
- 甘露門前駐車場~久遠寺~登山口
- 登山口~十如坊(15分)
- 十如坊~大光坊(45分)
- 大光坊~法明坊(60分)
- 法明坊~奥之院思親閣(30分)
- ロープウェイで下山~三門
前回の続き…「3.十如坊~大光坊」からです。
十如坊~大光坊(45分)

丈六堂の方へ。10分程で到着するはずです。


その短い間にも、いくつかのお堂(?)があります。ありがたい、ありがたい。。。
いや、ちゃんとした意味は、良く分かっていないんですけどね(^^ゞ。
分かるのは、こういう場所(寺・神社など)は、確かに神聖な感じがして、気持ち良いということです(^^)/。
丈六堂

到着です!


こちらには、身の丈5m以上の、金色のお釈迦様(丈六釈迦像)がいらっしゃいます。ガラスの反射で上手く撮れない…肉眼でも、いまいち良く見えなかったです。
とてもキレイそうなんですけどね(^^ゞ。

また、この付近は「シャガ」という植物の群生地で、5月中旬頃には、その花を見ることができるそうです。

もしかして「シャガ」と「お釈迦様」をかけてるのかしら?(笑)。
。。。止めとこう。。。怒られる(^^ゞ。。。


その後、ひたすら舗装路を登り続けます。舗装路なので歩きやすい反面、固いので足への負担が気になります。焦らずに登りたいです。
大光坊

そして、大光坊に到着です(^^♪。

ここは、屋根付きの休める場所や、、、

トイレがあるので、一息するには良い場所です。但し、トイレは汚いです(笑)。
そして、以下のような見所も。

大黒堂。大黒堂に祀る大黒天は日蓮聖人の御自作なんだそうです。

三光堂。三光天子を奉っており、子孫繁栄の祈願所として建立されたお堂です

釈尊像。このお釈迦様は、霊鷲山において、百日の御修行をされておられるお姿です。

相輪塔。五重塔等から屋根を取り払い、最上層の相輪のみを残した仏塔の一種で、法華経を説かれたお釈迦様の供養塔です。
小休止ついでに見学です(^^)/。どれも貴重な文化遺産!
大光坊~法明坊(60分)

大光坊からの道、、、緩やかな尾根を歩いていたかと思うと、、、

その後、めちゃくちゃな急勾配になります(^^ゞ。ほぼアキレス腱が伸びっぱなし(笑)。
法明坊


日蓮聖人の喉の渇きを潤そうと、弟子の日朗上人が水を汲んだと伝わる井戸があり、お水屋と呼ばれています。

その井戸の横に法名坊。

法名坊の前に、休憩場所があります。
大光坊で小休止したばかりですが、、、また休憩です。。。

栄養補給(^^)/。グミと、コアラのマーチ!コアラのマーチの、あの独特な六角形の箱は嵩張るので、ジップロックに移し替えています(笑)。
法明坊~奥之院思親閣(30分)

やがて、奥之院思親閣に到着です。場所によってはかなりの急勾配で、疲れました(^^ゞ。
ちなみに、日蓮宗の宗祖、「日蓮聖人」は身延ご在山の足かけ9年間、風雨をいとわず身延山頂へと登られていたそうです。。。ヤバイですね(^^)/。
…たどり着いたこちら側は、奥の院の、いわゆる「裏側」のようです。とりあえず、ここからの景色が、、、

良い!!一旦「ほぅ」とします(^^♪。
さて、せっかくなので、奥の院を一度突っ切り、正面から入り直して見学です!
奥之院思親閣

奥之院思親閣は、日蓮聖人が父母を偲んで建立したと言われています。
ここも、たくさんの見所があります!!
正門らしき所を潜ると、

日蓮聖人の像があります。

その像の横には石段があります。

この石段の途中と、登り切った上には「御手植の杉」という、七百年の歳月を経過した四本の老杉があります。日蓮聖人が植えた杉らしいです(^^)/。
七百年とはこれまた(^^ゞ。ついさっき、久遠寺の枝垂桜が四百年ということで感動していたのですが(笑)。




4本ともデカい!画角に入りません!
「杉」にはキャンプでもお世話になっております!主に薪として(^^)/。今後とも宜しくお願い致しますorz。

石段を登り切ると仁王門です。

当然仁王様が両脇に(^^♪。

顔出しパネル(笑)。ポーズが可愛い(^^)/。いいのか?コレ(笑)。

仁王門を抜けると、祖師堂(各宗で、その宗祖、開山などの像や位牌などを安置する堂)です。参拝していきました。

祖師堂の左には、釈迦像もありました。この像の後ろから、山頂に出られる道があります!
身延山山頂


身延山(1,153m)登頂です!!



絶景ですなぁ。南アルプスも八ヶ岳も、まだ行ってないので憧れの視線で眺めちゃいます(笑)。
山頂からの眺めを堪能したので、ロープウェイ駅に向かいます。
七面大明神の遥拝所

ちなみにですが、、、山頂からロープウェイまでの途中に、七面大明神の遥拝所があります。

ここから見える標高1,982メートルの七面山。頂上の敬慎院は身延山を守護する鎮守神として七面大明神をお祀りしています。七面山まで行くのはちょっと大変なので、ここから拝ませてもらいました(^^)/。
ロープウェイで下山~三門

遥拝所のすぐ先が、ロープウェイの「奥之院駅」です。

駅前には座って休める場所が設けられています。
そして、こちらにも展望台(南側)があります(^^♪。


ロープウェイと共に、富士山や富士川、身延の町を一望できます!

片道のチケットを購入して、下山です。
駅内には売店があるので、お土産などの購入や、食事もできますよ(^^)/。
定時運行は20分間隔です。片道7分で到着します!詳しくはH.P.参照です。

ということで、あっという間に麓の「久遠寺駅」に到着です。人が多くてロープウェイ内からの写真は控えましたが、桜が咲き誇る久遠寺を上から眺められて良い景色でした!
さて、後は駐輪場に戻るだけなのですが、せっかくなので、久遠寺の表玄関的な「三門」へ。
三門

三門から来ると「菩提梯」と呼ばれる、この↑石段を登って久遠寺の本堂に辿り着くことになります。
三門から本堂へと続く287段の石段で、登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられているのだそうです。
正規ルートで参拝したい方は、この石段を登りましょう(^^)/。

…下まで降りたので、見上げてみます。。。段数もアレですが、角度がヤバイです(^^ゞ。
正直、別ルート(甘露門から)にして良かった(笑)。

そして、三門です。「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわすらしいです。
この門をくぐり、石段を登り切っての参拝は、より、ありがたみが増すでしょうねぇ(^^)/。
まとめ
枝垂桜も、山頂の展望も最高(^^♪。正にパワースポットでした!!
それにしても、ここの山道は斜度がキツかった(笑)。僧侶の修行も行われている山なので、ドS仕様なんでしょうか?
…次は三門から石段を登ろう(^^ゞ。。。ではまたーー。