前回の続きです。

1日目
  1. 鳩待峠~山の鼻小屋(コースタイム:1時間)【済】
  2. 山の鼻小屋~牛首分岐(45分)【済】
  3. 牛首分岐~東電小屋(1時間10分)【済】
  4. 東電小屋~見晴キャンプ場(35分)【済】
2日目
  1. 見晴キャンプ場~龍宮小屋(30分)
  2. 龍宮小屋~牛首分岐(40分)
  3. 牛首分岐~山の鼻小屋~鳩待峠(2時間5分)

見晴キャンプ場で一泊

キャンプ場のある「見晴」に到着!

ここにはキャンプ場だけではなく、6軒もの山小屋があります!

まあ、全て閉店済みなんですけどね(^^ゞ。

尾瀬保護財団H.P./山小屋・キャンプ場の紹介ページ

私は全体図↑の左下「三条の滝・御池」方面から入場。

左手に「弥四郎小屋」と、正面奥に「弥四郎小屋別館」が見えるので、その間を抜けて行きます。

「トイレ」や「キャンプ場」の案内矢印があるので、道なりに。

右手側にヘリポート(立入禁止)を見ながら進みます。

左カーブの先にトイレが見えてくるので、、、

トイレと休憩所の間を右に行くと、、、

正面がキャンプ場です(^^)/。入場場所から、徒歩2~3分位かな?

まだPM2:00前でしたが、先客がいますね。お邪魔します、よ、と。

とりあえず荷物を置き、キャンプ場利用の受付へ。「燧小屋(ひうちごや)」で受付可能です。

受付

キャンプ場からトイレの前を通り、まっすぐですね。

こちら↑の立派な山小屋です。

入ってすぐの、ここ↑で受付します。

燧小屋H.P./キャンプ場紹介ページ

この↑ページでは、何故か「宿泊料金未定」となっていますが、1名1泊1,000円です。予約不要

受付をすると、番号札を渡されます。設営したテントに取り付けましょう。帰りの際には、受付のこの↑箱に戻します。

では、受付も済ましたので、テント設営しましょう(^^♪。

テン場の様子

休憩所の辺りから見渡すと、こんな↑感じです。木も多いですが、以外と空が開けています。

一番奥側からトイレと休憩所を撮った写真。これ位の距離感です。広くは無いですが、、、

テントを張れそうな場所が多いので、狭苦しい印象は無かったです。混雑しているとまた違うかもしれませんが(^^ゞ。

テント約100張りの広さらしいです。

黄丸の辺りを場所取り。休憩所とトイレに一番近い場所です(^^)/。便利ですが、人通りが多いので、一長一短の場所ですね。

さくっと設営。ツェルトです。

地面は柔らかいですし、ハンマー代わりになる石もゴロゴロしているので、設営はしやすいですね。

大きな”くぼみ”などは無いですが、傾斜が少々あります。

見晴休憩所

キャンプ場利用者以外も利用可能な、公共の休憩所です。いくつかのベンチと、水場があります。

ちなみに、この辺りまで山小屋のフリーWi-Fiが届きます。テン場のエリアはアウツ(^^ゞ。

楽天の電波は圏外でした。

本当は小屋内も、休憩所として使えるのかしら?閉館中でした(/ω\)。

屋根の下には、色んな情報の掲示板があります。

やはり「熊注意」も(/ω\)。キャンプ宿泊者は、食べ物をテントの外に置かないように。しっかりと匂いを遮断できるものに入れて管理したいですね。

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屋根下にはベンチがありますが、火気厳禁です(^^ゞ。

外にもベンチが並びます。こちらは、バーナー等の利用は可能みたいですね。

水場も外側にあります。飲用可能な水です。残飯で汚さないようにしたいですね。

公衆トイレ

公衆トイレですので、誰でも利用可能(^^)/。有料100円ですが、キャンプ場利用者は無料で利用可能です(テン場利用料に含まれる)。

尾瀬のトイレは本当にキレイ!水洗です(^^♪。

景観

木々に囲まれているので、湿原方面の展望はありません。

・・・が、徒歩数分で、弥四郎小屋から湿原に出られるので、そこからなら、絶景が拝めます(^^♪。

宿泊者の特権「夕景、夜景、朝景」を、後で堪能しましょう!!


夕方まで時間をつぶします。先ずは遅い昼食(^^)/。ハムエッグとモンベルのフリーズドライ飯です。

美味い!

夕飯はチキンラーメン。翌朝食はフリーズドライのリゾットとスープ。数年前までは、山でもご飯炊いて、ちゃんと調理していたんですけどね。段々と調理が簡単に済む方向にシフトしてます(^^ゞ。

これが「最適化」という事か(笑)。

んで、酒!バイクで来ているので、これも宿泊者の特権ですね(^^♪。

周辺の散策したり、タブレットでダウンロードしてきた動画とか見ていたら、良い時間に。。。

湿原に行ってみましょう!!


弥四郎小屋からは、西に向かって木道が伸びています。正面には至仏山が良く見える景色です(^^)/。

昼間も絶景!でしたが、、、

夕暮れ時はまた素晴らしいです!

夕焼けで湿原が、より金色に輝きます!最高だぁ!1泊にして良かったです(>_<)。

後ろを振り返ると、燧ケ岳(^^)/。でも、やっぱり夕日は逆光の方が萌えるな(笑)。

そして夜景!天の川も見える満天の星☆そして、写真右側の、尾を引く彗星、分かるでしょうか?

↑拡大写真です。

肉眼では気づいていなかったのですが、写っていました!どうやら「紫金山・アトラス彗星」みたいです。

この彗星、2024年の9月~10月に観測できたのですが、太陽系の外に飛んで行ってしまうため、もう二度と、地球からは見る事が出来ないのだとか。

意図していなかったので偶然です。ラッキーでしたね(^^♪。

良い景色を見られて満足・・・これは熟睡できそうです。

就寝~翌朝

さて、翌朝。まだ暗いAM4:00に起き、朝食&撤収。

日が沈むと寒かったですが、3シーズンの寝袋(コンフォート5℃位?)+濡れ防止のシュラフカバーで、特に凍える事なく眠れました(^^)/。

まだ寝ている方も多いですが、AM5:00過ぎに、撤収です。

早起きの目的は「白虹」。白い虹です。

「朝もやがかかっている晴れた早朝」で「太陽を背にした方向」に見られるかもしれない、幻の、絶景自然現象です(;´・ω・)。

尾瀬保護財団H.P.のブログでも白虹を語っています。写真も載っているので、そちらもご確認下さい。

尾瀬保護財団H.P./白虹のブログ

2日目

見晴キャンプ場~龍宮小屋(30分)

では、白虹を見られるかな?出発です!

今日も快晴!

ちょっと天気良すぎないか(贅沢)?白もやがかかっていると、白虹が出やすいらしいのですが。

早朝の冷たい空気、気持ち良いです(>_<)。

話は変わりますが、木道が「霜」でツルツルだったので、一度すべって尻もちをつきました(^^ゞ。

ケガ無し&木道の外に落ちなかったので良かったですが、マジで気を付けましょう(/ω\)。

・・・気を付けていたんですがねぇ。ちゃんと登山靴でしたが、やってしまいました。氷の上を歩いているつもりで細心の注意を(;´・ω・)。

日が届けば、すぐに溶けますけどね。

白虹は見られてませんが、素晴らしい景色。段々と朝日で照らされて赤く染まっていく至仏山もエモいです。

おぉ、朝もやが草原の上を漂っています。白虹は、、、ダメかぁ(^^ゞ。ですけど、幻想的でキレイでしたね(^^)/。

日もしっかり昇ってしまったので、諦めです(/ω\)。

この↑橋を渡ると、すぐに龍宮小屋です。

龍宮小屋~牛首分岐(40分)

龍宮小屋の後ろ側から近づく形です。トイレもあるので、必要なら。

立派な山小屋です!いつも好きでテント泊ですが、たまには山小屋泊も良いよなぁ。山小屋経験は、富士山で一回だけです(^^ゞ。

すぐに分岐に出ます。

龍宮十字路です。往路で渡った、ヨッピ吊り橋などにも向かえる分岐です。ここは直進。

龍宮現象

龍宮十字路から少し進むと「龍宮現象」というのがあります。

標識に導かれて見てみます。ここが「龍宮現象入口」。

そして、こっち↑が「出口」。

なんじゃこれ?となりますが(笑)、良く見ると不思議なんですよね。

「出口」は、どこからも水が入り込んでいないのに、突然小川が流れ始めています(写真わかりずらくてゴメンなさい)。

説明すると「入口」で水が地下に吸い込まれ「出口」でまた湧き出しているのだそうです(;´・ω・)。

名前の由来や原理など、説明のページがあるので、下記参照です。

尾瀬保護財団H.P./龍宮説明ページ

気づかなければ何でもない風景ですが、なかなか面白い(>_<)。


完全に日が当たるようになった至仏山に向かって歩きます。

やがて、往路でも通った牛首分岐に合流です。

牛首分岐~山の鼻小屋~鳩待峠(2時間5分)

ここからは、昨日来た道を戻るルートです。

時間帯が違うとまた違った景色が見られて良いですね(^^)/。

名残惜しいですが、最後の急坂を登り切れば、ゴールの鳩待峠です。

9:30発のマイクロバスに乗って、尾瀬第一駐車場に戻りました。

尾瀬ぷらり館 戸倉の湯

MYバイクの元に、戻って参りました。では帰りますか…という所ですが、、、

この尾瀬第一駐車場には「日帰り温泉」があります!是非〆として入って行きたい♨!!

山の鼻からの急坂を登っている時、名残惜しくはありましたが、もう頭の中は「温泉入りたい」になっていました(笑)。

画像:GoogleMAPよりキャプチャー

尾瀬ぷらり館戸倉の湯H.P.

・・・ちくしょう(/ω\)。

10月半ばで今シーズンは終了、だそうです。。。

まとめ

天気も含め、最高でした(^^)/。

初夏のミズバショウ、燧ケ岳、至仏山の登山、まだ色んな楽しみがある地域なので、また機会を見てきたいですね(>_<)。

自然保護区という事で、様々な人々の努力も感じられました。とても有難いことです。

ルールを守って、来年、再来年、10年、20年、と、キレイな景色を見たいですね(^^♪。

ではまたーー。