8月末。快晴で、かなり暑い日でしたが、気分良く登れました!!

御前山について

標高1,405m。大岳山、三頭山と合わせて「奥多摩三山」と呼ばれています。

奥多摩三山の中央に位置し、奥多摩湖の小河内ダムの南に大きくそびえています。

5月のゴールデンウィーク前後には、「カタクリの花」が咲く事で有名で、シーズン中には、カタクリの花目当ての登山客で登山道が渋滞することもあるそうです(今回は残念ながら時期はずれでしたが(^^ゞ)。

山頂からの展望も素晴らしく、北面には石尾根(雲取山~奥多摩駅付近まで延びる稜線)の山並みを望めます。

参考記事:奥多摩三山「三頭山」失敗から学んでレベルアップしたい(^^ゞ

参考記事:奥多摩三山「大岳山」で滝を巡る登山

アクセス

今回は奥多摩湖の登山道から登りましたので、奥多摩湖へのアクセスです。

【公共交通機関】

JR青梅線奥多摩駅前から「奥多摩湖」「鴨沢西」「丹波」「小菅の湯」「峰谷」「留浦」行きのいずれかのバスに乗車約20分奥多摩湖バス停下車

西東京バスH.P./奥多摩駅系統一覧

【マイカー】

バス停「奥多摩湖」のすぐ目の前にある施設「奥多摩湖水と緑のふれあい館地図)(H.P.)」に無料駐車場があります。

奥多摩水と緑のふれあい館、外観
駐車場の様子。バイク専用の駐車スペースもあります。

ルート概要

今回もバイクで行ったので、ふれあい館からのピストンです。

地図(山と高原地図:奥多摩)に準じてポイントを書き起こしました。

【登り】

  1. 水と緑のふれあい館~サス沢山(コースタイム:1時間30分)
  2. サス沢山~惣岳山(50分)
  3. 惣岳山~御前山(20分)

【下り】

  1. 御前山~惣岳山(15分)
  2. 惣岳山~サス沢山(30分)
  3. サス沢山~水と緑のふれあい館(1時間)

【コースタイム合計:4時間25分】【標高差:865m(※)】

※水と緑のふれあい館を標高540mとして計算

水と緑のふれあい館~サス沢山(1時間30分)

奥多摩水と緑のふれあい館

今回のスタート地点には 「奥多摩水と緑のふれあい館」があります。営業中なら、ダムのことが学べたり、レストランで食事ができます。入場無料です。

館内のレストランでは、ダムカレーがオススメ!なんですが、新型コロナのせいで現在提供中止中(記事掲載時)だそうです…残念。

奥多摩湖水と緑のふれあい館 H.P.

奥多摩湖

ふれあい館の目の前は奥多摩湖です。東京都の、貴重な水源です。

晴れている日は、広ーい湖面に日光が反射して、キラキラです(^^♪。

湖を眺めながら、休憩が出来るスペースもあります。

小河内ダム~登山口

奥多摩湖に建造されたダムが「小河内ダム」です。

ふれあい館を背にして左の方へ行くと、小河内ダムの警備室があります。ここから、小河内ダムの上を渡り、登山口に向かいます。

ちなみに、警備室からさらに先へ行くと、トイレもあるので、出発前に寄っておきましょう!

では、行ってみましょう!この、ダム上の景色も好き(笑)。

ダムの上から見下ろしてみる!いいですねぇ、巨大建造物(^^♪

T字路にぶつかるので、左へ。

こんなのがありました。小河内ダム名物「ドラム缶橋」の一部が展示されています。

現在は発泡スチロール製の浮を使った橋になっていますが、以前は展示のドラム缶が使用されていて、名物になっていたようです。

そんなドラム缶橋の脇から、高台へ登ります。

机と椅子がある広場に出ます。御前山の標識もありますね。この広場を突っ切った所が登山口です。

注意書きにもありますが、この山域には熊が生息しています。熊鈴等の準備を!

…さあ、奥に見える階段を登って行きましょう。

まずは、つづら折りに続く石の階段を登って行きます。途中に、、、

「展望広場」と「頂上広場」という所があるようなので、寄ってみます。

ちなみに、どちらも登山道からほとんど離れていないので、気軽に寄れる距離です(^^)/。

展望広場

登山口から数分で、展望広場に到着。何故だか、ボートが地面に埋まっています(笑)。船内から草も生えていて、地面と同化しています。

イイ感じにテーブルが並んでいました。

奥多摩湖を見下ろせます。正直、木々の枝が邪魔ですが、上から眺める湖やダムも良いです(^^)/。

全然人もいなかったので、ちょっとピクニック気分で昼食、、、等には良い穴場かもしれません。

頂上広場

展望広場から数分かけて石段を登りきると、写真の標識がありますので、右へ。

「頂上」広場ですが、山のピークにあるわけでは無いようですね。

広さは無いですが、こちらにもテーブルがあります。そして、奥にちょっと高台があり、湖を見下ろせます。

まあ、展望広場と大差ない眺めですねぇ(^^ゞ。広さというか、解放感は展望広場の方が良いかなぁ?

~サス沢山へ

頂上広場から分岐に戻ります。

ここから本格的に登山道になってきます。そして、いきなり急坂です。

焦らず、ゆっくり…と思いながら登っていると、この坂を走って登って行くトレランの人に追い抜かれました(^^ゞ。信じられん…スゴイ(笑)。

少し登ると、倒木が道を塞いでいました。「通行注意・潜るとキケン!!」と注意書きがありましたが、どうやら通って良いようです。注意に従い、潜らず、上を乗り越えて行きます。

倒木を乗り越え、まだまだ続く急な登り。結構キツかったです(^^ゞ。

ちなみに、こういった急な坂は、小股でジグザグに、ちょこちょこと歩くと足への負担が減り、疲労が少なくて済みます。実感できるレベルで効果があるので、上り坂が苦手な方はお試しアレ。

そんな具合に登ること1時間ちょっと…サス沢山に到着です。

サス沢山

標高940m、サス沢山のピークに到着です。

ここにも展望台があります。

ここはいいですね!奥多摩湖が一望できます!!天気良くて最高!!

展望図もありますので、実際の景色と見比べて楽しめます。

ベンチもあるので、休憩に良い場所です。

ここまでも結構疲れましたが、ここから先もまだ急坂が続きます。ここで改めて準備を整えて行くのをオススメします。

長くなったので、一旦切ります。次回へ続く!ではまたーー。