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「みしゃかいけ」と読みます。

東山魁夷氏の有名な作品「緑響く」のモチーフにもなったことで知られている、有名な池です。

この池は農業用のため池で、冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めにつくられた人工の池だそうです。

池の周りのカラ松林は季節によって色を変えて行きます。春の新緑、夏の深緑、秋の黄葉(紅葉)、冬の雪化粧。静かな水面はまるで鏡のようにその風景を逆さに写しこみ、幻想的な光景を見せてくれます。

池の水質は酸性が強いため、魚等が生息できないそうです。そのため、透明度も高く、水面も静かなのだそうです。

そんな写真映えしそうな池に行ってみました。

場所

御射鹿池駐車場地図

御射鹿池のすぐ傍には無料の駐車場があります。深緑の時期や黄葉の時期は非常に混み合います。ですが、御射鹿池の写真を撮るだけなら数十分で用は足りるので、車の回転は速いです。

また、御射鹿池は長野県茅野市の標高1,500mの山中にあります。時期によっては防寒対策などが必要です。

撮影環境

道路と池の間には撮影に十分なスペースがあります。三脚も可です。むしろ撮影のためにこのスペースが作られたのではないかと思います。

以前は柵の奥まで行けたらしいのですが、現在はこの柵を越えては行けません。

そしてこの柵、まあまあ背が高いです。一般的な成人男性の胸の辺りまででしょうか。三脚はその高さを越えられるものを用意しましょう。

撮影に適した条件

鏡のような水面が見られる条件として挙げています。

【時刻】早朝、日の出直後が良いとされています。風が少なく、水面が静かな可能性が高いです。また、霧が出ている可能性が高いのも早朝です。より幻想的な光景が見られるかもしれません。

【天候】曇りがベストだとされています。雨だと水面が波打つのでもちろんアウト。晴れだと日光の照り返しがあるので撮影にはいまいちです。

風景

下の写真は早朝、曇天に撮りました。条件は良かったと思います。

駐車場側(東)
真中辺り。
西側から

まとめ

出来れば早朝に足を運んでみてください。

涼やかな空気の中で見る、まるで時が止まっているかのような光景はぜひとも、実際に体験して欲しいと思います。

ちなみに上の写真は夏に撮ったものです。季節によっても全く違う表情を見せてくれます。お気に入りの場所になりました。

また別の季節に訪れたいと思います。ではまたーー。