記事掲載時(夏)、新型コロナウィルスの影響で外出自粛中。秋には旅行できる状態になっている事を願いながら、登山地図を眺めて、登山計画を考える記事です(^^ゞ。
登山者憧れの北アルプス…「日本一の紅葉」とも言われる涸沢カールに行きたい!
※この記事での涸沢等の写真はフリー素材を利用しています。
上高地H.P.のリンクも参考にして下さい↓↓。

北アルプスと上高地、涸沢カールについて

本州中央部、富山、岐阜、長野の三県、一部新潟県にもかかる長大な山脈が北アルプス(飛騨山脈)です。
上高地とは、長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地です。
上高地を登山基地として、国内第3位の標高・奥穂高岳や、まるで槍のような鋭い山容の槍ヶ岳等があります。
その奥穂高岳の東に位置する「涸沢カール」。日本一とも言われる紅葉、そして、早朝にはモルゲンロートに包まれる穂高連峰を見る為に、シーズンになると登山客で賑わいます。
目的

北アルプスには登山者憧れの山々がたくさん!なのですが、今回の目的はそれらの登頂ではなく、涸沢カールでの紅葉を楽しむことが目的です!そして、天気が良ければモルゲンロートも見たいなぁ(^^♪。
モルゲンロートは早朝に見られるので、涸沢カールでテント泊。1泊2日の計画です。夜中、星空も期待しちゃいます。
あと、シーズン真っただ中(紅葉の見頃は9月下旬~10月初旬)だとテン場がすごく混みそうなので、多少紅葉のピークが過ぎても、10月半ば位に行きたいんですよね。静かに過ごしたい。
せっかくなのだから奥穂高岳など登りたい所ですが、その頃には降雪も多くなる上に、バスターミナルから涸沢まででも、約6時間の道のり。奥穂高岳へは、さらに約3時間。危険も増えますし、2泊3日以上は欲しくなる所です。
スケジュール、体力、技術的に厳しいかな?と考えての計画です。
登頂を目的とする場合は、真夏かなぁ?
アクセス

上高地の玄関口「上高地バスターミナル」は通年マイカー規制。マイカーで直接「上高地バスターミナル」までは行けません。
公共交通機関だと、各地から出ている直行バスが便利そうです。都内からだと、早朝に到着する、夜発の便がいいですね。
個人的に、道中も楽しみたいので、できればマイカーで来られる最寄りの駐車場、「沢渡駐車場」までバイクで行って、そこからバスで行きたい(^^)/。
どのルートでも、新型コロナの影響でどうなっているか分からない(バス等の運休もあり得る)ので、要確認ですね。H.P.参照です。
ルートを決めて地図を見てみる

地図に書き出すとこんな感じ↑です。
- 上高地バスターミナル~明神分岐 1時間
- 明神分岐~徳沢 1時間
- 徳沢~横尾 1時間10分
- 横尾~本谷橋 1時間
- 本谷橋~涸沢 2時間
【コースタイム:6時間10分】【最大標高差:795m】
※上高地バスターミナルを標高1,505m、涸沢を2,300mとして計算
涸沢のテン場で1泊後、帰りはピストンです。コースタイムは登りのモノです。
具体的にシミュレーション

1.上高地バスターミナル~明神分岐 1時間
上高地バスターミナルから明神分岐まで、約1時間歩きます。~横尾まで、通称「上高地街道」と呼ばれる、なだらかな道です。
この街道は、ほとんどが深い樹林に囲まれているそうですが、時折「明神岳」が見えるそうです。これからアルプスに踏み込んで行くんだなぁ、とワクワクしそうですね(^^)/。
バスターミナル付近の河童橋からの景色も楽しみです。
2.明神分岐~徳沢 1時間
引き続き上高地街道を歩きます。この分岐を北へ行くと「明神池」が見られます。余裕あれば寄って行きたい。
明神池への途中にある吊り橋から見上げる、明神岳の眺めが良いそうです。
3.徳沢~横尾 1時間10分
横尾まではなだらかな街道でしたが、ここから先、登路になって行きます。しっかりとした造りの「横尾大橋」を渡って行きます。
4.横尾~本谷橋 1時間
針葉樹林帯の道を歩きます。木の間から屏風岩が見られるそうです。
5.本谷橋~涸沢 2時間
やがて、瀬音が近づくと、本谷橋です。ここを渡った河原が良い休憩ポイントになっているそうです。
ここからしばらく、急な登りが続くようなので、しっかり準備をしたいですね。
少しずつ傾斜が緩やかになり、涸沢ヒュッテの一部が見えてきます。
そこからは、まだもう少し距離があるようですが、もうひと踏ん張りで到着です。
雪がある場合もあるので、注意したいですね。
辿り着いたらテント泊の受付をして、、、まったりします(^^♪。
まとめ
ゲームを購入してもプレイせず、家で積んだ状態となっているゲームのことを「積みゲー」と言うそうですが、我が家の、いくつかの登山地図がそれになってきています(^^ゞ。意気込みだけはあるのですが(笑)。
さて、上高地は温泉もあるし、道中の「明神」や「徳沢」、「横尾」等にはお店もあるそうです。景色だけでなく、楽しめそうですよね。
「日本一」と言われる紅葉をテントから眺める日が早くきて欲しいです。ではまたーー。