前回の続きです。
⑥重要文化財・和田家/園崎家~
⑥の「和田家」は、国指定重要文化財です!
緑の田んぼが広がる中を歩き、重要文化財に向かいます。
こちら↑がその「和田家」です(^^)/。
和田家住宅は、白川郷の合掌造り民家として最大級の規模をもつ質の高い建築であると書かれています。
なんと、現在も住居として生活しながら、1階と2階部分を公開してくれています( ゚Д゚)!!
AM9:00~大人400円で入館できます。
家に上がると、すぐ目の前では「蚕」を飼育している様子が見られました(^^♪。
桑の葉の中にいる幼虫が分かるでしょうか?
あんまりアップだと、虫が苦手な方もいるかもしれないので、この距離の写真で(^^ゞ。
欄間、畳、障子、純和風です!今やあんまり見られないですよね?
2Fにも上がれます。
2Fは屋根裏のようになっていて、合掌造りの屋根の裏側が良く分かりますね。
釘などは使わず、写真のように紐で固定されているんですね( ゚Д゚)!これはスゴい!!
中央には、蚕の「まゆ」!ここから絹(シルク)を紡いでいくのですねぇ。
2Fの一角には、古い道具が並びます。写真左~中央に見えるのは糸(絹)を紡ぐ器械ですね。
ちなみに、こういった農家で飼われている「蚕」は、野生にはいないそうです(;´・ω・)。
人間に飼いならされて、もはや人間の手助けがないと生きられないようになってしまったのだとか(^^ゞ。
まあ、ある意味蚕の生存戦略に人間が利用されたのでしょう(笑)。
また、今回は行きませんでしたが、白川郷田島家養蚕展示館という場所があります。先述の、お食事処忠兵衛(3連合掌造り)の手前です。
そちらは、村内唯一の養蚕をテーマとした展示館なんだそうで、お蚕様についてもっと知りたい場合、寄ってみると良いと思います。
2F窓からの景色です。来る時に見てきた景色を、上から眺められます。。。日差し強いなぁ。暗い部屋から撮ったので、白飛びしてしまった(^^ゞ。
~”ひぐらしのなく頃に”聖地/園崎家~
作品を知らないと、意味不明だと思います。ご興味ない方は読み飛ばして下さい(/ω\)。
雛見沢御三家の「園崎家」のモデルです。
雛見沢で一番の権力を持つ名家のモデルとして、これ以上ないですね(^^)/。
地下室は無いみたいです(笑)。
さて、和田家を出ますと、すぐ近くにシャトルバス乗り場があります。
このバスで、高台にある展望台に行けるのです!後で行きます(^^)/。
出発時間は毎時丁度と、20分、40分…と、20分間隔です。12時から、昼休憩なのか、バスが無い時間もあるので注意したいですね。時間を覚えて…先に昼食にしましょう!
⑦のきぬゆかり(喫茶店)に行きます!赤矢印のルートで向かいます。この通りは一番広いメインの通りです。
お土産屋や、飲食店が並びます。時間も10:00を過ぎ、お店も開店してきました。
こんな↑日帰り温泉にも入れる、温泉旅館もあります(^^)/。
以前白川郷に来た時は、ここの露天風呂に入りました♨
露店風呂から庄川が見えるのですが、冬だったので、雪景色がとても良かった記憶があります!
私はこの後、下呂温泉に行く予定(※)だったので、今回はスルーしました(^^ゞ。
参考記事:”日本三名泉”の温泉街を練り歩く~グルメと日帰り温泉~「下呂温泉」
それにしても、どこを見ても「画」になりますね(>_<)。
⑦きぬゆかり(喫茶店)~
デザート系の前に、食事じゃあないのかい?と言われそうですが、とにかく暑いんですよ(^^ゞ。
流石に街中よりは涼しいと思うのですが、普通に30℃オーバーの中を歩き回っているので、先ずは涼みたいです(;´・ω・)。
喫茶メニューの他、シルク石鹸も売っていました!
というか、元々は絹製品を販売する会社です。そこが、新たに飲食の提供を始めたみたいです。
メニューにはソフトクリームの他、クロワッサンとワッフルを掛け合わせた”クロッフル”という商品を販売していました(^^)/。美味しそうですが、、、
私は夏限定の”飛騨牛乳シェイク”を!何度も言いますが、暑いんですよ(^^ゞ。
カウンターの若い店員にオーダーします。
注文したのは「桑シェイク」(^^)/。桑の葉が使われており、甘いのですが、ちょっと苦みもある、大人の味(笑)。
和田家で見てきたお蚕様と同じように、桑を頂きます!私は絹を出せませんが、お金払ったからいいでしょ?
冷たくて美味しい!!
⑧かたりべ(土産屋)~
お土産は後の方が良いのですが(荷物になるので)、⑦のすぐ近くなので、先に寄ってしまいました。
お!シェラカップだ!
でっかい”さるぼぼ”も売っていました(;´・ω・)。
飛騨の伝統的なお守り「さるぼぼ」。。。
下記赤字、さるぼぼ屋さんH.P.よりコピペ。
時代が進み、他にいろいろと新しい人形が出てくる中であまり作られなくなり、今は岐阜県の飛騨地方でのみの風習となりました。
そして、お母さんやおばあさんが娘や孫のために作るさるぼぼが、猿の赤ちゃんに似ていることから、飛騨の方言で「さる=猿 ぼぼ=赤ちゃん」で「さるぼぼ」と呼ばれるようになりました。
猿は音読みで【エン】と読むため、「縁」とかけて「良縁」「家庭円満」、また訓読みで【さる】と読むため、「去る」とかけて「病が去る」「災いが去る」というふたつの意味をかけて、現在のさるぼぼとして知られるようになりました。
なんだか普通のお土産屋さんっぽいですが、、、
白川郷内にたくさんある土産屋さんの中でも、屈指のオタク向けのお店です( ゚Д゚)。
先述の神社に奉納されていた”痛絵馬”もここで販売していました。
買ったのは、この”さるぼぼ”。手のひらに収まるサイズです。
「梨花」と書かれています。ひぐらしの主要メンバーの名前入り”さるぼぼ”が売っていたので、誰にしようか悩み、これにしました。
店番が若い女性だったので、若干日和りましたが、無事購入(笑)。
この歳になると、恥ずかしがるのが恥ずかしいのです。。。堂々と生きよう(;´・ω・)。
ちなみに、お店の横に休憩所があるのですが、、、
ここも中々濃いですね( ゚Д゚)。
⑨けやき(食事処)~
シャトルバス乗り場に戻る途中にある店で昼食です。
合掌造りではないですが、素敵な店内です。
注文したのは「結旨豚まぶし定食」!・・・予想外のタブレット注文です( ゚Д゚)。
先述の「きぬゆかり」も「かたりべ」も…そして、このお店も、店員さんがみんな若い!!
タブレットも含めて、意外というと失礼かもしれませんが…(^^ゞ。
ベテランさんが仕切るお店も、もちろん好きなのですが(美味しそうですよね)、若い方がお店にいると、活気があって良いです!
・・・こういう事を考えるのは、私が歳を取ったからなのかしら…(/ω\)。
さあ、来ました!!
美味そうです!!固形燃料で火が点いているので、焼いて行きます!!
このお肉は、白川村のブランド豚「結旨豚(ゆいうまぶた)」です。
下記赤字、結旨豚H.P.よりコピペ。
白川郷では「結(ゆい)」の心を大切にしています。「結」とは相互扶助のことです。
白川郷での生活は、昔から個々の家の助け合いと協力があってこそ成り立つものでした。
冬は雪に閉ざされていまうので、家同士が助け合わないと生きていけないぐらい、厳しい自然状況であったため、白川郷ならではの相互扶助の関係が築かれていきました。
そんな「結」の心、「力を合わせて助け合うことの大切さ」
「人と人のつながりや絆の大切さ」から
皆様のおかげで『結旨豚』は誕生しました。
火が通るまで、お蕎麦や、付け合わせを頂き、、、
火が通ったお肉を野菜と共に・・・美味い!!
数枚残した豚肉と、出汁、薬味をごはんにかけ…ひつまぶしの要領ですね(^^)/。最高だぁ!
この地域だと「飛騨牛」が有名ですが「結旨豚」、オススメです。。。
シャトルバスの時間を調整しつつ、お会計を済ませ、退店です。
⑩展望台行きシャトルバス乗場~
お店を出たら、すでにバスが来ていました(;´・ω・)。
高台にある、展望台まで行けます!乗りましょう!片道200円です。
結構、席は一杯になりますので、休日などは早めに並んでおいた方がいいかも?
乗車時間は約10分。歩いても20分位で辿り着けるようですが、登り坂です(^^ゞ。無理せず。
展望台の前に到着です!
帰りのシャトルバスは、毎時10分、30分、50分の20分間隔。往路と同様、昼からバスが無い時間があるみたいですね。
⑪展望台/雛見沢全景/梨花ちゃんお気に入りの場所
さあ、展望台です(^^)/。
おお、混んでる。。。少し並びます。
ちょっと残念だったのが、工事中だったので、景観に影響がありました。
工事場所を避けて、少し後ろから見る事になるので、どうしても柵が視界に入ってしまいます。う~ん、しょうがない(^^ゞ。
展望台の後ろは、お土産屋になっていて、軽食も買えます(^^)/。
メインの集落から離れているので、こちらで買い物できるのは有難いですね。
展望台の場所から、道路に戻り、更に奥に行くと、、、
こんな場所に出ます。特筆したいのが、黄色の矢印の辺り。
ここから、集落を一望できます!
先程の展望台が有名な撮影場所ですが、ここも負けず劣らず、良い景色なのでオススメです(^^)/。
・・・ホント、キレイな村ですよねぇ。。。
こちら↑は冬に来た時の写真です。この時は天気悪かったし、カメラも今の方が良いので、比べるのもアレですが(^^ゞ。
多分、どの季節に来ても絶景が眺められるスポットだと思います!
そして、まだ見ておきたい場所が、赤矢印の奥に。
木製の階段を降りると、、、
こんな立派な石碑と、その先には、、、
こじんまりとしていて、可愛らしい祠(…で、いいのかな?)があります。
周辺は木々に囲まれていて、ベンチがあり、ちょっと休憩するには良い場所です。人も、比較的少ないですし。
~”ひぐらしのなく頃に”聖地/雛見沢全景/梨花ちゃんお気に入りの場所~
作品を知らないと、意味不明だと思います。ご興味ない方は読み飛ばして下さい(/ω\)。
雛見沢全景
梨花ちゃんお気に入りの場所
両方、ゲームなどで背景画として使われた場所ですね。
特に全景写真は作品で良く出てきますし、普通に絶景なので、感動です(^^)/。
「お気に入りの場所」は、印象的な場面としては、弁当争奪戦のシーンでしょうか?
作中も同じような雰囲気の場所なのだとしたら、確かにお気に入りになりそうですね。とても落ち着く所です(^^♪。
・・・予定していた見学個所は回れたので、駐車場に戻ります!
まだ昼頃ですけどね。下呂温泉寄りたいので、もう行かねば!!
まとめ
面白かった!世界遺産と聖地巡礼、どちらの視点でも楽しめたので満足です!
食事もとても美味しかった(^^)/。
欲を言えば、それこそ「ひぐらし」の鳴き声を聞きながら散策したかったのですが、アレが鳴くのは夕方位らしいので、ちょっと無理でしたね(^^ゞ。
あと、水ぷりん…。
この近くの日本三大霊山「白山」も登りたいし…。
世界遺産は逃げないはずなので、また遊びに来たいです!
ではまたーー。