
3月始め、キレイな花が咲いていました。時期的に「梅だよなぁ」と思いましたが、非常に暖かい日でしたし、河津桜のように早咲きの桜もありますので「もしかしたら桜?」とも考えてしまいました。
早春と晩春を彩る、日本の代表的な花ですので、ちゃんと見分けができるようにしたい!ということで、調べてみました。
花の付き方で見分ける
桜

桜は、枝の一つの節から花柄(かへい)という小さな茎が複数伸び、その先にそれぞれ花が付きます。

そのため、小さな花束のようにまとまった花が、枝からこぼれるように咲きます。

少し離れてみると、隙間なく咲いているように見え、ボリュームが感じられます。
梅

梅は、花柄が無いので、枝に直接咲きます。桜はまとまって咲きますが、梅は一つの節に一つの花が咲きます。

ポポポン、と可愛らしく枝に咲いている花は密集して咲かないので、離れてみるとスカスカとした印象もあります。
花びらの形で見分ける
桜

桜の花びらは、先が割れているのが特徴です。ハート型とも言えますね。
梅

梅の花びらは先が割れていないので、丸い形です。ちなみに、桜よりおしべ、めしべが目立って見えるのも特徴と言えます。
まとめ
桜と梅。記事掲載時、これから桜の時期が始まります。せっかくなので見分けがつくように(笑)。毎年見ているので、何となくわかるところもありますが、言葉にして区別できるかはまた別ですしね。
今年はどこに見に行こうかしら?ではまたーー。
おまけ
桜って、一斉に咲いて一斉に散ってしまうイメージがありませんか?
これは、日本で一番馴染みがあると言える「ソメイヨシノ」という桜が「そう」だからついたイメージだと思います。
このソメイヨシノは、1本の原木をもとに増やされたクローンです。原木を接ぎ木や挿し木で増やしたもので、同じ遺伝子を持っているので、同じタイミングで咲いたり散ったりするわけです。
なぜこんな増やし方をしたのかというと、ソメイヨシノは自分の花粉で受粉しないからだそうです。
結構有名な話かもしれませんが・・・知っているとちょっと楽しいです。
御坂妹を思い出す(笑)。