「アウトドアクッキング」というカテゴリについて

基本的に、電気等の使えない「屋外」で、熱源は「シングルバーナー一つ」で、無理なく作れる料理の紹介をしていきます。

アウトドアで困る、「後片付け」についても言及していきます。

今回は番外編。自作の肉焼き器で「マンガ肉」を焼きます!


キャンプで、肉をクルクル回すヤツマンガ肉を焼く…ロマンがあります(^^♪。

失敗しつつ、試行錯誤しながらですが、何とか形に出来たので、紹介させて下さい(笑)。

YouTubeにも動画を挙げました

材料(1人分)

肉は、ハンバーグのタネを成型して焼きました。

【ハンバーグのタネ】

  • 牛豚ひき肉・・・150g
  • パン粉・・・大さじ2
  • フライドオニオン(※)・・・20g
  • 牛乳・・・大さじ2
  • ナツメグ・・・小さじ1/2
  • 塩コショウ・・・小さじ1

※玉ねぎをきざんで炒めるのが面倒だったので、代用。

使用したクッカー類

  • ボウル(家でハンバーグのタネを捏ねる時に使用)
  • ラップ
  • アルミホイル
  • 焚火台
  • 肉焼き器(自作)

肉焼き器を作る

はい、ここからです。

↑写真のようなものを作りました。

使用する焚火台に合わせて、丁度良いサイズの棒を買い揃えます。大き目のホームセンターなら、良い材料が見つかるはずです。大きい所なら、木材のカットサービスもあるはずです。

取っ手と肉を巻き付ける棒は、こんな感じで連結させています。更に麻紐を巻き付けて強度を上げています。

持ち手には、スポンジを巻きましたが、正直、使っている時邪魔なだけだったので、不要だと思います(^^ゞ。

棒を支える「杭」の先は、ナイフで削り、ヤスリをかけて、上の画像のように。地面に刺さりやすくしました。

あんまり尖らすと持ち運びの時危ないので、これ位にしておきます。決して、面倒になったからでは無いです(^^ゞ。

最終的には刺した周りをペグで補強する考えだったので、あまり凝らずに、シンプルな形状に。

杭の上側は、こんな金具を付けます。

※杭は上に乗せる棒より細いものを使った(軽量化の為)ので、片方は斜めに曲がった金具を使っています。

こんな状態に出来るわけです。

使用する焚火台との、サイズ感を間違えなければ、問題無いです。

ちなみに、私の場合、棒の直径は2.4cm。

杭を刺した深さは7cm位で、前後にペグを刺したら安定しました。

調理手順

ハンバーグのタネを作る

写真を撮り忘れましたが、家で上記材料をボウルに入れ、捏ねて、ラップに包んでキャンプ場に持って行きます。生肉なので、保冷バックを上手く使いましょう。

肉焼き器の棒にアルミホイルを巻き付ける

写真は中央部分だけに巻いていますが、回している時、アルミホイルが棒に吸着しないで空回りしてしまったので、最終的には持ち手の方まで延長させました(黄色の線の長さに延長)。

更に肉を巻き付ける

こんな感じになります。ラップの上から成型するとやりやすいです。

あまり欲張って肉をたくさん巻くと、重くて落とします。程々に。

焚火で焼く

炎が、肉にギリギリ当たらない位の火力をキープして、焼きムラが出ないよう、じっくりと回しながら焼いていきます。

焼き上がってくると、透明な脂が滴ってきます。

風や火力で左右されるでしょうが、私は30分程で焼き上がりました。

完成

美味そうです!!

写真の上に写っているもう一本の棒は「食べる時用」で、わざわざ作ったのですが、面倒で、このままかぶりつきました(笑)。

いやぁ、美味い!!!遠炎でじっくり焼いたからか、とてもジューシー!味付けも悪くなかった!満足です(^^♪

本当はソース用の調味料とか持ってきていたのですが、もう、どうでも良くなっていました(^^ゞ。

というのも、何度か失敗を重ね、やっとこの形に出来たからです(後述)。

何というか、ロマンは満載でしたが、手間がかかり過ぎるのが難点ではあります。

結果、ハンバーグ一個焼いただけですからね(^^ゞ。。。

まあ、楽しかったので良し、です。ではまたーー。

Amazonだとこんなの↑はありましたね。


ちなみに「モンスターハンター」というゲーム内で、ハンドル式の肉焼き機を使って焚き火で肉を焼いている、または焼き上がったときの台詞として「上手に焼けました」というのがあります。

私はこのゲームやっていないので、良く分からなかったのですが、Twitterのフォロワーさんに教えてもらいました(^^)/。大ヒットゲームの内容を再現した感じで、妙に嬉しかったです(笑)。

失敗談

1回目。肉の量が多くて250g位?焚火の中に落としました。勿体ない(泣)。。。

2回目。肉の量を減らし、ある程度焼いた後、豚バラを表面に巻いて再度焼いてみました。本来、これが完成予定品でしたが、何度も崩れてしまい、断念。こちらはボロボロになった肉を鉄板で焼いて美味しく頂きました。

3回目でようやく、上記の形になりました。色々と凝り過ぎたり欲張ったりして上手くいかず、妥協した形ですが、とにもかくにも、美味しく食べられて良かった(笑)!!

失敗する事前提で、多めに材料を用意しておいて良かった・・・。

もっと上手くやれたかもしれませんね。また挑戦したいと思います!

後片付け

アルミホイルやラップを使っているので、実はほとんど器具は汚れません。

但し、焚火台等が脂で汚れてしまう可能性が高いので、翌日等、火が消えて安全な状態で確認しましょう。