前回の続きです。

南沢あじさい山

あじさい山へ

寄り道と、昼食も堪能したので、今回のメイン「南沢あじさい山」へ向かいます。

お休み処松葉から、約1kmでこの↑分岐に戻ってきます。この分岐から、後600mです。

その間にも、あじさいがキレイに咲いている所もありますので、ゆっくり、楽しみながら歩けると思います。

やがて専用の駐車場が見えてきます。もう少し!

シーズン中だけだと思いますが、お弁当やお菓子なども販売していました。

駐車場の傍らに「深沢小屋」という飲食店もあります。H.P.が無さそうなので、あきる野市観光協会の、紹介ページを。あじさい山だけ見に来た方は、この近辺だけで食事もできるので便利ですね。

あきる野市観光協会/深沢小屋紹介ページ

受付

とうとう看板の表記も「0m」に(^^♪。到着です。

先ずは受付へ。入山料500円(小人300円)を支払うと、支払い済みの目印として紐のリングをもらえます。手首等に着けておきましょう。※最後は受付に返すので無くさないように。

↑手振れが恥ずかしい↑(^^ゞ

受付時に、スタッフの方が簡単に案内してくれます。&、こんな地図も場内にありますので、合わせて参考に。

ちゅういっちゃんの池

受付のすぐ横にあります。

ちゅういっちゃんの池には、鯉がたくさん。池の前に鯉のエサが置いてあるので、池に撒くとバシャバシャと寄ってきます(笑)。

ちなみに「ちゅういっちゃん」とは、このあじさい山に一万株のあじさいを咲かせた、その人のこと(^^)/。南沢忠一さんです。

ドライフラワー工房cazue

池の奥にはちゅういっちゃんの家があり、さらにその奥の2階は「ドライフラワー工房cazue」があります。

画像:H.P.より

どんな所?というと、こんな所です。上の画像を参照して下さい。

色とりどりの花束とは違った、落ち着いた魅力があります。

値段は可愛くないですが(^^ゞ。※これは大きいモノ。もう少し小さいのもありました。

こんなのが似合う家に住みたい(笑)。

ここに来る前に寄った「松葉」にも飾ってありましたね。

天然モノなので、段々と朽ちていきます。最後は土に還るというのも、なんだか儚いですなぁ…。


店から1階に下りた正面には、アライグマが飼われていました(^^)/。近づくと檻の奥に逃げられました(^^ゞ。

あじさい山入口

さあ、受付の付近から、入口へ。

整備されていますが、山道ですので、足元注意です。入口には杖として利用できる木の棒が用意されていますので、必要な方は持って行きましょう。

両側をあじさいに囲まれながら、散策することになります。丁度満開ですね。最高(^^♪

あじさいの種類

たくさんのあじさいが咲いていますが、良く見るといくつか種類があるようです。受付でもらったパンフレットの説明と、撮った写真を元に、ここでも軽く紹介を。

【ガクアジサイ】あじさいの原種となるあじさいです。額縁のように花がかこっている様に見えることが由来です。

【ダンスパーティー】八重咲きの華やかなあじさいです。

【てまりあじさい】代表的な、ボリュームのある丸っとしたあじさいです。土のph(ペーハー)度で色が変わります。酸性土壌だと青い花、中性~アルカリ性だとピンクの花になるそうです。

【アナベル】存在感たっぷりの白いあじさいです。咲き始めはライムグリーンです。

あじさい山散策

もうね、写真が本当にブレブレで恥ずかしいんですが、地図の矢印通りに周ります。対岸ルートコースを周りました。約40分のコースです。

場内は一方通行&左側通行です。ついついお花に見とれてしまいがちですが、他の人の妨害をしないように譲り合いながら散策したいですね。

座って休憩が取れる場所もあります。

足元を注意してみていると、こんなのも。歴史を感じます。10年毎に設置されていたと思いますので、探してみて(^^♪。

対岸ゾーンへ。本道より道が狭い分、少し歩きにくいですが、こちらもキレイ。

端まで行くと、橋を渡ってUターン。本道に戻ります。

Uターンしないで、そのまま進むと、金毘羅山や瀬音の湯へ続く登山道に入ります。瀬音の湯はあきる野市のスーパー銭湯。秋川渓谷の絶景も楽しめる、温泉施設です(^^♪。

なるほど、ここから温泉まで歩いて行くのも楽しそうですねぇ。とはいえ、本日はあじさいを見たいので、素直にUターン(^^ゞ。

ふと、上を見上げると、背の高い木々がたくさん!!!山の中だから当然なのですが、そんな中でもあじさいにしっかりと日の光が届いているというのは、実はスゴイことですよね。

あじさいだけではなく、しっかりと木々の剪定もしているから、なのだと思います。

「戻り」は下り。山の斜面にあじさいが咲いているのを見渡しながら下ります。

ぐるりと周って、充分に楽しんだら、受付に紐リングを返して終了です(^^)/。

まとめ

日帰りでしたが、あきる野市を楽しめました!!

やっぱり、こういう季節ものは楽しいですね。アウトドア観光の醍醐味です。

さて、あじさい山の受付に戻った時、「ちゅういっちゃん」こと、南澤 忠一さんが受付そばの椅子に座っていました。

登山靴を履いて、ザックを背負っていた私が目立ったのか…「この近くに有名な大木があるんだけど、見たかい?」と話しかけてきてくれました。もちろん見てきました!と、二言、三言、短い会話をした後、「あじさい山素晴らしかったです、ありがとうございます」と、直接お礼が言えたのが嬉しかったですね。

南澤さんも笑顔で応えて下さり、優しい方なんだろうなぁ、という印象でした。

90歳(!)を越えても元気そうでしたが、高齢になってきたので、これからも同じように整備して行くのは大変かもしれません。ですが、このあじさい山を引き継ぐ若い方もいらっしゃるようなので、一安心でしょうか?今後もあじさい山が在り続けて欲しいですね。

また来たいです!ではまたーー。