武蔵御嶽神社

武蔵御嶽神社に到着です。

武蔵御嶽神社H.P.

手水舎が鳥居の手前にあるので、両手、口を清めましょう。

参考:手水舎作法

立派な鳥居と、楼門(で間違ってない?)を通ります。

本殿・拝殿までには階段があります。急ぐと息が切れます。ゆっくりいきましょう。

拝殿の手前に宝物殿があります。解放されているときは国宝などを拝観できます。詳しくはH.P.参照して下さい。

豪華な装飾です。こういうのも意味があるんでしょうね。さっぱり分かりませんが。ありがたい。ありがたい。

本殿はこちら。さらに奥には・・・

数々の神を祀るお社があります。それぞれ、御利益など得意分野が違うので、説明を見て、お目当てのお社で参拝してみて下さい。

最奥には、奥宮の遥拝所(ようはいじょ)があります。遥拝所の間から見られる円錐形の山に奥の院、男具那社があります。

男具那社は、神社より大岳山方面に徒歩40~60分程。標高1,077mの「奥の院」の中腹に日本武尊を祀った神社、ということです。

武蔵御嶽神社の原点とされている男具那社。行ってみても楽しいかもしれません。

また、こちらは「おいぬ様」信仰がある神社です。神様にこの地を守護せよと命じられたニホンオオカミへの畏敬の念からだそうです。

愛犬を連れて参拝に来ている方もちらほら。神社で愛犬の健康祈願、御祈祷を頼むこともできます。犬と回れるトレッキングコースもあるので、愛犬家の方は連れて来ては?

御岳登山鉄道H.P.(おすすめコース)

オオカミデザインの登山安全お守りも買ってしまいました。安全第一で。

長尾平

神社拝殿から登ってきた階段を下りていくと、途中に長尾平・ロックガーデンへの近道の看板があります。矢印に従って近道を通ります。

間もなくして、長尾平に到着。写真の茶屋とベンチがあります。昼食をとるのにいい場所ですね。

ですが、この奥にとても展望の良い場所があります。お弁当持参の方はぜひそこまで行って昼食にしてみて下さい。オススメです。

奥に行くと、机と椅子がある広場に出ます。まだ先に行けます。

トイレもありました。

トイレの先にも広場が。ヘリコプターの着陸所だそうです。

着陸所なのでベンチ等はないですが、開けています。ここからの景色もいいですね。

ヘリポートの更に奥へ。東屋が見えてきます。

都心方面への展望が開けています。オススメの場所は、この先。

石垣を迂回して降りたところに、ベンチとテーブルが3セットあります。都心方面への展望が眺められますし、南東方面に開けているので、日差しが気持ちいい!夏は暑そうですけどね。

お湯を沸かして、カップ麺とコーヒーを淹れただけでしたが、最高でした。「どこで食べるか?」は重要ですね。

オススメの場所ですが、開けている分、風等の天候の影響は強そうです。体を冷やさないように注意して下さい。

七代の滝

昼食後、長尾平の茶屋まで戻ります。次の目的地、七代の滝を目指します。

看板に従って下り坂へ。非常に急な坂なので、注意が必要です。こっちに行くなら、ちゃんとした登山靴がいいですね。

整備されてはいますが、一部、根が張り出していたりします。

約20分で到着します。

七代の滝は、落差50mの大小8つの滝の集まりで、ここで見られるのは下から4段目になります。

近くで見ると中々迫力があります。滝つぼも透明でキレイでした。

写真を撮っていたら、ホラ貝を持った数名の方が来て、滝を拝んで、ホラ貝を吹いていかれました。何者か尋ねたら「山伏」だそうです。修行中だったのかな?服は普通の洋服(登山服)だったので、違和感がハンパ無かったです。

確かに、神聖な感じがします。私もパワーをもらえたかしら?

滝から先へ。鉄の階段を登ります。未舗装の、木の根が張り出した坂を登るより、こういう階段の方が怖く感じるのはなんでだろう?

こんな道も通ります。あぁ、やっぱりこれはこれでちょっと怖い(笑)。

天狗岩

次はロックガーデンですが、途中で「天狗岩」が見えてきます。

鎖と、岩を這う木の根を伝って岩の上に登れます。ここは結構危ないです。下手な落ち方したら大ケガでしょう。慎重に登ります。

3点支持を意識するとちょっと安心です。3点確保とも言います。

手2本、足2本、合計4本の四肢のうち肢で体を支えることを三点支持(さんてんしじ)と言います。 三点支持して一肢だけを次の手がかり・足場へと移動することで岩場を安全に登ることが出来ます。

岩の上では、お社と、天狗様に会えます。展望が良い訳ではないですね。

分かりずらいですね、この写真。断崖の際に立てます。高い所で足が竦むような人は危ないので注意です。

落ちないように気を付ければ、結構楽しめると思います。

ロックガーデン

天狗岩を越えると、ロックガーデンまですぐです。

苔がいっぱい!岩がごろごろしている沢沿いの道を歩いて行きます。

徒歩20分程で、トイレと休憩できる東屋があります。

飛び石を伝って沢を渡るような個所があります。落ちないように気を付けましょう。

夏等の方が緑が映えてよりキレイでしょうね。冬は暑くないし、枯れ葉に埋もれた道も雰囲気があって好きなのですが。

帯広の滝

トイレを過ぎて数分歩くと見えてくるのが、帯広の滝です。

落差10mの滝で、武蔵御嶽神社の滝行に使われるとのこと。御岳山の宿が行う滝行に参加すると、この滝に打たれる修行が出来るそうです!

滝の手前には、中里介山の「大菩薩峠」に出てくる「お浜の桂」の木がひっそりとありますので、お見逃しなく。 ※青字、青梅観光ガイドより。

・・・見逃しました。

滝に打たれたいとは思いませんが、静かでキレイな場所です。

ケーブルカー御岳山駅へ

滝の傍にある石段を登って、ロックガーデンエリアを脱出です。

予定のコースは全部回ったので、ケーブルカー御岳山駅へ。帰りはケーブルカーを使います。駅まではコースタイム2時間となっています。

※この写真は御岳山駅にあった時刻表です。

帰りのケーブルカーは結構遅くまで出ていますが、暗くなる前には戻りたいですね。

道沿いに進みます。

分岐があります。良く確認しましょう。

途中にトイレもあります。御岳山にはトイレが沢山あるので安心ですね。

やがて見えてくるのが「天狗の腰掛け杉」です。樹齢350年。

確かに座れそうな枝ぶり(笑)。

間もなく、長尾平の分岐に戻ってきます。武蔵御嶽神社を越え、、、

宿坊エリアに戻ってきます。この時点で午後4時頃。宿から夕食の支度をする煙(多分)が立っていて、癒されます。・・・分かりますか?

参道との分岐に戻ってきました。ケーブルカー駅方面に向かいます。

外灯の明かりが灯っていました。夕暮れが近いですね。

鳥居が見えてきます。

おつかれさまでした、のアーチ。

アーチの反対側。ケーブルカーで登ると、こうして歓迎してくれるのですね。

駅に到着です。

駅前は広場になっています。

展望台があります。望遠鏡もありました。都心方面を見渡せます。スカイツリー等も見えるそうなんですが。どこでしょうか?夜景はとてもキレイなんだそうです。

リフトのりば。夫婦円満や良縁のご利益があるパワースポット産安社、双子杉(夫婦杉でした。訂正します。)、 関東有数のレンゲショウマ群生地へ2分で到着できるそうです。日が暮れそうだったのでやめましたが、すぐだから行っても良かったですね。ちょっと後悔です。

土産屋もいくつかあります。

ケーブルカーの発車まで時間が少しあったので、軽食取って時間を潰しました。

登りは参道を歩いて1時間でしたが、帰りはケーブルカーだとたった6分。楽ですねぇ。車体デザインもカラフルでかわいいです。

ケーブルカーからの景色もいいのですが、混雑していたので写真は控えました。参道を歩くのも楽しいですが、こちらもぜひ試して下さい!

まとめ

山岳信仰の色が濃い山です。神社をはじめ、たくさんのパワースポットを巡ることが出来、長尾平の展望も素晴らしい!

特にロックガーデンの雰囲気は大好きでした。また別の時期に来て、四季の違いも楽しみたいです。ではまたーー。