9月末。平日に行きました。快晴!日中は暑かったです。

この年は残暑が厳しく、例年9月半ばが見頃の「巾着田の曼珠沙華」も、開花が遅れていました(^^ゞ。9月末に近づき、見頃になったとの情報を得て、見に行きました!!

曼珠沙華について

秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った、火花や花火を思い起こさせるような、鮮やかな赤い花を咲かせます。

「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくるという仏教の経典から来ているそうです。

別名で「彼岸花(ひがんばな)」とも呼ばれています。

花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなたひとり」「また会う日を楽しみに」 。故人を偲ぶ意味が込められています。

そして、花・茎・葉・球根、すべての部分に毒があります。 中でも特に強い毒を持つのは球根の部分で、 主にアルカロイドという毒です。

※口に含むとキケンです。呼吸不全や中枢神経麻痺といった深刻な症状を引き起こす場合があります。基本的に触っても大丈夫ですが、花茎の汁に触れた場合、皮膚炎を起こす可能性があるので注意です。

お墓の近くに植えられている事が多く「死」や「不吉」をイメージする方も多いかもしれませんが、お墓の近くに植えられているのにも、理由があります。

昔は、埋葬は土葬だったため、モグラ等が遺体を荒らす事があり、それの予防のために、毒のある彼岸花を植えた、というものです。

巾着田(きんちゃくだ)について

↑会場に有った、説明看板。合わせて参考にして下さい。

下記赤字、巾着田曼珠沙華まつり2023年H.P.よりコピペ。

 高麗川の蛇行で形成され、その形がちょうど巾着の形に似ていることから『きんちゃくだ』と呼ばれています。日高市の鳥である「カワセミ」の生息地でもあり、約22haの川に囲まれた平地は四季を通して花の美しいところ。特に秋の彼岸時期に咲く曼珠沙華が有名で、約3.4haの曼珠沙華群生地(巾着田曼珠沙華公園)は日本最大級です。
 また、日和田山などの山々にもハイキングコースが整備されており、「遠足の聖地」として、小学生たちの遠足地やお手軽なハイキングスポットとしても人気です。

巾着田曼珠沙華まつりについて

曼珠沙華の開花に合わせて「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます!

※以下、2023年の情報を基にしています。

巾着田曼珠沙華まつり2023年H.P.

ひだか巾着田H.P.

会場住所巾着田曼珠沙華公園内
埼玉県日高市高麗本郷125-2(地図
開催日時例年、9月10日~10月15日のうち、
曼珠沙華の開花に合わせて開催
入場可能時間:7時から17時まで
【2023年は9月16日(土)~10月6日(金)でした】
駐車場代普通車:1台 500円(1日)
バス:1台 3,000円(1日)
バイク:1台 100円(1日)
※入庫は16:30まで
入場料一人500円/1日

場内、三脚の使用は禁止でした!!注意して下さい!!

では、以下、会場の様子です(^^)/。

巾着田曼珠沙華まつり会場

画像:ひだか巾着田H.P.より

駐車場~入場

バイクで向かい、昼過ぎに到着したのですが、公園入口がある「川越日高線」は入場待ちの車で渋滞していました(/ω\)。平日とは言え、見頃でしたからねぇ。

係の方が、順番に誘導していました。

駐車場はまだ空きがあったので、捌ききれていなかったのでしょう(^^ゞ。

バイクは専用の駐輪場がありますが、結局並びます。早起きできる人は早朝に来た方が良さそうですね。

スペースは充分足りていました。。。休日は、、、分かりませんが(^^ゞ。

道中の景色、近くに見える「日和田山」が良いですね!後で登りに行きますぜ(後述)!

駐車場から、会場入口へ。

周辺は田んぼの跡で、今はほとんど休耕田になっているそうです。

入口はいくつかあります。私は3番の入口から。

入場口で入場券を購入(500円)。ガイドマップももらいます(上の散策マップが載っています)。

では、場内へ(^^)/。

まつりの出店等

3番から入ると、すぐ左側には出店が並びます(^^)/。

もう9月末だというのに、きっちり夏日でしたので、半そでの方も多いです(^^ゞ。

そのため、アイスやかき氷が行列になっていました( ゚Д゚)。

私も入場時にアイス(^^)/。

一周りした後に、かき氷。。。温暖化はどうなっていくのか(;´・ω・)?何度も言いますが、9月末ですぜ?

場内散策にも、飲料は持っていった方がいいですね。持っていなかったので、途中、のどが渇いてしまいました( ゚Д゚)。

散策時間は…写真撮りつつ、ゆっくり回って1時間半位。その時の気温などにもよりますが、ペットボトル1本持っていた方が安心ですよ。

曼珠沙華群生地

ふおぉぉぉ!赤い~~!!

そして、まばらに落ちる木漏れ日が、スポットライトのようになって花を照らしているのが、とても良い(>_<)!!

散策路はキレイに整備されています。花畑の中には入れませんが、すぐ目の前で花が見れますので、問題無し!!

光の加減でも全然印象が違います。

たま~に、白い花もあります!

巾着田の周りには高麗川が流れ、この群生地から降りられます!散策で疲れたら、ちょっと降りて涼んでも良さそうですね。

こちらでは川遊びや、川岸でディキャンプも出来るそうです。宿泊は不可。自然豊かな場所ですね!

いやぁ~良かった!すごくキレイなんですが、これが全部「毒花」なんですよねぇ~。真っ赤な見た目もあり、何だか、危うい感じ…「中二っぽい花」っていうと、この花を思い浮かべます(笑)。

おまけ~日和田山(ひわださん)

すぐそばにある日和田山(標高:305m)の山頂付近にある「金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)」からは、高麗川に囲まれた、「巾着」に似た形の平地を見下ろせます。

それが「巾着田」で、その名前の由来になっています。

巾着田から登山口までは車で数分。登山口~頂上までは約40分。すぐに行ける距離なので、登って見ました(^^)/。

駐車場

日和田山登山口駐車場(地図

青空駐車場ですね。地面は砂利です。

料金は通常300円ですが、曼珠沙華まつりの期間は、500円です。

無人で、料金箱にお金を入れるタイプ。無人なので、お釣りがもらえません。事前に小銭を用意して来た方が良いですね。。。

バイク代が設定されていない(/ω\)。500円払いましたが、高いよぉ。「バイクは安くて当然」という、身勝手な話ですが(笑)。

また、ここには世界で女性初のエベレスト登頂を果たした「田部井 淳子」さんの石碑がありました。若い時の登山訓練、、、晩年、リハビリのために訪れる、、、など、日和田山にゆかりがあるようですね。

エベレスト・・・標高: 8,849 m、言わずと知れた、世界最高峰の山です。。。すごい人ですね(>_<)。

登山口~

駐車場の目の前が登山口。

ちょっと登ると、トイレと自販機。ベンチもあります。飲み物無ければ、買っておきましょう。

地図もありました!

途中、男坂と女坂のルート分岐があるので、男坂へ。金刀比羅神社を通り、山頂へ、というコースで行きます!

男坂の方が道が険しいのですが、男坂も、女坂も、コースタイムは同じです。楽に登りたいなら、女坂の方が良いですね。男坂を登るメリットは、特に無いです(笑)。しいて言えば、達成感??

更に少し登ると、一の鳥居を通ります。

男坂と女坂の分岐。男坂へ!

想像より険しいです(笑)。

「もう少し」の文字!ありがとう!!

余談ですが、アニメの「ヤマノススメ」でも、日和田山を登っていて(「ヤマノススメ Next Summit」第7話)、この「もう少し」の文字も描写されていました。本当に丁寧なアニメですね(>_<)。

金刀比羅神社~山頂

二の鳥居が見えました!

赤い屋根の金刀比羅神社です!振り返ると…

東京方面まで見渡せる、絶景です!

かすれて見ずらいですが、展望表があります。さいたま新都心~スカイツリー~飯能の方まで見渡せます(^^)/。

そして、目的の巾着田…。ちょっと分かりずらいかしら(^^ゞ。でも、確かに巾着型していますね( ゚Д゚)!そう言われているので当たり前なんですが、自分の目で確かめられて良かった(^^)/!!

ちょっと、赤く染まった一角を見られるかと思ったのですが、、、まあ、林の中でしたもんねぇ。上からは見えないかぁ(^^ゞ。

さて、せっかくなので、山頂へ。神社の横から続く登り坂へ。山頂までは10分位です。

ちなみに、男坂と女坂は、この神社で合流しているので、ここから山頂へは、同じ道です。

特に難所も無く、山頂です(>_<)。

日和田山登頂!!・・・アレ?302mになってる。ググルと305mなんだけど(^^ゞ。まあ、良いかぁ。

展望もなかなかですが、木々がちょっと邪魔ですね。金刀比羅神社からの方が展望は良いです(;´・ω・)。

さあ、満足しました。下山です。

下山は女坂で。やっぱり、男坂と比較すると歩きやすい道でした!

まとめ

巾着田、とてもキレイでした!!

自然風景で、目の前がこんなに赤くなる事は、そんなに無いんじゃあないでしょうか??

金刀比羅神社からの眺めもオススメです!自分の目で「巾着」を確かめてみようぜ(^^♪。

ではまたーー。