
はじめに
みなさん、サウナは好きでしょうか?
あまり好きではない人にとっては「何で暑いのを我慢してまで?」と思っているのではないでしょうか?
最近サウナブームがあったみたいで、注目されています。キャンプでもサウナテントを利用してサウナを楽しむ人も出てきた位です。
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ゆるキャン△でも番外編でサウナ体験するエピソードがありましたね。
さて、それでは…と、試してみるとやっぱり暑い!ですが、慣れるととても「健康的な気持ちよさ」を体験できるものです。
そんなサウナについて調べてみました。
サウナは何処で入れる?
先に書いたように、自前のサウナテントを利用してキャンプ場等で楽しむ強者もいるのですが、自分で一式揃えるにはちょっとハードルが高いかも?憧れますけどね(笑)。
一般的には「銭湯」や「スーパー銭湯」といった温浴施設で利用することが気軽で良いのかと思います(一部のカプセルホテル、ビジネスホテル等でも利用できます)。

町の銭湯では入浴料の他、200~300円位の追加料金で利用可能ですので、リーズナブルでオススメです。スーパー銭湯は施設が広くて休憩がとりやすいので、快適ですね。お好みに合わせて選びましょう。
基本的な利用の仕方

- 体を温める
- 体を冷やす
- 休む
- 1~3を3セット繰り返す
となります。
体を「温める⇔冷やす」を繰り返すこと(温冷交代浴と言います)で、血管が「広がる⇔狭まる」ことになり、血管がポンプのようになり、血流が良くなります。
効能
血流が良くなることで、血液が体の隅々まで行き渡り、以下のような効能が期待できます。
- 疲労回復
- 美肌効果
- 冷え
- 肩こり
- 腰痛
- 生理痛
- 不眠症
- 食欲増進
- 便秘
等々…。
そして、後述しますが「ととのう」と言われているディープリラックス状態になれるかも?
入浴でも温冷交代浴は可能ですが、入浴は水圧が体にかかるため、多少なりとも負担がかかります。
専門の医師監修の元が原則ですが、心臓の疾患など、入浴にリスクがある方にも比較的安全に利用できますので、実際に医療にも使われているそうですよ。
いいことづくめのような気もしますが、暑いのを無理しすぎると当然逆効果になるので、程々に。準備や具体的な利用の仕方など、次で触れて行きしょう。
準備

サウナに入る前の準備です。あまり神経質になる必要も無いでしょうが、気を配っておくとより楽しめるはずです。
水分を摂る
大量に汗をかきます。事前に水分を摂っておきましょう。アルコールは逆に脱水症状を引き起こすので、ダメです。
空腹、満腹は避ける
体力を使いますので、空腹だと、低血糖や低血圧が起きて危険です。また、交感神経が働き、消化が悪くなりますので、満腹もやめた方がいいでしょう。食後1~2時間後が良いそうです。
十分な時間を取る
じっくり堪能するには時間がかかりますし、気持ちよくて、うとうとしてしまうかも(笑)。余裕を持ちましょう。
しっかりと体を洗う
汗腺の汚れを落とすことで、より汗をかきやすくなります。さっぱりしてからの方が気持ちいいですしね。マナー面でも。
湯に浸かり、体を温める
冷えた体で入るより、汗が出やすくなります。寒い時期はより意識しましょう。
体を良く拭く
水滴が汗腺を塞ぎ、汗が出るのを邪魔します。また、濡れていると気化熱で体温を奪われ、損してしまいます。びしょ濡れはマナー的にも良くないです。

では、準備ができたところで、サウナ→水風呂→休憩と行いましょう。基本的には、ご自身が「心地よい」状態になれればそれで良いです。下記にて、それぞれ説明していきます。
サウナについて
80℃の場合、10分程を目安に体を温めましょう。
80℃10分というのも、一つの目安です。しっかり汗をかけたと思ったら無理せずに出ましょう。
サウナの温度は、その施設によって違いますが、大体80℃~90℃位の設定になっています。

また、補足として、サウナ室は上の写真のように、段々になっていて、上、中、下段では、温度が違います。
おおよそですが、1段で約10℃の違いがあるそうです。上段が90℃なら、中段80℃、下段70℃、といった具合です。
上段にいて暑すぎる場合は、無理せず中、下段に下りましょう。
温かい空気は上に行きます。頭が熱い!という人は「サウナハット」というものもあるので、利用するのもいいかもしれません。「のぼせ」防止にもなります。帽子だけに!
水風呂について
1~2分を目安に入りましょう。
体の火照りが取れたらO.K.です。水温も施設によってピンキリですので、あくまで目安です。
サウナから出てすぐに水風呂に入るのでは無く、まずは汗を洗い流しましょう。冷水を使う場合、心臓から遠い手や足の先から。順に体、顔、頭にもかけていきます。
そして水風呂に浸かるのですが、十分に体が温まっていれば、水と体の間に中間の層のようなものを感じられるはずです。

この中間にある層のようなものは「はごろも」とか「まとう」とか呼ばれています。水風呂が苦手な方も、この「はごろも」を感じられると心地よくなると思います。
休憩
大体5分位です。
体を冷やさないように程々に。
もしのどが渇いているようなら、無理せずに水分補給しましょう。
外気浴が可能な施設なら、外気浴が気持ちいいと思います。座ったり、横になったり、そこで可能な姿勢で、休憩しましょう。
この時、大量の酸素が脳に送り込まれ、快感ホルモンが分泌されます。つまり、気持ちよく感じるはずです。
以上を踏まえ、サウナ→水風呂→休憩を3セット繰り返しましょう。
もしかしたら、3回目の休憩の時に感じる快感がより深くなり、ふわふわした感じが強くなるかもしれません。
これが「ととのう」と言われている、とてもリラックスできている状態です。一回経験したら病み付きになってしまうかも?
ととのった後は、ちゃんと水分を補給しましょう!

まとめ
前々からスーパー銭湯が好きでしたが、どうしても水風呂が苦手で、セットでサウナも敬遠していました。なので、サウナの良さに気づいたのは最近です。
いやー、勿体なかったですね。まだ「ととのって」いない方、騙されたと思って、試して下さい!でも一回だと分かりにくいので、何回も試して下さい(笑)!
いつかキャンプ場でサウナしたいなー。ではまたーー。

