
5月の後半。まだ5月だというのに、気温が30℃近くまで上がる夏日&快晴!の日でした。
地図を眺めていたら、多摩川って川沿いにずっと緑地や公園が続いているんですよね。どうやら、東京湾付近まで続いているようです。
普段はバイクで多摩川を上って奥多摩の「山」へ行くことが多いのですが、たまには、川を下って「海」へ行くのもいいんじゃあないでしょうか?どうせなら、ゆっくりと歩きで、お弁当を持って散歩気分で行ってみよう!!
たまには…ね。多摩川だけに。
多摩川について

以下青字、wikiより抜粋です。
多摩川(たまがわ)は、山梨県・東京都・神奈川県を流れる多摩川水系の本流で東京湾に注ぐ一級河川。下流は東京都と神奈川県の都県境となっている。全長138km、流域面積1,240km2。堤防はあるものの、東京圏の一級河川でありながら護岸化されていない部分が多く、川辺の野草や野鳥が数多く見られる自然豊かな河川である。
源流は、山梨県・埼玉県の県境にある笠取山(かさとりやま)(標高1953m)山頂の南斜面下「水干」(みずひ)を源とする。上流部では柳沢峠から流れ込んでくる柳沢川と合流するまで一之瀬川(いちのせがわ)と、そこから下流は丹波川(たばがわ)と呼ばれ、奥多摩湖に注ぐ。
歩いたコース概要
私が歩いたのは「等々力渓谷」という景勝地をスタート地点にして、多摩川沿いの「たまリバー50キロ」というコースの、終盤約10km。さらに、その終点から、多摩川が東京湾に流れ込む河口付近の公園「浮島町公園」まで~~合計約20km程です。

↑大体こんな感じです↑
等々力渓谷

等々力渓谷公園~23区唯一の渓谷、ということで有名な場所です。
場所は東京都世田谷区、、、街中でありながら、まるで山奥に来たかのような自然が楽しめます。
たまリバー50キロ

多摩川沿いの河川敷を通るコースは、「たま リバー50キロ」という名前がついています。
都民の健康づくりを目的として、多摩川の河川敷等を利用し羽村市(羽村取水堰付近)から大田区(大師橋緑地付近)に至る、ウォーキングやランニング、散策などが楽しめる約53kmの連続したコースを、沿川区市とともに定めたもの、だそうです。
下リンクより、コースマップのPDFを見ることができるので、合わせて参考にして下さい。
東京都市整備局H.P./たまリバー50キロ コースマップについて
浮島町公園

多摩川が東京湾に流れ込む河口にある、川崎最東部の公園です。
ベンチもある広場で、河口部を眺めてまったりできます。羽田空港が近いので飛行機の離着陸を近くで見られます。
また、釣り園が併設されているのですが、台風被害により閉鎖中です(記事掲載時)。
さあ、歩いてみよう!!

東急大井町線「等々力駅」から徒歩数分で、「等々力渓谷」に到着します!
この駅は改札の外にトイレがあります。必要あれば寄って行きましょう!!
等々力渓谷



駅の南口から通りに出ると「成城石井」が見えるはずです。その角を曲がれば「等々力渓谷公園」の入口があります。入口は複数あるのですが、ここが駅から一番近いです。
ゴルフ橋

入口の階段を下ると、すぐに赤い鉄橋の下を潜ることになります。「ゴルフ橋」と呼ばれています。昭和初めの頃、この辺に広大なゴルフ場があったからだとか。

↑ちょっと写真がブレブレですね(^^ゞ。ゴルフ橋の上にあった看板と温度計。渓谷内は気温が数度低く、涼しいです。降りた瞬間に体感できるレベルです。
真夏に来た事もあるのですが、本当に涼しい。気持ちよい散策ができるので、暑い時期は特にオススメです(^^)/。


緑と木漏れ日の中を歩いて行きます。足元もよく整備されています。

狭い場所もあるので、すれ違いなどは気を付けましょう。
横穴古墳(東京都指定史跡等々力渓谷3号横穴)

下記青字、H.P.より
渓谷の左岸崖面では、古墳時代末期から奈良時代にかけて構築された横穴墓が6基以上発見されています。中でも昭和48年に発見された3号横穴は、典型的な横穴墓の形態を留めていて、埋葬人骨や副埋葬品も良好であったことから保存措置が講じられました。
横穴墓は奥行きが13メートルで、内部はとっくりを半分に割ったような形をしています。本横穴群の被葬者たちは、いずれも副葬品が豊富なことから、後の武蔵国荏原群の等々力周辺を治めていた有力者であると推定されています。


中が良く見えな~い(笑)。
こういった、自然以外の楽しみもあります(^^)/。
不動の滝

渓谷を進むと、「不動の滝」があります。龍の口から湧き水が流れ落ちています。

滝と呼ぶには「か細い」水量ですが、その分上品で厳かな雰囲気がありますね。
雪月花

不動滝に隣接して「雪月花」という、茶屋というか、お休み処があります。
【営業時間】平日・休日ともに11:00~16:00(お天気により休業)。
抹茶や甘味を楽しみながら休憩できます。
この時は営業時間外で閉まっていました。残念。
どうしても気になって、後日、改めて伺いました。詳しくは下記記事にて。
等々力不動尊

さて、この滝の脇にある階段を登ると「等々力不動尊」があります。

不動尊とは、不動明王の尊称。不動明王とは、、、
「人々の一切の煩悩と迷いを断ち、すべての人を救う、仏様」、ってことで語弊はないかしら?

ご利益は煩悩退散・厄除け・学業成就・身上安全・立身出世・商売繁盛・健康祈願など。
折角立ち寄ったので…こんなご時世なので、健康祈願をしていきます。そして、本日の散歩が無事に終われますように。。。
他にも、、、


等々。



ちょっと通り抜けただけでしたが、面白い場所ですね。散歩に最適です。

渓谷の南側にある「日本庭園」を抜けると、急に普通の住宅街に出ます(笑)。普通の住宅なので写真は控えましたが、、、
数分、適当に南方向に歩くと「多摩堤通り」に出ますので、車に注意して道路を越えます。

辿り着いたのが、「多摩川玉川公園」。たまリバー50キロに合流した形です。

写真のような緑の広場が広がります!!多摩川も見えています。

土手を降りると、こんな感じの道が川沿いにずっと続いています。いいですねぇ、抜けるような青空に、先が見えないほどずっと続く道。テンション上がります!!
さあ、ここからひたすらウォーキングです!!
長くなってきたので、ここで一旦切ります。次回へ続く!!ではまたーー。