前回の続きです。
- 道の駅美ヶ原高原/登山口~牛伏山(コースタイム:15分)【済】
- 牛伏山~山本小屋(20分)【済】
- 山本小屋~美しの塔(15分)【済】
- 美しの塔~王ヶ頭(50分)
- 王ヶ頭~王ヶ鼻(20分)
- 復路/王ヶ鼻~南の崖側とアルプス展望コースを通り、道の駅へ(2時間)
美しの塔~王ヶ頭(おうがとう)(50分)
美しの塔を越えてからも、王ヶ頭の付近まで牧場が続きます。
歩いているだけで楽しいです(^^♪。
この辺りは「塩くれ場」と呼ばれています。茶臼山方面、三城牧場方面、アルプス展望コースとの分岐です。
昔から牛や馬たちに、病気にならないよう、塩分を与えるために利用された場所だという事が、名前の由来らしいです(;´・ω・)。
美しの塔から400m。
南へ行くと↑、アルプス展望コース方面。
アルプス展望コースは、その名の通りアルプスを眺める、とても景観が良いです。復路で利用する予定です。※こっち経由で王ヶ頭にも行けます。
アルプス展望コース方面に少し行くと、トイレもあります。念のため、いっとく?
分岐から、西へ行くと↑王ヶ頭ホテル~山頂へ行けるので、往路はそちらへ。
写真右に写っている、何本も電波塔が立っている場所が王ヶ頭ホテルです。丸見えで分かりやすい(笑)。
牧野の中を通り、目的地へ。
段々と近づいてきます。少し登り勾配がキツくなりますが、それでもおおむね、緩やかな道のりです。
かっこいい看板です(^^)/。来た道を振り返る形で撮影。バックの景色が”合成か?”という位絶景です(笑)。
そして、その看板の向こう側、一際目を引くのが、、、
王ヶ頭ホテル!!こんな高所にこんな立派なホテルが( ゚Д゚)!!
記事書いている時に知ったのですが、このホテル「日帰り温泉」もやってるんですね( ゚Д゚)!
あんまり水が豊富では無い場所なので、ちょっと驚きました・・・入浴してくれば良かった(/ω\)。
ホテルの前には、テーブルが複数設置されています。
・・・この眺めです!そして「ここ」に「この」テーブル!!「分かってますねぇ」感が強い(笑)。
これは「ここで昼飯を喰え!」という事だな(^^)/。おもむろに湯を沸かします。。。
普通の「棒ラーメン+ソーセージ」でしたが、”絶景バフ”がかかっていて、異常に美味い!!
お腹いっぱいになり、再出発(;´・ω・)9。ホテルの裏に回ると、、、
御岳神社の祠があります。
祠付近の標識。(王ヶ頭経由)王ヶ鼻0.9kmと書かれていますので、そちら方面へ。
すぐに辿り着きます!山頂を示す石碑!!美ヶ原の最高地点「王ヶ頭」の山頂!!2,034mです(^^)/。
これから向かう王ヶ鼻への道、、、さらに北アルプスをバックに…感動してしまいます(;´・ω・)。
王ヶ頭~王ヶ鼻(おうがはな)(20分)
まだ道は続きます。では、もう一つのピーク「王ヶ鼻」にも行ってみましょう(^^♪。
途中、やたらと広い道に出ます。車も時折通過していました。一般車は入れませんが、王ヶ頭ホテルでは王ヶ鼻までのガイドバスも出しているようです。他にも、整備車両などが通るのでしょうね。
相も変わらぬ絶景(^^♪。
後少し、、、
王ヶ鼻に到着です!!ほとんど勾配も無く、あっという間でした(>_<)。
こちらも立派な石碑!2,008m!!
2,000mを越える稜線…しかも絶景&ストレスフリーの歩きやすさ!距離が短いのが、むしろ口惜しいです(笑)。
山頂には少し盛り上がった岩場があります。
何本も石碑が立ってますが、なんなんでしょうね?そして、正面には北アルプスが”どーん!”と(^^)/。
こんな↑説明もありました。
日本百名山の3分の1近い山々を、ここから見渡せるらしいです( ゚Д゚)!!
いんやぁ、スゴい…息を飲むとはこのことか…
こんな↑日常外の景色ですが、ほとんどハイキング気分で来る事が出来るというのがまた嬉しいですね(^^♪
復路/王ヶ鼻~南の崖側とアルプス展望コースを通り、道の駅へ(2時間)
さて、復路は、北側の「美ヶ原自然保護センター」を経由するのが多分オススメです(;´・ω・)。多分というのは、美ヶ原自然保護センターに行っていないので(/ω\)。
高原の自然についての展示などを見られる施設みたいですね(>_<)。
美ヶ原高原の自然に心惹かれたなら、寄っていくと楽しめるかもしれませんね。
ですが、ここまでハイキング気分で来られたので、私はちょっと刺激を求めて(笑)、南側のちょっと勾配がキツい道を選び、通りました。看板の石切り場の方面です。ドMが顔を出ましたね(/ω\)。
しかし、、、道は細く、崖のそばを歩くのでちょっと危険。急坂もあり、なかなか疲れました。そういう意味では目的通り、刺激を得られましたが(^^ゞ。
そのくせ、展望は木々に隠れてしまっていたので、よほどのこだわりが無ければ、自然保護センター経由か、来た道を戻る形が良いかと思います(^^ゞ。
アルプス展望コース
さて、ちょっと失敗したなぁ…とか思いつつも、王ヶ頭の南辺りの分岐に出ました。上に電波塔が見えてますね。
ここを、アルプス展望コースの方へ。
おお~、こちらは、その名の通り、最高の展望!!
王ヶ頭ホテルの直下を通り過ぎます。
アルプスの展望も良いですが、この大草原も気持ちよい景色ですねぇ。
ちょっと雲が出て、風が強くなってきていたのですが、風でサァ~っと波打つ草原がまた清々しくて(>_<)。
道なりに進むと「(烏帽子岩経由)百曲り園地」という標識が出てきます。そのまま進みます。
烏帽子岩~
烏帽子岩という場所にたどり着きました。「これより先危険」と書いてありますね。。。行ってみましょう(;´・ω・)。
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、崖からせり出す形で先細りの岩場があります。
ここも、かなりの絶景!!王ヶ頭ホテルと北アルプス!
先っぽに立つと、なかなかの迫力!!「これより先危険」は、確かにその通り(>_<)。
楽しむ場合は自己責任で(;´・ω・)。
そこから先も、いくつかこの↑ような崖上の岩場があったりして、景色を堪能できます(^^)/。
ただ、この時本当に風が強くて(^^ゞ。踏ん張らないと体制を崩すレベル。ちょっと怖くて崖そばに行けなくなっていました。先に進みます。
分岐がありますが、覚えのある「塩くれ場」の方へ。戻ってきたようです(^^)/。
塩くれ場の牛たちも「おかえりなさい」と言って・・・ないですね(/ω\)。草に夢中だぁ(笑)。
塩くれ場のトイレに戻ってきましたね。
美しの塔、山本小屋…と来た道を戻り、、、
バイクを停めた道の駅に戻りました(^^)/。絶景続きで夢心地でした!
最後に「チーズinタルトバウム」(^^)/。道の駅で凍らせた状態で売っているので、オススメ!めちゃ美味いです(>_<)!
おまけ~周辺観光スポット
帰りにいくつか寄ってきたので、ご紹介です。
霧ヶ峰/車山「ニッコウキスゲ群生地」
同じく「ビーナスライン」にある高原「霧ヶ峰」。その高原の「車山」には、高山植物「ニッコウキスゲ」の群生地が広がります。
↓車山の登山記事はこちら↓
参考記事:霧ヶ峰の、穏やかな草原が広がる高原「車山(1,925m)」
例年7月上旬位が見頃です。なので若干ピークを過ぎていましたが、それでも写真のようなお花畑!時期でしたら、是非行ってみましょう!
群生地は車山肩駐車場からすぐなので、山頂まで行かずとも、見る事ができます。
こちらは「ころぼっくるヒュッテ」。ニッコウキスゲ群生地の目の前にあります。
時間外だったので、今回寄れませんでしたが、美味しいボルシチセットが有名な、オシャレな山小屋カフェです(^^)/。オススメ!
参考記事:霧ヶ峰高原、標高1,820mに建つ山小屋のカフェ「ころぼっくるひゅって」
片倉館「千人風呂」
ビーナスラインから諏訪湖の方へ下り、立ち寄り湯です!
片倉館は国の重要文化財です( ゚Д゚)!そして、その重要文化財で風呂に入れる!!
一度に100人が入れる広さのお風呂なので「千人風呂」…大分盛りましたね(笑)。
建物自体は古さがありますが、大理石造りでステンドグラスが施された巨大な風呂なんて、新感覚過ぎます(^^)/。浴槽の底には玉砂利が敷かれていて、それも面白かった!!
余談ですが、ゆるキャン△の聖地です。最近行く場所が、ゆるキャン△関連ばかりだったので、今回はそれに頼らずに行先を決めたのですが、、、後で気づいたら、ここも「聖地」でした(^^ゞ。
もはや逃げられないというのか!?
立石公園
諏訪湖を見下ろせる、少し高台にある公園です。
ご覧の通りの良い景色!!
アニメ映画「君の名は。」に出てくる”糸守湖”のモデル地になった事でも有名みたいですね(^^♪。
まとめ
夏になると、関東の都市部はアスファルトとコンクリートビル群、エアコンの室外機など、要因は色々あるのでしょうが、とにかく暑い!!
もう、日中出歩くのは危険だとすら言われていますが、、、
標高2,000mの高原は別世界でした(^^♪。絶景+快適温度!
そんな世界を堪能できる「美ヶ原高原」。最高過ぎるので、まだ行った事無い方は、是非足を運んでみて下さい(^^)/。
ではまたーー。
何年か前に「道の駅美ヶ原」まで行った事があります。あの頃はビーナスラインを走るだけで満足して帰ってしまいました。でも、そこから山歩きしたら、こんなに素晴らしい場所があるなんて知らなかったです!
次回は是非!
有名な場所のもう一歩先は、見落としがちですよね(^^ゞ