鶏肉の準備

丸鶏は1kg位のブラジル産ブロイラーを用意しました。
ネットだと高いんですが、、、リアル店舗だとあまり売っていないんですよねぇ(/ω\)。私は業務スーパーで買えましたが、普通のスーパーではあまり見かけませんね。
さて、、、冷凍で販売されています。家の冷蔵庫で丸一日かけてゆっくり解凍し、その後、ビニール袋に焼肉のタレと一緒に入れた状態で、キャンプ場に持ち込みました。

ちなみに、赤線の部分にナイフで切れ目を入れ、足を突っ込むと、足が固定されて焼きやすいです。

足先を無理やり突っ込むように。
手羽も、首の後ろに組むように折り曲げると固定できる(黄色矢印)ので、オススメです。

鶏肉をアルミホイルで包み、焚火にかける

準備した鶏肉をアルミホイルで包みます。
3~4重に巻きます。多少空気の層が出来るように、ふんわりと包むと、蒸し焼きのようになって、焦がさずに中まで火が通ります。

焚火に突っ込みます!!豪快!!焼き芋スタイルですね(^^)/。
約1時間、向きを変えながら火にかけます。

ゴウゴウと燃え盛る火の中に入れるというより、熾火で囲むイメージですね。

約1時間後、、、開封してみるとこんな↑感じに!!
表面が焦げてしまっていますが、焼肉のタレが焦げていたみたいです。中身は無事!
肉焼き器で仕上げ!!

肉を回して、ご機嫌です(^^)/。
表面に好みの焼き色を付けて完成です!!色味については、表面がすでに焦げ色だったので、あまり意味が無かったのですけどね(/ω\)。
ですが、アルミホイルで蒸し焼きしっとり状態だったので、このクルクルをすると表面がパリッとなって良い感じです(^^♪。
肉の解体

棒から引き抜き、まな板の上に。
このままかぶりつきたいですが、万が一火が通っていないと怖いので、解体します。
中まで火が通っているか確認したい場合、ムネ肉やモモ肉の分厚いところに、箸や串を刺してみましょう!透明な汁が出てきたら火が通っています。赤みのある水が出てきたら、まだ火が通っていない可能性があります。
一つの目安にはなりますが、自己責任ですね。※この時、透明な汁を確認しましたが、私は念のため、解体して確認しました。

モモ肉、手羽、ムネ肉、ササミに解体!!・・・あまりキレイに捌けませんでしたが、しっかりと火が通っている事を確認!!成功ですね(>_<)!!
これらの主要な部位を切り取っても、「ガラ」には、背中の肉などがまあまあ残っています。かぶりついて、無駄なく頂きました。
鶏肉を使ってキャンプ飯

ムネ肉とササミを細かくして、半分は翌日の朝食用に分けておきます。


ムネ肉&ササミは野菜とチーズ、スクランブルエッグと合わせてホットサンドに(^^♪。絶品!!
モモ肉と手羽は骨付き状態でかぶりつき!!焼肉のタレで味が付いてますが、お好みの調味料(※)で「肉」を楽しみました(>_<)。
※完熟生柚子こしょう…奥多摩の「氷川キャンプ場」で買えました!鬼美味い!
参考記事:奥多摩エリア 電車で行けるキャンプ場「氷川キャンプ場」

翌朝も、残したムネ肉&ササミを軽く焼いて温め、野菜を添えて、ホットチキンサラダに(;´・ω・)!
そして、バターで表面を焦がしたパンと、コーンスープ・・・この日の朝は「ー5℃」という極寒だったので、余計に美味しく感じました(^^)/。
鶏肉を丸ごと一羽堪能出来て幸せでしたぁ(>_<)。
まとめ
まさに、3度目の正直(;´・ω・)9!!

過去の失敗↑。表面だけ焦がし、中身は全然火が通らなかった絶望を思い出しながら食べる「成功肉」は格別でした(笑)。
ブッシュクラフト的にその場の枝を使って作る肉焼き器も楽しいと思うのですが、私の肉焼き器は再利用可能な環境に優しい(?)ギアです(;´・ω・)。
またやろう(笑)。バウムクーヘンとかも出来そうですよね(>_<)。
とりあえず一区切りですが、まだ夢は終わらねぇ!!
ではまたーー。
こんなの↓もあるらしい。。。

[…] 参考記事:手作り肉焼き器で「鶏の丸焼き」を焼いてみよう!③【成功Ver.… […]