1月半ば。平日。初登山!登りはじめは快晴でしたが、登頂のタイミングで雪がパラつく天気…とても寒い日でした(^^ゞ。

筑波山について
古くから「東の筑波、西の富士」と言われ、山頂付近は御幸ヶ原を挟んで、最高峰の女体山(877m)と、男体山(871m)の双耳峰を形成している山です。
日本百名山の一座で、その中で一番標高が低い山としても知られています。
つつじが丘の登山口~女体山山頂の登山道には、様々な奇岩が連続し、登山者を楽しませてくれます。ケーブルカーやロープウェイもあるので、気軽に山頂まで行く事も可能です。
また、山頂からの展望はふもとのつくば市、土浦市はもとより、遠く関東平野を一望することができます。夜景もキレイで、デートスポットとしても人気があります。
アクセス
比較的交通の便は良く、色んなアクセス方法や登山口があります。筑波山ケーブルカー&ロープウェイのH.P.を参照するとわかりやすいです(^^)/。
筑波山ケーブルカー&ロープウェイのH.P./アクセスのページ
つつじが丘登山口へのアクセス
私は「つつじが丘」の登山口を利用しました。
筑波山つつじが丘駐車場住所:茨城県つくば市小幡1(地図)
【バスの場合】つくばセンター(つくば駅)~関東鉄道バスで約50分。
【マイカーの場合】近くの高速道各I.C.からおおよそ40分。
バイクでの筑波山へのアクセス/注意点
ただし、バイクの場合、周辺には二輪車通行禁止の道があるので、注意が必要です。
(2024年1月時点の情報です)

この↑標識がある場所は通行できません。無理に通行すると、ちゃんと捕まりますので気を付けて!
以下赤字、日本二輪車普及協会H.P.からコピペ。
しかし、二輪車で筑波山の観光を楽しむとなると、ちょっとわずらわしい思いをすることになる。この一帯はローリング族(峠道を周回する違法競走型暴走族)対策のため、二輪車の通行を厳しく制限しており、走行できる路線が限られているからだ。
たとえばパープルラインのうち、旧「表筑波スカイライン」の部分は二輪車が終日通行止め。旧「筑波スカイライン」の部分は、19時~8時を二輪車通行止めとしている。また、土浦市方面からパープルラインにつながる「フルーツライン」も、二輪車は終日通行止めとなっている。
こればかりでなく、つくば市の「筑波参道入り口」から筑波山へ向かう県道42号は、19時~8時を二輪車通行止め。湯袋峠から筑波山に向かう農道は、終日の二輪車通行止めだ。
と、なっています。では、現実的にどこを通れば良いか?…ですが、、、
次の地図は、土浦北I.C.~で、あくまで私が選択した迂回ルートですが、参考にして下さい。

黄色の通りは二輪が通り抜けできません。
濃い青のルートなら通れますが、これも、19時~8時は通行禁止になる箇所があるので、日中に通りましょう。夜はバイクで来ない方が無難です(/ω\)。
GoogleMAPでは「筑波山神社」を経由地にすると、濃い青のルートを選んでくれます。
せっかく遊びに来たのに通行禁止に入ってしまい、白バイに捕まってしまった…なんて事が無いよう、気を付けて下さい(^^ゞ。
コース概要

山と高原地図に準じてルートを書き起こしました↑。

つつじヶ丘の駐車場をスタートし、女体山~男体山…女体山に戻り、ロープウェイで下山しました。
- つつじヶ丘~弁慶茶屋跡(コースタイム:50分)
- 弁慶茶屋跡~女体山(50分)
- 女体山~御幸ヶ原~男体山(30分)
- 男体山~御幸ヶ原~女体山ロープウェイ駅(30分)
※女体山から、ロープウェイにて下山~つつじヶ丘(所要時間:6分)
【コースタイム合計:2時間40分】【距離:約4km】
【標高差:349m】
※標高差は、つつじヶ丘を528mとして計算。ロープウェイの時間、距離は含んでません。
あくまで私が通ったルートです。他にも多彩なルートがあります!ケーブルカー&ロープウェイH.P.には登山ルートなどの紹介があるので、参照してみてください(^^♪。
つつじヶ丘~弁慶茶屋跡(50分)
筑波山つつじヶ丘駐車場

午前10時頃到着!とても広い駐車場です(^^)/。

収容台数は400台位!。一日の駐車料金は、車は500円、バイクは200円です。
このつつじヶ丘にはバスでもアクセスでき、登山口がある場所です。また、ここからロープウェイが女体山山頂まで繋がっているので、とても人気のある取付き場所です。
ロープウェイ・レストランなど

レストランやお土産屋、、、

そして、先述の通り、ロープウェイ乗り場が駐車場に併設。

始発と終発の時間はこちら↑。レストランや売店の営業時間も、これに合わせているそうです。
夜景観賞のために、遅い時間に運行している時もあるので、H.P.をチェックですね(^^)/。
写真忘れてましたが、キレイなトイレもあるので、用足しして、準備運動したら出発!!
ガマランド

登山口周辺は、何やらごちゃごちゃしてますね(笑)。
ここは、ガマの油が名物らしく、それにちなんで「ガマランド」なるものがあります(;´・ω・)。




神社なのか、遊園地なのか、、、いまいち統一感が無いですが(笑)、レトロ感あふれるスポットです( ゚Д゚)。
不定休ながら、営業は続いているみたいですね。ちょっとした名物になっています(^^)/。
ふふっ、にやけますねwww。
登山口

さあ、今度こそ出発!急な階段を登り始めます。

ここは、おたつ石コースと呼ばれています。

途中、白雲橋コースに合流し、女体山山頂へ向かう事になります。

きっちりと整備された道を登って行きます。

登りはじめてからすぐ、景色が開けた場所に出ます(^^♪。



良い景色です!遠く、富士山も見えました(^^)/。

さらに先に進みます。標高が比較的低い山ですが、やはりこの時期は雪が残りますねぇ。この↑程度ならもちろん問題ないですが、滑らないように注意です。
弁慶茶屋跡~女体山(50分)
弁慶茶屋跡


とてもキレイな小屋が見えてきました(^^)/。弁慶茶屋跡に到着です。


休憩に最適な場所です。神域↑と書かれていますね。ゴミは持ち帰りましょう(^^)/。

また、神域だからなのかどうかは分かりませんが、筑波山は火器の使用禁止になっています。焚火はもちろん、シングルガスバーナーなども使用できません。
※後述しますが、火を使いたい場合、男体山山頂直下の「御幸ヶ原」の一角に、火器使用が可能な場所がありますので、そちらで。ただし、強風などでその場所でも禁止になることがあります。
奇岩・パワースポット
さて、ここから女体山山頂までがメインイベントです(笑)。たくさんの奇岩・パワースポットが楽しませてくれます!!本当にひっきりなしに並んでいますよ(^^)/。
各説明看板の写真を貼っておきますので、参照してください(^^♪。
弁慶七戻り


「あの」弁慶がびびったといわれる「石門」です( ゚Д゚)。確かに、やべぇ。。。
ちなみに、先に進むにはここをくぐる必要があります(/ω\)。。。
高天原と稲村神社


開運系ですね(^^)/。是非寄っていきましょう!
母の胎内くぐり



う~~ん、ちょっと通れる気がしない( ゚Д゚)。スルーしました(/ω\)。
陰陽石


石が2個なのか、割れたのか?どっちが明で、どっちが暗なのか、分かりませんね…。
国割石


この石↑から、そんな話を作るのかい…と感心します(笑)。
出船入船


見えなくは・・・ない、かな?どちらかというと、かたつむりというか…(;´・ω・)
裏面大黒


どっちが「前」かも、いまいち(笑)。多分写真右側が前で、左が袋かしら?

近くにあった祠。これが「渡神社」?
北斗岩


なるほど、確かに「不動」と思える巨岩です( ゚Д゚)。

この辺りから山頂まで、何か所かこんな↑看板があります。登山道が狭くなっている場所ですね。
人気の山なので、混雑時は渋滞するみたいです。紅葉シーズンや、初日の出など、混む事が予想されるシーズン中は時間に余裕を持ちたいですね。

そんな狭い道も登って行くと「安座常神社」の看板。山頂とは逆方向ですが、神社までは徒歩1分も無いので、行ってみます。

やっぱり信仰の山なんでしょうね。神社がたくさんあります(^^)/。摂社みたいです。そして、その神社の前には、、、
屏風岩


まるで屏風のような広~い岩があります!なんとなく、こちらも拝んでしまいます(笑)。
大仏岩

山頂への道に戻ると、左手に見える岩です。

だ、大仏・・・かぁ?現地では「おぉ、大仏だなぁ」と、ちょっと納得した記憶があるのですが、、、雰囲気にのまれたかしら?

さて、大仏(?)を越えたらついに山頂です!
女体山~御幸ヶ原~男体山(30分)

山頂付近には、こんな↑分岐があります。


ここは5分岐になっています。
①今来た道を戻る道、②女体山山頂に行く道、③ロープウェイ女体山駅、④御幸ヶ原(男体山山頂方面)、⑤筑波高原キャンプ場、に下るコースに分かれています。
トイレが必要な場合、ロープウェイの駅にありますので、そちらへ。ロープウェイは、今回の登山口「つつじヶ丘」に繋がっています。下りに利用する予定なので後で。
キャンプ場あるんですねぇ( ゚Д゚)。筑波山の中腹500m位にあるキャンプ場です。ここも行ってみたいなぁ(>_<)。
では、女体山山頂へ!!
女体山山頂

女体山御本殿があり、その目の前が、、、

やった~~!筑波山最高地点女体山(877m)登頂です!!

三角点もあるでよぉ(^^)/。

展望も良好!つくば市を一望できます!

この時は雲が出てきてしまったので、遠目が見られなくなってしまいましたが、晴れていれば太平洋から富士山までの展望を楽しめます(^^)/。
天浮橋


ここにもパワースポットが( ゚Д゚)!!縁結びのパワースポットみたいなので、恋人同士で来たい場所ですね。
・・・筑波山は双耳峰です。もう一つの山頂、男体山にも行ってみましょう(^^)/。

先ほどの分岐に戻り、先ず目指すは御幸ヶ原!
御幸ヶ原
御幸ヶ原まではゆるやかなアップダウンはありますが、ほぼ高低差の無い道を歩きます。
せきれい茶屋

女体山~御幸ヶ原の中間地点に、ぽつんとある茶屋です。この時は営業してませんでした(^^ゞ。
場所的にパワーがありそう??


そして、山頂にある錨。漁師からも信奉されている山なんですねぇ(;´・ω・)。
せきれい石


まだあるのか!?パワースポット!!・・・山頂からの夜景がデートスポットとして有名な場所だからか、山頂付近は「縁結びのパワースポット」になってますね。やはり狙っているのかしら?

時期によっては「かたくり」の花も見られるみたいですね(;´・ω・)。本当に、見どころの多い山だ。。。

で、すぐに辿り着きます!「御幸ヶ原」!!
写真の通り広場になっていて、食事処やお土産屋が並びます(^^)/。女体山の山頂付近より広いので、のんびりと休憩するなら、こちらの方が良さそうです。

ケーブルカーの山頂駅もあります。ケーブルカーは筑波山神社の方に繋がっています。

バーナーエリア・・・先述した、火を使えるエリアです。

この柵の中だけ、火を使えますが、、、時間の制限や、強風の場合は利用不可だったりと、いつでも使えるわけではなさそうですね。
食事は、火を使えない場合も想定してきた方が良さそうです(;´・ω・)。


ここからの景色も良いんですが、この時、雪が降り出していまして(^^ゞ。だいぶ雲も出てきてしまいましたね。

山中とは思えない程、キレイなトイレもあります(^^)/。ありがてぇ(>_<)。
御幸ヶ原から、一登りで山頂です!10分位。
その途中にも、パワースポットが( ゚Д゚)。
第19代横綱常陸山の手形石



手形があります!みんな、自分の手を合わせて、大きさを比べていました(^^)/。私も…やはり、でかいね(>_<)!!
男体山山頂

うぇ~い!男体山も登頂!!

男体山御本殿(^^)/。

青空ではないですが、展望も良いですねぇ(^^♪。
最高峰は女体山ですが、こちらも双耳峰の一角です!やはり両方登りたいですよね(>_<)。
筑波山神社・筑波大学計算科学研究センター協同気象観測所


パワースポットではないのですが、山頂付近には「日本初の山岳測候所」がありました( ゚Д゚)!
「日本初」とか「日本一」とか、どうしても反応してしまいます(笑)。中には関係者以外入れないそうです。しゃーないな(^^ゞ。
さて、雪が降ってきているので、ぐずぐずできません(;´・ω・)!!さっさと下ります!
男体山~御幸ヶ原~女体山ロープウェイ駅(30分)

駆け足で、女体山の分岐まで戻りました!

ここから、ロープウェイの女体山駅へ向かいます。下り坂で、数分です。
女体山駅

すぐに到着!

展望台があるので、ちらっと見てきました。

テラス席と、、、

駅のカフェが併設。くつろぎスペースです。

展望も良い・・・けど、大分雲が増えてきたぁ(^^ゞ。早く下ろう!!

片道、750円の切符を買います。


スイス製のロープウェイなんですって(;´・ω・)!あの、アルプスの少女ハイジの国!何となく「登山の本場」感のある国のロープウェイ(^^)/。推せるぜ!

つつじヶ丘の駐車場まで、たった6分で着きます(^^♪。

ちょっと、雲だらけになってしまい、展望はいまいちでしたが、晴れの時や紅葉の時は絶景だろうなぁ。
ということで、下山ですが、まだ安心できない!!
何しろ、バイクで来ているので…山道で雪が積もり出すと運転が怖すぎるので、急ごう!!

ちょうどお昼時だったので、ロープウェイのレストランで食事したかったんですけどねぇ(^^ゞ。
まあ、しょうがない!撤退です!!
まとめ
切り時が分らず、長くなってしまいました(^^ゞ。。。
さて、下山が慌ただしかったですが、楽しかった(^^♪。
道も登りやすくてストレスフリー&パワースポットが盛りだくさんで、飽きません。
縁起が良さそうで、パワーをもらえる、初登山に最適な山でしたね(>_<)。1月に登る山としては、標高も適当だし(;´・ω・)。
それにしても、筑波山周辺の二輪禁止エリアはどうにかして欲しいなぁ(^^ゞ。
昼から天気悪くなるのは分かっていたので、もう少し早く着く予定だったのです。ですが、通行禁止にぶち当たり、戻って迂回していたら、時間がかかってしまって(/ω\)。リサーチ不足でしたね。
反省点もありましたが、総じて楽しめました!!
今年も色んな山に登りたい!ではまたーー。