膝が痛い(^^ゞ。

3月に10kmマラソンに参加した時、左膝が痛くなってしまいました。膝の皿の下辺りが痛い。普段の生活なら痛みは無いのですが、長い距離を走ったり山登りの下山時に痛みが出る、という症状です。

痛くなるのは100%じゃないんですが・・・。

一度、原因と対処方法をプロの目で見てもらうため、整形外科へ。

先に結果を出しますが、膝の使い過ぎが原因の痛みらしいので、トレーニングのやり方によっては、より症状を悪化させることになりかねません。

もし同じような症状を持っている方がいたら、一度診察してもらうのがオススメです。…下記、参考になるなら幸いです。

診断結果

診断結果は、

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

、、、の、軽症状が診られる、ということでした。別名、「ジャンパー膝」とも言われるものだそうです。

※以下、説明に使用している図等の一部は、病院でもらった説明用パンフレットのスキャンです。

膝蓋腱炎とは?

症状

ジャンプの動作に伴って起こることが多い膝の痛みで、それが「ジャンパー膝」の名前の由来でもあります。

バレーボール、サッカー、ランニングなど、ジャンプやダッシュが多いスポーツ選手によくみられる「障害」です。

膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下に痛みが生じます(図1)。

痛みの程度で、以下のように分類できます。

進行すると、日常生活やスポーツにも支障をきたすようになります。軽症や、中等症のうちから、活動の制限、ストレッチ、充分なウォーミングアップ、活動後のアイシングなどの治療や予防を続けることが重要です。

原因・病態

膝の使い過ぎが、痛みの原因となります。

膝蓋腱は、お皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨(けいこつ))をつないでいる腱です。膝を曲げ伸ばしできるのは、太もも前面の筋肉(大腿四頭筋(だいたいしとうきん))の伸び縮みで、膝蓋腱がすねを引き上げたり下げたりしているためです(図2)。

また、膝蓋腱は着地の際などに衝撃を吸収する役割も果たしています。このため、ジャンプ、ダッシュ、ストップ等の膝の急激な曲げ伸ばしが過度に繰り返されると、膝蓋腱に小さな断裂や炎症が起こって、この障害になります。

治療

使い過ぎを避ける
  1. 【運動療法】太ももの筋肉を柔軟にして膝への負担を減らす。
  2. 【物理療法】アイシングなどで痛みを抑える。
  3. 【薬物療法】消炎鎮痛剤などで痛みを抑える。
  4. 【手術療法】腱に断裂があるなど重傷難治の場合にのみ検討。
負担を軽減し、痛みを抑える

痛みを感じる間は、膝への負担が多くて痛む運動を休みます。

(1.)そして、膝周りのストレッチを続け、膝蓋腱への負担を減らします。

痛みが治まってからも、(2.)充分な準備運動と運動後のアイシングを続けて再発を予防します。超音波、低周波などの物理療法、(3.)場合によっては消炎鎮痛剤などの薬も痛みを抑えるのに効果的です。

練習内容・環境やシューズの見直し、サポーターやテーピングなどの使用も有効なことがあります。

ステロイドの局所注射を行うことがありますが、腱を弱くするのでできるだけ慎重にします。

代表的なストレッチの例

症状としては「軽症」の私は、医者から、下記のストレッチをそれぞれ10秒ずつ、朝、昼、晩の1日3回行うことを勧められました。

それぞれ、赤い斜線が描かれている方の足が、痛みが出ている足となります。

まとめ

診てもらってよかったです(^^)/。私の趣味の登山は、ジャンプはあまりしませんが、膝の負担が大きいアクティビティとしては同じですからね。登山者もこの症状は良く現れるそうです。

前々から自覚症状はあったので「鍛えなければ」と、ランニング&スクワットをしていました。ですが、あんまり良い方法ではなかったようです(^^ゞ。

医者が言うには、筋肉つけるのはいいけど、負担を掛けないようにする必要があると。例えば、お風呂の中でスクワットするとか(←キツそうだなぁ、それ(笑))。

差しあたっては、ストレッチを続けることで膝の負担を減らす方法を推奨してくれたので、続けてみようかと思います。

ということで、今後はトレーニングも含めて負担を掛けないように意識した方がいい、というのが早い段階で分かって良かったです。

幸い、症状は軽いので、趣味の登山もできます。痛みが頻発するようなら制限をした方がいいでしょうが。。。なるべく長く続けたいですから、無理せず、症状を改善させて、楽しんでいきたいです。ではまたーー。