1月後半。10年に一度の寒波が襲来していました( ゚Д゚)!出かけるのが億劫になる位の寒さでしたが、寒い時にしか見られない景色を見る為、秩父へ!
氷柱(つらら)とは?
氷柱とは、水がしたたる時に凍って棒状に垂れ下がったもののことをいいます。
氷柱の形成は、したたり落ちる水が0℃以下の空気に触れる事で凍り、作られていきます。
そして、温かい日中に表面が溶けて⇒寒い夜間にまた凍り~~溶けたり凍ったりを繰り返すことで、長く太くなっていきます。
そのため、寒さが厳しい地域より、寒暖差がある地域の方が氷柱はできやすいです。寒さだけでは無く、氷が溶ける暖かさも必要だからですね(^^♪。
秩父三大氷柱について
埼玉県南西部・秩父市にある、3カ所の氷柱の名所の事です。
- 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
- あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
- 尾ノ内氷柱(おのうちひょうちゅう)
は、総称して「秩父三大氷柱」と呼ばれており、例年、1月中旬から2月中旬にかけて見頃を迎えます。
秩父は盆地で、1日の寒暖の差が大きい土地なので、氷柱ができる条件に適した土地である事を上手く利用したものです。
三か所の内、天然の氷柱は三十槌の氷柱のみで、尾ノ内氷柱とあしがくぼの氷柱はともに人工の氷柱です。
天然の「三十槌の氷柱」が好評なため、2010年頃「尾ノ内氷柱」が公開、2014年に「あしがくぼの氷柱」が続いて公開され、秩父三大氷柱が揃いました(^^)/。
あしがくぼの氷柱も見てきましたが(※)、人工の氷柱も、自然の地形を利用した、見事なモノでした(>_<)。
「三十槌の氷柱」基本情報
※2023年の情報です。最新情報はH.P.参照して下さい。
※天候等により期間や時間が変更になる場合があります。
※公共交通機関でのアクセスはH.P.参照して下さい。ライトアップの時間にはバスが無いので、マイカー推奨です。
住所:埼玉県秩父市大滝4066(地図)
期間:1月上旬~2月下旬
時間:8:30〜17:00(ライトアップ/平日17:00〜19:00 土日祝17:00〜20:00)
料金:入場料大人200円 子ども100円
公式HP:三十槌の氷柱
駐車場:つちうちキャンプ場 ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場(どちらも有料)
ちょっと脱線~レンタカー情報~
スタッドレスタイヤ装備のマイカーの方は問題ないのですが…。
バイクだったり、ノーマルタイヤの車だったりすると、路面凍結を警戒する場所&時期なので、心配な方はレンタカーも選択肢になると思います。
以下のレンタカーが使いやすかったです。
セルフ受付&返却なので時間の短縮が出来、冬季はスタッドレスタイヤが標準装備、乗って来たバイク(車)が無料駐車可能、という所が良かったです。
場所は西武秩父駅のすぐ隣。私は駅までバイクで来ましたが、電車で来て、レンタカー~というのも楽で良いですね(^^)/。
駅のすぐ裏。受付は無人です。webで事前予約。
操作に手間取らなければ、すぐに出発できます。
私のバイクはスズキのST-250なので、レンタカーもスズキをチョイス(笑)。「ワゴンR」です。
路面凍結にビビり、西武秩父駅~三十槌の氷柱の会場まで、このレンタカーで向かいました(^^)/。
駐車場(つちうちキャンプ場)
私は、つちうちキャンプ場の駐車場を利用しました。
西武秩父駅から山道に入っていき、約40分走ると辿り着きます。
写真の通り、雪が少し残っている状態でしたので、やはり路面状態は気を付けた方が良いです(^^ゞ。
「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場(H.P.)(地図)」にも駐車可能です。どうやら、ウッドルーフの方が氷柱の会場まで近いようですね。ウッドルーフの方が便利だったかしら(笑)。どちらでも、お好みで(^^)/。
受付~氷柱会場へ
駐車場の目の前が「つちうちキャンプ場」の入口で、三十槌の氷柱の受付もあります。
では、ここで駐車料金(500円)+入場料(200円)を払います。
ライトアップは17:00から。ほぼ開始ぴったりに到着できました。まだ周辺は明るいですね(^^)/。
キャンプ場内を通っていきます。氷柱まで10分弱歩きます。
馬の石像??他にも「象」とか「フクロウ」とかありました。楽しいキャンプ場ですね(^^♪。
露天風呂もあるのかぁ( ゚Д゚)。・・・今回は目的が違うので、どんどん進みます(笑)。
ターザンロープ、巨大オセロ…くそっ、気になる( ゚Д゚)。急坂をどんどん下ります。
看板に従い、更に下ります。当然、帰りは登りになるので、、、疲れます(>_<)。
オートキャンプサイトを抜け・・・
川(荒川)が見えてきました。川岸まで下ります。
その坂の途中に、ライトアップされた氷柱がありました(^^)/。サービス前菜的な??
本番(?)より小規模ですが、さらっと目の前に出て来たのでびっくりです( ゚Д゚)。
数秒間隔で、ライトの色が変わっています!キレイですねぇ(^^♪。
下まで降りると、橋があるので渡り、左へ。この辺りから砂利道です。雪もあったりするので、歩きやすい靴で来たいですね(^^)/。
また、一応電灯がありますが、日が落ちきると、足元は暗いです。ヘッドライトや懐中電灯もあると良いです。
川沿いを上流に向かって歩いて行くと、、、遠目に見えてきました!!
平日だったので、そこまでの混雑も無かったです。これは楽しめそう!
三十槌の氷柱
三十槌の氷柱について
下記赤字、つちうちキャンプ場H.P.よりコピペ。
三十槌(みそつち)の氷柱はつちうちキャンプ場のすぐ近くを流れる荒川河川敷にできます。 自然の石清水と大滝の寒さが作りあげる天然の氷柱です。 1月の下旬から2月の中旬までが主な見頃となり、夜はライトアップされ幻想的で神秘的な世界へと変わります。
※その年の気温によって変わります。
補足として…前述の通り、三十槌の氷柱は秩父三大氷柱の中で、唯一、天然の氷柱があります。更に人工の氷柱もあり、それは天然の約2倍の規模です!両方見られるので、楽しみです!!
天然の氷柱
川沿いを歩いて、先に見えてくるのは「天然」の氷柱です(^^)/。
幅30m、高さ10m…位!(自然条件により変わります)
素晴らしいです(^^)/。
残念ながら、対岸には渡れず、川を挟んでの観賞になりますが、当然ですね。氷柱が落ちて来たら、超危ないですから(^^ゞ。
日が落ちて辺りが暗くなると、より幻想的。。。水面に反射する光もキレイ(^^♪。
こちらは動画。3倍速にしています。色の変化がとても良い。
周囲の会話が入ってしまうので、音は消しましたが、川の音もまた心地よかった(>_<)。
寒さを忘れて、魅入ってしまいます。
人工の氷柱
天然氷柱の上流には、水を流して造られた人工の氷柱があります。
幅55m、高さ25m!天然の約2倍の規模です( ゚Д゚)。
やはり規模が大きいと迫力があります!!これはスゴイ(>_<)。
人工的に流した水とはいえ、この氷柱を形作ったのは、この秩父の寒暖差です。そう考えると、やはり、これも自然が作った造形物なんだと思います(^^)/。
こちらも、刻刻と色が変わります(^^♪。
緑が天然、赤が人工。こんな距離間で並んでいます!いやぁ、ずっと見ていられる(笑)。
まとめ
寒い時期しか見られない光景ですね。本当に幻想的で、とんでもなくキレイ(^^)/。
路面凍結にビビりながらも、来て良かった!
関係無いけど、実は私、車(4輪)の運転は10年ぶり位(笑)。これはこれで怖かった( ゚Д゚)。
秩父三大氷柱、後は「尾ノ内氷柱」を見たらコンプリートですね!絶対見に行こう!!
ではまたーー。