
バスタ新宿から。出発後、バス内はすぐに消灯になります。車内は真っ暗になり、周りに迷惑なのでスマホもいじれません。大人しく寝るしかないんですが・・・寝れませんでした(笑)。
シートの固さはお好みでしょうが、私は問題なかったですね。ただ、狭い。当然ながら足伸ばせないし、10cm横は他人が口を開けて寝ているんですよ。
でも寝てる間(寝られなかったけど)に目的地に付いているんだから、こんな便利なことは無いですね。問題は私のメンタルの弱さでしょう(笑)。山小屋でも眠れなかったですし。

富山駅から、電鉄富山駅へは徒歩5分。電鉄富山駅で切符を買い、富山地方鉄道に乗ります。平日だったので学生も通学で使っていました。混み合ってはいませんでしたが、席は埋まっていました。
ザックの人だらけ。アウェイじゃない。嬉しい(笑)。

立山駅に着いたら、外にある切符売り場へ。アルペンルートの切符を買います。6つもの乗り物を乗り継ぐ訳ですが、切符は1枚で済みます。
私はwebで「平日割切符」を事前に買っていましたが、その場合も、ここで切符の現物を受け取ります。


切符を手に入れて、ケーブルカーと高原バスを乗り継ぎ、次の目的地、弥陀ヶ原へ。高原バスは終点の室堂まで行く人と途中下車する人で乗車口を分けられました。間違えないように注意です。


弥陀ヶ原に到着です。バスで弥陀ヶ原途中下車する場合は、バスを降りた所にあるバス停のカウンターで次に乗るバスの予約が必要ですのでお忘れなく。また、荷物を預けられるロッカー(有料:300円)もあり、使わせてもらいました。55Lのザックは入りましたが、外付けが多いと厳しくなると思います。
カメラと飲み物だけ持って、散策へ出発です。


ここは広大な湿原で、整備された木道を歩きながら、散策できます。北東に見える標高2,501mの大日岳や、ガキ田(池塘)の景色が楽しめます。約2時間かかる外回りコースを散策。バス停留所から、時計回りに回りました。







ゆっくり周回して、1時間半位でした。2時間位予定組んでおけば、じっくり散策できそうです。

ちょうど1周してきたところで、弥陀ヶ原ホテルに着きます。ここのホームページには弥陀ヶ原の散策モデルコースの説明などもあるので、役に立ちます。
ここに泊まるのではないのですが、中のレストランが利用できるので、ここで昼食です。



美味しゅうございました。ホテル旅行気分を味わえますし、絶景を眺めながら食事できます。お手頃で済ませたいなら、室堂駅内に安く済ませられるお店があります。お好みで。

天気がとても良く、気持ちよく散策できました。紅葉は色づき始めた程度で、見頃はもう少し。昨年(2018年)は10/1には見頃だったらしいので、今年は若干遅いようです。
予約した時間になったので、高原バスに乗り、室堂まで。

室堂到着。駅内には食事処やお土産屋があります。登山届の提出所もあるので、登山する場合、提出していきましょう。


階段を昇り、屋上の展望台に出ます。



看板に従い、雷鳥沢キャンプ場へ向かいます。「キャンプ場」の表記が無くても、「雷鳥〇〇」の方向に進めばO.K.です。駅から徒歩45分位です。







室堂は観光スポットだらけです。重いザックを背負って観光も疲れるので、ほぼ通り過ぎて行きます。勿体ない。

道中、こんな警報機をいくつか見かけます。この周辺は火山ガスが発生していて、硫黄臭いです。このガスの濃度が高くなると光るようです。すげぇ所に来てしまった。

テント場へは長い階段を下って行きます。結構大変でした。・・・これ、帰り登るの?

階段の途中で、雷鳥沢ヒュッテを確認。キャンプ場から一番近い山小屋で、売店や温泉があります。

キャンプ場に着きました。先ずは受付へ。トイレも受付の建物にあります。受付の記入用紙に記入し、500円を支払います。係の方の説明をしっかりと聞きましょう。
- ゴミは持ち帰り。
- 水道の水を飲むときは基本煮沸してから。
- トイレにものを持ち込まない。便器に落としたら拾えないよ。
- 山には熊がいるので、食品はテント内で管理。etc…
受付が終わったら、空いている場所にテントを張りましょう。


たまたまベンチの近くを陣取れたのでラッキーでした。サクッとテントを設営しました。
いやぁ、疲れた。とにかく一休みです。


豆を挽き、お湯を沸かし、コーヒーを淹れます。絶景を肴に、1杯。



落ち着いたので、温泉へ♪

雷鳥沢ヒュッテまで歩いていくのですが、階段が地味に面倒。でも温泉入りたい。
内湯と露天(写真の建物。半露天?)があります。風呂場は脱衣所含めて分かれていますので、内湯で体を洗って、服を着て露天に行くようになると思います。
内湯はまあ普通です。シャンプーと石鹸が備え付けでありました。水道からのお湯の出が悪かったです(笑)。
露天は狭いです。大人3人以上だときついですね。ですが、にごり湯の温泉で、開けた窓からの景色は良かったです。
露天にたまたま一緒に入っていた人は、天気が良すぎるので、予定を伸ばして、もう3泊目だという話をしてくれました。私が風呂から上がると、先に上がっていた同じ人が、小屋の玄関先でビールをジョッキで飲んでいました。私を見つけると「最高!!」とジョッキを掲げて笑ってくれました。
最高ですね!
ビールは売店で買えます。

さて、テントに戻り、晩飯です。写真の「カップ飯(でいいのでしょうか?)」に、ソーセージと生卵を一緒に入れて熱湯で5分です。
出来上がりの見た目がアレだったので写真は載せません(笑)。結構ボリュームあります。お腹いっぱいになったら、深夜バスで眠れなかった分、眠気が一気にきました。
まだ18:00位だったと思うのですが、寝ます。
・・・23:00。目覚ましで目を覚ましました。星空を期待してです。


最高でした。満天の星とはこういうのを言うんだと。カメラの撮影技術が未熟なのが悔やまれます。もっとキレイでした。
小一時間星空を眺めながら過ごしましたが、寒くなってきたので、再び寝袋に。朝4:00に目覚ましを設定し直して、明日に備えてまた寝ました。
深夜バスや山小屋だと眠れなかったのですが、テント泊だと良く眠れました。天気も良かったですし、良い初日でした。次回は登山の様子です。ではまたーー。