11月半ば。雲が多かったですが晴れ間もあり、噂にたがわぬ絶景を堪能してきました(^^)/。
施設情報
※最新の情報はH.P.等でご確認下さい。
基本情報
H.P. | 陣馬形山キャンプ場 |
住所 | 長野県上伊那郡中川村大草1636(地図) |
TEL | 070-3106-1050 受付時間:(定休日火水を除く)10〜17時 |
料金 | 詳細は下記 |
駐車料金 | 無料 |
予約 | H.P.より、オンライン予約 |
営業期間 | 4月~12月初旬 ※定休日有。H.P.で要確認。 |
チェックイン | 13:00-16:00 アーリーチェックインは予約状況などによるので、TELで確認。 |
チェックアウト | 12:00 |
キャンプ場タイプ | 芝生・展望キャンプ場 |
【料金】
下画像の「サイト基本利用料(1サイトあたり)」+「サイト利用料(1人あたり)」です。
基本利用料はシーズンで変わります。日毎に「Regular,Midlle,High,Top」が設定されているので、H.P.の営業日カレンダー参照です。
例)360ソロ(Regular)大人一人だと、3,000円になります。
設備概要
トイレ | 水洗(通年) |
ゴミ | 持ち帰り。灰捨て場のみ有。 |
電源 | 無し |
他・設備 | 水道(11月中旬から止水) 受付で食事可 山頂の展望台に望遠鏡 |
薪の販売 | 広葉樹ミックス1コンテナ2200円 針葉樹1コンテナ2000円 広葉樹ハーフ1400円 針葉樹ハーフ1200円 |
焚火について | 直火不可 焚火台&焚火シート使用 |
※アクセスについて※
キャンプ場への道はどのルートも集落の中を通り、また、細く、急な坂やカーブが連続します。
安全面や自然保護観点、周辺集落への影響についての注意事項が書かれていますので、H.P.の、アクセスのページを、事前確認することを推奨します。
施設案内
全体図です↑。黄色丸は私がテント建てた場所です。
場内に車両は入れません。P2が駐車場。P1は荷下ろし用の、一時駐車スペースです。
サイトは棚田のように段々になっていて上から順に「360」「空」「森」と別れています。
地図左上方向には階段があり、徒歩数分で山頂に行けます!
地図の上方向に南アルプス、下方向に中央アルプスと伊那盆地の展望があります(^^)/。
陣馬形山周辺の地形
トイレに貼ってあったポスターです↓↓。周辺の地形(展望)が分かるので、参考に(^^♪。
ちょっと細かい文字が読めないですが(^^ゞ。
では、以下詳細です。
駐車場
狭いワインディングロードをグネグネと登り、先ずはこの駐車場(P2)へ。約22台分のスペースです。
砂利の青空駐車場です。砂利ですが、地面はしっかりしているので、バイクの駐輪にも不安はありませんでした(^^)/。
P2から、受付(赤い屋根)の距離感はこんな感じです。
受付前のスペースが、荷下ろし用の駐車場(P1)です。オートキャンプはできませんが、サイトの目の前までは、車で荷物を運べます。
荷車もあるので、各々、上手く荷物を運びましょう(^^)/。
受付
受付はこちらの「陣馬形山荘」と書かれた、赤い屋根の建物です。
元々は山小屋だったみたいです。
入口前には、薪割台があります。自由に使ってよいそうですよ(^^)/。
広葉樹など、固い薪はナイフだと割りにくいと思います。こちらを使わせてもらうと楽ですね。
入ってすぐには薪がたくさん積まれています( ゚Д゚)!こりゃすげぇ。
これらの薪はこの受付で購入できます。自分で薪を選んで、プラスチックのコンテナに詰めていきます。
価格は、、、
広葉樹ミックス1コンテナ2200円
針葉樹1コンテナ2000円
広葉樹ハーフ1400円
針葉樹ハーフ1200円
と、ちょっとお値段高め…かとも思いますが、、、
この「コンテナ」が結構デカい!!ハーフでも通常の1束以上入るので、お値段はまあ、こんなもんでしょう。決して安くはないですが(^^ゞ。
さて、薪置き場の奥が受付カウンターと売店になっています。
喫茶メニュー&軽食もあります(^^♪。
奥にはくつろぎスペースが( ゚Д゚)!!こちらでのんびりできそうです。
オリジナルグッズも販売されています。Tシャツや靴下、手ぬぐい、栓抜き、ステッカー、コップ…など。私も、記念に手ぬぐい買いました(^^)/。額縁に入っているのと同じデザインでした(;´・ω・)。カッコいいぜ!
大きい冷蔵庫、冷凍庫には、ジビエ肉や氷、酒やドリンク!
超美味そうだったので、信州中川村手作りりんごジュース購入!予想通り美味かった(^^)/。
栓抜きが必要なタイプでしたが、手持ちが無ければカウンターで開けてくれます。
他にも、ガス缶や着火剤、電池なども買えます。標高1,440mという立地なのに、充実(^^)/。
ちなみに、電波は悪いです。ギリギリ入ったり入らなかったり(^^ゞ。QRコード決済で支払いできるのですが、電波が入らないと使えない場合も(/ω\)。現金も用意しましょう。
Wi-Fi入れて欲しいです(^^ゞ。
さて、受付を済ますと、プリントを渡され、説明を受けます。
色々書かれていますが、特殊なルールは「山の上」という環境に対しての注意です。悪天候時の対応や、環境保全のお願いなどですね。良く読んでおきましょう(^^)/。
トイレ
受付の横にあります。
ウォシュレットではなかったですが、ホテルか?という位キレイです!
ちゃんと水洗ですので、臭くない(^^)/。循環浄化式というシステムで、水洗の水が濁っていたりしますが、正常みたいです。
水場・灰捨て場
「共有広場」にあります。屋根付きですね(^^)/。
キレイにしてくれている、シンク(^^)/。生ごみ、残飯などで汚さないようにしたいです。
これは、、、泥汚れ用かな?
灰捨て場もここ。このキャンプ場では、捨てられるのは灰だけ。ゴミは全て持ち帰りです!
各サイト
サイトは棚田のように段々になっていて上から順に「360」「空」「森」と別れています。
それぞれのサイトでテント数の上限が決まっているので、余裕を持ったスペースを確保できるようになっているそうです。
そして、すべて区画分けは無く、フリーサイトです。
フリーサイトですが、以下の通りスペースの制限が指定されています。
以下青地は、H.P.よりコピペです。
■グループサイト:約8×8mの範囲内で、テントx1タープx1、を1〜4名までで利用した時の料金です。4名を超える場合はもう1サイト確保してください。小さなテント1張まで同じサイトで追加料金にて対応可能です。(森サイトは1〜5名まで)
■ソロサイト:4×4m以内の範囲内で、ソロテントx1タープx1、を1名で利用した時の料金です。
4×4mの範囲に収まらない場合は通常サイトをご利用ください。
360
以下、各サイトの赤字説明文はH.P.からのコピペです。
キャンプサイトの最上段に位置する、広々とした360°の大パノラマサイト。中央アルプスと南アルプス、2つのアルプスを一望できるのはこのサイトだけ。
一番上のサイトです。広々で景色も良いので一番人気(^^)/。若干、他のサイトよりお値段が高いです。
最高の展望である山頂へ、一番近いです。この360サイトから階段を登ればすぐです。
デメリットとしては、吹きっさらしなので、風が強く吹く傾向がある事です。
空
中段ののんびりサイト。中央アルプスの絶景と、伊那谷の抜けるような眺望が楽しめます。水場、駐車場、トイレも、ほどよく近くて便利です。
360サイトのすぐ下です。赤字の説明通り、各施設に近いので便利な場所ですね(^^♪。
共有広場
共有部なので、テント設営や焚火はできないのですが、休憩スペースとして、誰でも利用可能です。
先述の通り、水場もここです。
山頂程ではないですが、ここからも伊那盆地を見下ろす景色が楽しめます。写真撮った時は雲が多くてよく見えていないですが(^^ゞ。
森
最下段は、アカマツやカラマツなどの木々に包まれるような、静けさが魅力のサイト。独立感があり、ゆったり自然に還る時間を味わえます。
一番下のサイトです。木々が正面にあるので、展望は期待できませんが、ある程度風を防いでくれるのは嬉しいポイントです。
静かに過ごしたい方や、グループでプライベート感を保ちたい時などに良さそうです。
陣馬形山山頂
東側に南アルプス、西側に中央アルプスと伊那盆地の展望があります(^^)/。後述します。
キャンプレポート
設営
黄色丸の位置に設営!山頂に一番近いからです(^^)/。今回の一番の目的は、山頂からの絶景写真なので。
さくっと設営完了。。。と言いたいところですが、風が強かったのでちょっと苦戦しました。ゆるキャン△で学んだ通り、ペグを打ちつつ設営(;´・ω・)。
テントは張り網も使ってしっかりと張りました。
地面は土で柔らかく、ペグも刺さりやすいです。地面は多少凹凸もありますので、上手く避けましょう(^^♪。
薪のコンテナが「物置き」として優秀でした(笑)。
焚火
薪は、針葉樹をコンテナハーフで購入して、しっかりと割って準備したのですが、、、
風が強く、火の粉が飛んでしまうので断念(/ω\)。
翌朝、9割残して受付に引き取ってもらいました。。。もったいないですが、強行するには危険だったので無理でした(^^ゞ。
天気予報では風が弱いはずだったのですが、やはり山の上は別格でした。
他の方は薪ストーブだったり「焚火陣幕」で上手く風を防いで焚火を楽しんでいました。。。圧倒的準備不足(/ω\)。というか、薪ストーブも、陣幕も、持っていないです。買った方がいいなぁ。
展望
設営後、雲が多かったのですが、夜から晴れる予報でした。
まだ曇り状態でしたが、とにかく一旦山頂へ。
木の階段を登ればすぐに山頂です!
登り口にある電波塔も良い味出してます。
山頂は展望台になっています(^^)/。
標高1,445m!
三角点。
展望図。山の同定下手なので、助かります。
望遠鏡。無料です。眼下の街も良く見えます。「ワルイ事してる奴はいねがー」。
段々晴れてきてくれました!南アルプス!
中央アルプスと伊那盆地。雲間から漏れる西日が神々しいですね(^^)/。
これはすごい景色だぁ。夜景も凄かったですし、翌朝はもっと晴れて絶景だったので、また後述。
夕飯
場内の写真を撮っていたら、夕暮れ時。
日が暮れて暗くなる前に、夕飯です。スンドゥブチゲ!豆腐と豚肉とアサリ!辛美味ぁ~!
日が暮れるのを眺めながら頂きます。
夜景
しっかり日が暮れました。この日は「おうし座北流星群」の極大(ピーク)だったので、流れ星も期待です。
焚火ができなかったので、夕飯後暇で。。。
寝袋に入り、テントから頭だけ出して、仰向けで空を眺めていたら、1時間で流れ星が3個見られました(^^)/。たまにはボーッと星空眺めるのも良いですね。
さて、また山頂へ。。。
いやぁ、最ッ高じゃあないですか!!中央アルプスが街明かりと星明りで挟まれています(^^)/。
しばらく見とれてしまいました。。。夢みたいな景色を眺められたので、良く寝られそうですZzz。
翌朝
3シーズン用の寝袋で、寒くなく眠れました。この時期にしては暖かかったです。朝方でも8℃位。
しかし、朝起きたら霧の中(;´・ω・)。。。
なんてこった…天気予報では晴れるはずなので、気を落とさず、朝食。
納豆ごはんと、ハムエッグ!映えないですが、見た目じゃあないんだ…(笑)。
日が昇り、一気に霧が晴れてきました!またまた山頂へ!
南アルプスが今度はちゃんと見えます!写真左側の高いシルエットが、標高日本二位の北岳を含む、白根三山の山塊…だと思う!きっとそうだ!
そして中央アルプス。
木曽駒ケ岳の千畳敷カールも良く見えます!
参考記事:憧れの千畳敷カールと 中央アルプス最高峰 標高2,956m「木曽駒ケ岳」①
眼福の極み(^^)/。最高の気分でしたが、後ろ髪を引かれながら撤収です。。。
まとめ
ここも、ゆるキャン△の聖地です。劇中では無料のキャンプ場でした。
実際、以前は無料だったようですね。今は有料となりましたが、その分とてもキレイに整備されているので、とても有難いです(^^)/。
天気も良く、流れ星も見る事ができ、大満足です!
ちょっとアクセスが大変な事と、風が強くなりがちというデメリットがありますが、それを差し引いても見る価値がある絶景!オススメです(^^)/。
ではまたーー。