前回の続きです。
二日目
大島温泉ホテル/朝食・出発!

昨晩は夕食後、もう一度露天風呂に入った後、早々に布団に入りました。
流石に疲れていましたねぇ(^^ゞ。
なので、早寝早起き!朝日と共に目覚めます(^^)/。6:00起き…言う程早くないか(笑)。
朝食は7:00からなので、また露天風呂(^^♪。温泉は朝5:00から入れるので、ありがたいです!
時間になったので、朝食の会場へ。
ホテルの朝食は「和定食 or バイキング」で、自分で選ぶことはできないです。

この日は「バイキング」でした。写真のように並んでいる料理から、好きなものを取って行きます(^^♪。

きんぴらごぼうや煮物、ひじき、しらす…といった和風や、スパゲッティやスクランブルエッグなどの洋風など、選び放題!パンもありました(^^)/。
写ってませんが、サラダやみそ汁、デザート(杏仁豆腐だったかな?)も。
個人的には、牛乳とオレンジジュース、コーヒーが飲み放題で嬉しかったです!
今日はひたすら自転車を漕ぐので、炭水化物をしっかり(;´・ω・)9。朝からご飯もおかわりです!

それとですねぇ…このホテルは、屋上の「三原山テラス」に出られます(悪天候時は閉鎖)。朝食後に、ちょっと屋上へ。

今日も風が強い!あまり長くは居られませんでしたが、、、

三原山を一望できます!御神火様に、最後の挨拶です(>_<)!
寒くない季節で風が弱ければ、のんびりと出来そうな場所ですね(^^♪。
それにしても、風が強いけどもフェリーはちゃんと出航するのだろうか?ちょっと心配です( ゚Д゚)。
当日のフェリー出航状況は、東海汽船のH.P.で確認できます。ホテルでも朝の時点の情報がロビーに張り出されていました。とりあえず、ホテル出発時では予定通り出航見込み、、、一安心(;´・ω・)。
また、出航する港が何処かも、確認が必要です。元町or岡田。確認してみると・・・本日のゴールは岡田港です!!
元町港だったら、多少ゴールが近かったのですが(^^ゞ。。。この時期は潮の流れなどで、岡田港になりがちらしいです。
本日のコース/シミュレーション

- 大島温泉ホテル
- 筆島 見晴台(観光スポット)
- 波浮港見晴台(観光スポット)
- トウシキキャンプ場(キャンプ場見学)
- 地層大切断面(観光スポット)
- 元町港(昼食)
- 愛らんどセンター 御神火温泉(日帰り温泉)
- 岡田港(フェリー出航場所)
主に立ち寄る場所は上記の通り。日帰り温泉は時間の猶予があったら寄ろう!という計画。
出発前に、所要時間の計算です。岡田港からのフェリーは14:30発の大型客船に乗る予定です。
距離39.2km。GoogleMAPによると、自転車で2時間25分かかるようです。

高低差はこんな↑感じです。
大島温泉ホテルから一気に下って、昨日立ち寄った「サクラ株」の付近から、大島一周道路に入り、南へ向かいますが、そこからの登りがキツそうです(^^ゞ。登ったら、筆島まで、長い下り。
筆島に下ったら、島の西側を北上。まあまあフラットな道になりますね。大切断面の手前でちょっと登りかな?
下りがメインなので、大体予想時間通りに行けそうな感じです。
ふむ…多少余裕を見て、移動で3時間かかるとして、各スポットで観光&昼食で、ざっくり2時間・・・合計5時間。
ホテルを8:30に出発すれば~13:30に岡田港に到着。フェリー出航1時間前。
程よく余裕もあり、ちょうど良さそうですね。
という事で、ホテルで朝食後、荷物整理をしながら、時間調整。8:30頃、出発です(>_<)!!
大島温泉ホテル~

昨日も通った「あじさいレインボーライン」。昨日は登りだったので苦労しましたが、本日は下りなので、楽チン(^^)/。
たった15分足らずで、、、

大島のサクラ株に到着!
自転車での下り坂は爽快!!ですが、スピード出過ぎてちょっとカーブが怖いです…30km/h越えてくると、ちょっと怖い(/ω\)。
2輪の下り道はバイクで慣れている気でいましたが、バイクと違ってエンジンブレーキが無いからか、やたらと怖かったです(^^ゞ。やはり別物ですね。

サクラから少し進むと、大島一周道路に合流しますので、右(南)へ。

そしてまた登り返しです(^^ゞ。また自転車降りちゃう(/ω\)。
月と砂漠ライン


筆島への途中に「月と砂漠ライン」の入口があります。
ここは、裏砂漠の展望所近くまで、車や自転車で向かう事ができる、人気の道です!
三原山登山でも裏砂漠(風の丘)に足を踏み入れたので、今回は見送り・・・したのですが、風の丘付近とは、また違う景色が見られるらしいので、行っておけばよかったかなぁ?

月と砂漠ラインの入り口を通り過ぎると、やがて下り坂に。海が近くなってきました(^^)/。
この下り坂もスピード出るぅ~~( ゚Д゚)!ブレーキかけつつ、下って行きます。
筆島 見晴台
長い下り坂の先には「筆島 見晴台」というスポットがあります(^^)/。

数台ですが、車を停めるスペースもありました。

文字通り「筆島」が良く見える展望所ですね。筆島は、写真↑の海から「にょき」っと生えているような、細長い岩のようなモノです。

その「筆島」とは何か?説明看板にある通り、この筆島、元々は「大島」より古い火山島だったそうです( ゚Д゚)!
火山活動を終えた筆島火山は、波や雨に削られ、小さくなっていきました。そして、近くの海底から新たに誕生した「大島火山」の度重なる噴火に取り込まれ、一つの島に。
ですが、その後も筆島火山は削られ続け、現在の、、、

「筆の穂先」のような部分が残ったという事です。
この「筆の穂先」、ただの岩のように見えますが、筆島火山の「火山のマグマの通り道(火道)」が残った姿らしいです( ゚Д゚)!
雨や波の浸食に耐えるその姿から、別名「神の宿る岩」とも呼ばれる、超パワースポットです(^^)/。

また、筆島の対岸の赤みがかった部分は、大島に取り込まれた「筆島火山」の内部が露出しているモノです。「火山の中身」が見えていると考えると、これまたすごいですよね(>_<)!!
波浮港 見晴台
筆島からすぐです。

波浮(はぶ)港見晴台です。
風強くて自転車が自立してくれないので、横倒し(^^ゞ。
下記赤字、H.P.よりコピペ。
島の南部にある波浮港は島の中でもノスタルジックな風情ある漁港で、ゆっくり散策してみたくなるエリアです。
波浮の港は元々は「波浮の池」と呼ばれる火口湖でしたが、寛政12年(1800年)に秋廣平六(あきひろへいろく)の指揮のもと波浮港掘割工事が開始され、翌享和元年(1801年)に増浚工事が完成、波浮港が開港となりました。火口湖の地形を活かした静かな湾の良港となり伊豆諸島の廻船や東西の廻船にとって航海の安全と多くの利便性を与える場所となり、多くの船で大変賑わいました。
また、波浮港には数々の文人や画家などの文化人も多く訪れ、様々な人々が行き交う活気溢れる場所となりました。そんな場所も時代の流れとともに静かな場所へと移り変わり、今では訪れた人々にどこか懐かしい印象を抱かせてくれる人気スポットとなっています。
という場所です(^^♪。
H.P.見ると魅力的なお店がたくさん!…なのですが、この時まだ9:00過ぎ位だったので、あまり開いているお店がなさそうでした。
港に降りるのも、結構時間かかるみたいですし、残念ながらスルーです(/ω\)。

見晴らし台からキレイな港を見渡して、今回は良しとします(^^ゞ。
さて、この波浮港付近を走っている時、島中に「本日のフェリーについて」の放送が流れていました。
本日発のジェット船、強風のため、欠航になったようです( ゚Д゚)!
私が予約している「大型客船」はセーフ!危ねぇ(;´・ω・)。帰れなくなる所だった(^^ゞ。
トウシキキャンプ場~
波浮港見晴台から自転車で数分です。


伊豆大島のキャンプ場「トウシキキャンプ場(大島トウシキ野営場)」に到着です(^^)/。
今回の「伊豆大島一周」、本当はこのキャンプ場で一泊する計画をしていたのです。
ですが、冬だと防寒装備が増えるので、自転車旅には不向き。そして、三原山登山を組み込むと宿泊場所が「ここ」というのはちょっと予定を組みづらい…との判断で、ホテル泊にしました(^^ゞ。
つまり、あきらめた訳ですが未練たらしく・・・特に用は無いんですが(笑)、ちょっと見学に立ち寄りました。

利用料は無料(^^)/。
ただし、事前予約は必須!予約はH.P.から可能です。
キャンセルの場合、キャンセル料は発生しませんが、必ず連絡!
管理人は常駐しないので、基本的には無人みたいですね。なので、チェックインやチェックアウトの時間制限や手続きも不要!

場内にあった全体図はこんな↑感じ。

H.P.の画像↑の方が分かりやすいかな?

広い駐車場(;´・ω・)!!


テントサイトは広々!!予約上限は20組までらしいので、充分過ぎる広さです。



ゴミ捨て場、水場、トイレ、、、

シャワー(冷水のみ)もあるじゃあないか(^^)/。夏場、すぐ近くのトウシキ遊泳場で遊んだ後に使いたいですね(>_<)。

ただ、ここは海沿いな事もあって、風が強い!!
(・・・なんだかずっと「風が強い」と言ってますね(^^ゞ)
テントサイトの海側には写真↑のような防風の柵がありますので、多少は緩和してくれていますが、それでも「風が強かった」!!!
この時、テントが吹き飛びそうな強風でした。宿泊する時は注意ですねぇ(;´・ω・)。利用する場合、天気予報で風の強さは必ずチェックです!

さて、防風柵の向こう側に回ると、、、

この絶景!!

「イマサキ」というビューサイトです(^^♪。
柵があるので、テントサイトからこの景色が見えないのは残念ですが、それでも素晴らしい場所!
次に大島来るとしたら、このキャンプ場に泊まりたいです(^^)/。

さて、トウシキキャンプ場から、島の西側を北上します。
また言っちゃいますが「風が強い」!北西の風だったので、島の西側は特に風が強く感じられます。しかも向かい風!キッツい(笑)。
この島では「向かい風が強くて…」という遅刻の言い訳が認められるんじゃあないか?
地層大切断面~

そして到着!!この島指折りのフォトスポット「地層大切断面」です(^^)/。
H.P.によると、高さ約24m、長さ630m!!
一万五千年もの年月をかけて積もった「大地の年輪」( ゚Д゚)!!昭和28年の大島一周道路の建設工事中に偶然発見されたらしいです。

また、この見た目から、別名「バウムクーヘン」と呼ばれています。

確かに(笑)。美味そう(;´・ω・)。

駐車場所もありますので「路駐」せず、安全に撮影可能です。

バス停のデザインもユニークですぜ(^^)/。
・・・お腹減ったな(;´・ω・)。昼食を食べに、元町港に向かいます!
伊豆大島火山博物館

元町港を目前にして、右手側に見えてきますが、、、写真の通り、閉館中でした(/ω\)。
2024年3月から、リニューアル工事のため閉館という事です。
以下赤字、H.P.よりコピペです。
1986年の伊豆大島の噴火の記録を中心に、伊豆大島火山の歴史や火山噴火のしくみ、火山災害の種類とメカニズム、監視・観測体制や防災対策、日本や世界の主な火山について学べる火山専門の博物館です。火山・噴火に関する過去の記録や最新情報を総合的且つ科学的に処理することで今後発生するであろう噴火災害に対する防災につなげていくために伊豆大島火山博物館は設立されました。
という場所でした。リニューアルが完了したら、パワーアップして戻ってくるのでしょう(^^)/。

以前来た時の写真です↑。
前回、大島に来た時に博物館を見学しました。
上の赤字の通り、1986年の噴火の記録を中心とした展示で、当時の噴火の映像などが流れていて、見ごたえがある内容だったと記憶しています。復活待ってます(^^♪。
元町港で昼食と、日帰り温泉
かあちゃん

H.P.(無い?) 地図
バウムクーヘン見て余計にお腹減っちゃいました(笑)。時間もお昼時。元町港の「かあちゃん」という店で昼食です。
すぐに座れましたが、結構混んでました(;´・ω・)。お昼時でしたしねぇ。
落ち着いた感じのお店ですが、見る限りワンオペっぽいので、混雑時は提供に時間がかかるかも?なので、時間に余裕を持って来店したいですね。。。この時の待ち時間どうだったかな?そうは行っても、20分位だったかな?
生け簀や船の模型などが飾られ「漁師めし」を思わせるような店内でした。今回は客が多くて店内写真撮ってないですが、、、
前回も利用させてもらったお店なので、当時の写真です↓。


そんなに大きくは変わってなかったと思います。

魚介類がメインのメニューです(^^♪。前回は、、、


大島名物「べっこう寿司」を頂きました!伊勢エビ(だったかな?)の味噌汁付き!
べっこう寿司とは、お魚の切り身を特製の唐辛子醤油につけたものを寿司にしたものです(^^)/。
酢飯の甘みと唐辛子のピリッとした辛み、そして魚の旨味、とても美味しい、大島を代表する料理ですね。

前回はべっこう寿司だったので、今回頼んだのは「磯らーめん」!!
サザエ、エビ、イカ、旬の海草類など、海の幸がたくさん!
「らーめん」ではありますが、主役はこれらの魚介類でしたので、らーめんというより「鍋」のようなイメージがしました(;´・ω・)。そして、美味い(^^)/。
愛らんどセンター 御神火温泉

食事を済まして、まだ13時前だったので、また温泉(^^)/。
今度は、元町のもう一つの日帰り温泉「元町 浜の湯(H.P.)」に行こうかとも思いましたが、13時からの営業なので、開店待っていたらちょっとフェリーがギリギリになりそう。。。
という事で、御神火温泉をリピートです♨
何だかんだ40km近く走ってきているので、冬とはいえ汗かいてます。ここでさっぱり(^^♪。
・・・岡田港までまた30分程かかるんですけどね(/ω\)。。。
岡田港にも温泉あるといいのになぁ~。
岡田港
前日もフェリーが着港した場所に、また戻ってきました(^^)/。
「大島一周」無事ゴールです(>_<)!!

少し時間が押して(温泉でゆっくりしてしまった(^^ゞ)、14時頃到着!!出航30分前の到着だったので、ギリギリ。乗船準備にバタバタしてしまいました(^^ゞ。
(どうせギリギリなら浜の湯に行けばよかったかしら?)
写真↑の建物が待合所になっています。中にはレストランや、お土産などが買える売店などもあります。
フェリーの発券手続きもこちら↑ですね(;´・ω・)。
時間が無く、フェリー内で食べたいおやつを仕入れただけ~(笑)。
竹芝着は19:00予定なので、4時間半の船旅!多分お腹減るので、おやつ等は必要かと(>_<)。

心配だった東京行きフェリーの出航ですが、大型客船以外は全滅(/ω\)。本当、危なかったぜ。
ジェット船は、ジェットエンジンで海水を吹き出し、海水から揚力(浮き上がる力)を得て「飛ぶ」システムなので、比較的、悪天候に弱いんでしょうね(^^ゞ。

ちょっと慌ただしく、、、出航~~!!!
楽しかったぜぇ~~(^^♪。
まとめ
今回の旅の目的「伊豆大島で描こう!大きな二重丸!!」・・・結果、どうでしょうか?
GoogleMAPのタイムライン機能を見てみると、、、

・・・くそぅ、仕事しろよ(笑)。GPS付きのサイコンとかあった方がいいのかしら?
まあ、こんなデジタルの結果はいいんですよ。実際、私は二重丸を描けたんだ(>_<)!!
さて・・・本島に比べれば小さい島ですが「火山」や「砂漠」など、大地の偉大さを身近に感じられる、ダイナミックな島でした!
そして、海を越えて、いつもとは「違う土地」だと感じられる島の中、、、レンタカーで「観光」も間違いなく楽しいでしょうが、自転車で、苦労もしながらの道中は「旅」になりました(^^)/。
苦労も楽しい「旅」ですが、ケガや、自転車の故障、交通事故など、大きなトラブルも無くて、それも良かったです。
そういえば、今回は筋肉痛にならなかったんですよ( ゚Д゚)。多少は慣れたという事でしょうか?
これからもバイクが中心なのは変わらないと思いますが、自転車旅も差し込んでいきたいです!
ではまたーー。
