7月後半、平日。晴れのち曇り。都心では35℃越えの日が続いていましたので”避暑がてら”自然を楽しみに行ってみました(^^)/。
美ヶ原高原について
長野県松本市の東に広がる草原の高原台地です。主要なピークは王ヶ頭(2,034m)と王ヶ鼻(2,008m)で、最高峰は王ヶ頭です。
西側には北アルプスを望み、牧場としても利用されています。
また、日本一高所の道の駅(※道の駅美ヶ原高原)や、美ヶ原高原美術館といった施設もあり、冬季を除き、マイカーやバスで訪れることが出来ます。2,000mの高所にありながら、手軽なハイキングができるので、人気のある高原です(^^)/。
アクセス/ビーナスラインについて
ビーナスラインについて
美ヶ原高原へは、2,000m近い稜線を繋いで走る、日本屈指のスカイライン「ビーナスライン」を通ることで辿り着けます。
暑い時期でもとても涼しく、高原の景色の中を最高の気分で走れます(^^)/。この「道」自体が観光地扱いになっていますね。
アクセス
「道の駅美ヶ原高原」にバイクを駐輪したので、その道の駅までのアクセスです↓。
上の画像参照。道の駅美ヶ原高原の地図はこちら⇒長野県上田市武石上本入2085-70。
ルート概要
山と高原地図に準じてルートを書き起こしました↑。
青矢印の方向には、各山脈の展望がありますので、記事の内容と合わせて参考にして下さい!!
- 道の駅美ヶ原高原/登山口~牛伏山(コースタイム:15分)
- 牛伏山~山本小屋(20分)
- 山本小屋~美しの塔(15分)
- 美しの塔~王ヶ頭(50分)
- 王ヶ頭~王ヶ鼻(20分)
- 復路/王ヶ鼻~南の崖側とアルプス展望コースを通り、道の駅へ(2時間)
【コースタイム合計:4時間】
【距離:約12km】
【標高差:440m】
※数字はおおよそです。ご了承下さい(^^ゞ。
道の駅美ヶ原高原/登山口~牛伏山(15分)
道の駅美ヶ原高原/登山口
素晴らしい天気の中、バイクを走らせ、、、
AM10時頃、道の駅美ヶ原高原に到着!!平日ですが、車もバイクもたくさん停まっていました!大人気です(^^)/。
それもそのはず、気温は20℃(^^)/。快適過ぎる!!
さすが、標高1,981m!ここは「日本一標高の高い道の駅」なんだそうです!
今回の最高地点「王ヶ頭」は標高2,034m。
ほとんど標高差が無いですね。アップダウンはありますが、ゆるやかな勾配のハイキングになりそうです(^^♪。
※高低差的にちょっと物足りないと思い、復路は南側の崖側を通ったのですが、あまりオススメしないです(笑)…後述します(^^ゞ。
では、登山口へ。矢印の方へ向かいます。
道の駅のトイレがあります。出発前に用足しを。さらに奥(矢印)へ・・・。
ここが登山口ですね。
歩きやすい木道を登って行きます。
すでに草原の具合が絶好ですね(^^♪。
右側に何やらオブジェが見えていますが、これは「美ヶ原高原美術館」の作品です。広大な敷地に、屋外展示されているのですが、これがまた見ごたえあります!
美術館には道の駅から入場できるので、ご興味あれば!!
そんな美術館を横目に、緩やかに登って行くと、すぐに「牛伏山」というピークに出ます。
牛伏山
牛伏山(1,990m)の山頂が見えてきました!
正面に見えるのは北アルプスと中央アルプス!
ぞくぞくする景色です!見渡す草原の中に何本も塔が立っている場所が見えますが、あれがこれから向かう「王ヶ頭」で、王ヶ頭ホテルがある場所です(;´・ω・)。
山頂は「牛伏山園地」となっていて、ベンチもあります。
道の駅からゆっくり歩いても15分位なので、道の駅や美術館目当てで来た場合も、ちょっと足を延ばしてここまで来ることをオススメします!天気よければ、ご覧の絶景が拝めます!!
ここでランチも最高じゃあないですか!?
こんな↑看板もありました。
元々は針葉樹林だった、という事ですかね?
・・・そう、この園地に限らずですが、美ヶ原高原は見渡す限りの草原になっています。これは自然環境だけではなく、人の手で野焼きなどの管理をして保たれている景観らしいです。。。感謝ですね(>_<)!!
さて、これからこんな草原とアルプスを眺める景色の中を練り歩く感じになります(;´・ω・)。エヘヘ。
山頂からちょっと引き返した所に、分岐と標識があります。山本小屋の方へ。
牛伏山~山本小屋(20分)
進行方向の景色。写真中央に見えるのが山本小屋ですね!見晴らし良好です( ゚Д゚)。
牧野を保護するためだと思いますが、歩行路は決まっています。緑の中を真っ赤なポルシェで走る事はできません(ネタが古いかしら?)。
いやぁ、しかしタマらんね。むしろこの道がエモいまであります。
途中、こんなの↑もありました。
ふるさと館
牛伏山から下ってくると、まずはこの「ふる里館」が見えてきます。
写真の通り、駐車場もあるので、道の駅ではなく、こちらに駐車する事も可能です。
ふる里館では物販と軽食もありました(^^)/。トイレもありますが、有料ですのでご注意を。
必要ならば補給を済まし、再出発!
牧場~山本小屋
牛がいる!!
牛に触ったり、柵の中には入れませんが、間近で見る事ができます。
最高ですね。ちょっと臭い(笑)。
そんな中、山本小屋が見えてきます。いわゆる山小屋です。
宿泊者はここまで車で来られるみたいですね。ここは星がとてもキレイに見える場所なので、それ目当てで「山本小屋」や後述の「王ヶ頭ホテル」に宿泊する方も多いそうです。
山小屋には珍しく、完全予約制、完全個室!
残念ながらテン場が無いんですよねぇ。こんな場所でテン泊できたら最高なんですが…。
山本小屋~美しの塔(15分)
引き続き、牧場
山本小屋の先にも、牧場か続きます。
ほとんど牛でしたが、ポニーもいました。餌用の人参もありました(>_<)。
人が来ると柵から首を出してきます。餌くれると思うんでしょうね(笑)。
山本小屋の少し先にも、食事をとれるお店が出ていました(^^)/。
鹿肉カレーや、牧場ソフトクリームなど…たまりませんねぇ。
牧場の中を通る砂利道を進みます。
牛たちは、柵内ではありますが、放し飼い状態です。めちゃくちゃ広いので、牛は至る所にいるというよりは、10匹前後のグループがまばらにいる感じですね。
なので、ギュウギュウ(牛だけに)ではないのが、また開放感があって良いです。
アルプスや八ヶ岳、富士山が見える景色をバックに、この牧歌的な雰囲気は素晴らしいです(^^)/。
美しの塔
そんな道中にある「美しの塔」。この高原のシンボル的なモニュメントです!
美ヶ原高原は濃霧になる事が多いらしく、その対策として建てられたのが、霧鐘を備えた避難塔である、この「美しの塔」なんだそうです( ゚Д゚)。
人とのサイズ比較↑。めちゃくちゃデカいものでは無いのですが、、、
こんなキレイな場所に立っているので、すごく神聖なもののような気がしてくるので不思議です( ゚Д゚)。
裏側から中に入る事ができ、鐘を鳴らせます(^^)/。濃霧の時はこれを鳴らして場所を報せたんでしょうね。
ちなみに、山本小屋の創設者「山本俊一」の顔のレリーフが埋め込まれています。
星がキレイな場所…と、先述しましたが、この塔の付近が人気のフォトスポットです。
この塔と、奥に見える王ヶ頭ホテルを入れ込んだ「星景写真」とか、いつか撮ってみたいものです!
長くなりすぎるので、ここで一旦切ります。次回に続く!!ではまたーー。