10月半ば。3連休明け、平日の火曜日に伺いました。
午前中は雨~曇りでしたが、昼頃から晴れ!絶景スポットを見てきました(^^)/。
奥静岡について
以下赤字、H.P.より。奥静岡の説明文です。
北は3,000m級の山々が連なる南アルプスから、南は水深2,500mの駿河湾まで。南北83.1kmに伸びる政令指定都市「静岡市」は、東京・名古屋からそれぞれ新幹線で約1時間と、アクセスは良好です。また、古くから東海道の宿場町として栄え、大御所徳川家康公の城下町としても有名な、都市のイメージが色濃いまちです。
そんな静岡市ですが、実は市街地の面積は市全体の20%程度で、ここに市の人口の95%の人々が生活しています。市の面積の大半は、豊かな自然が残る山間の地域です。ここでは、ゆったりとした時間の流れの中で、昔ながらの生活が営まれています。
そこには、地域特有の風習や祭事などの歴史ある文化、わさび・茶などの人の手と心で作られた作物と加工品の数々、棚田や茶畑といった美しい景観が今も多く残っています。また、それらを取り巻く自然環境は、豊かな水や食べものを育み、良質な木材を産み出すとともに、治山治水の面からも都市の生活基盤を支え、きれいな景色や温泉などは、私たちに安らぎと癒しをもたらしてくれます。市街地からたった30分足をのばせば、都市では味わえない魅力ある生活と環境があり、そこに住む人達が温かく出迎えてくれます。
そんな奥静岡ですが、、、地形・流域から4つの地域に分けることができるそうです。
以下も、「オクシズH.P.」から抜粋です。
- 【奥大井】・・・静岡市・川根本町・島田市を流れる大井川の上流部です。3,000m級の南アルプスの玄関口、井川地区があります。
- 【奥藁科】・・・藁科川の上流部で、清沢地区・大川地区等があります。静岡茶の始祖といわれる「聖一国師」のゆかりの地です。
- 【安部奥】・・・全国屈指の麗水を育む安倍川の流域で、梅ヶ島地区・大河内地区・玉川地区等があります。開湯1700年の歴史を持つ温泉があり、わさび栽培発祥の地としても有名です。
- 【奥清水】・・・興津川流域の両河内地区・庵原地区や、由比の山間部、入山地区があります。茶市場の初取引で最高値で取引されることの多い、良質なお茶の産地です。
上記のように、”お茶”や”わさび”の名産地であり、温泉も出ている、山間部の、豊かな自然が楽しめる地域ですね。
今回の目的
今回、私は【奥大井】という地域へ。目的は、有名な絶景を見に行くこと!!
奥大井には「夢の吊り橋」と「奥大井湖上駅」という、秘境感たっぷりの、絶景スポットがあるのです(^^)/。
実はブログを書き始める前にも、その2ヶ所は行った事があります。とても良かったので、また再訪して、記事にしたいと思っていました。
今度、アニメ「ゆるキャン△」でここを舞台にした話が放送されそうなので、それもきっかけだったかしら?急遽思い立ってのツーリングです(^^♪。
バイクで訪れたのですが、この奥大井を通る「大井川鐡道」は、レトロな列車が走ります。全国的にも珍しいタイプの列車なので、そちらも魅力ですね(^^♪。後述します!
千頭駅へのアクセス
奥大井地域の、玄関的な駅です。この駅を起点にして、観光しました。
マイカー
千頭駅の住所:静岡県榛原郡川根本町千頭1216−5(地図)
バイクや車の場合、千頭駅から徒歩3分の「道の駅 奥大井音戯の郷(地図)」の駐車場が、無料で利用できるので便利です。
公共交通機関
電車の場合、静岡駅から金谷駅にアクセスし、大井川鐡道本線で60分です。
【大井川鐡道のSL】
大井川鐡道本線では、SLが現役で走っています!!今回は運航日ではなかったので乗っていませんが、オススメです(^^)/。
レトロな車内。
石炭を”くべる”機関部も覗かせてもらえました!
運行状況は、大井川鐡道のH.P.で要チェック!
大井川鐡道H.P./大井川流域の鉄道・バス路線図&時刻表のページ
観光ルート概要
上の地図は、位置関係を把握するための参考に(※全部車でのルートにしてます↑が、実際は色々です)。
以下、観光したルート概要です。
- 千頭駅~寸又峡入口(バイク/所要時間:約20分)
- 寸又峡入口~夢の吊り橋~寸又峡入口(徒歩/約1時間半)
- 寸又峡入口~千頭駅(バイク/約20分)
- 千頭駅~湖上入口(閑蔵線・バス/23分)
- 湖上入口~奥大井湖上駅(徒歩/約10分)
- 奥大井湖上駅~千頭駅(井川線 ・南アルプスあぷとライン/1時間3分)
こんな↑タイムスケジュールで観光しましたので、参考までに。バスや列車の時刻表は、大井川鐡道のH.P.を確認して下さい。
大井川鐡道H.P./大井川流域の鉄道・バス路線図&時刻表のページ
千頭駅~寸又峡入口(バイク/約20分)
早朝に出発し、東名高速を利用し、千頭駅へ。到着直前まで、まあまあ強い雨でした(/ω\)。
到着時に雨は止みましたが、まだ雲が多いですね。晴れる予報なので、期待します(^^)/。
駐車場(道の駅音戯の里)
一旦休憩したいので「道の駅 奥大井音戯の郷」の駐車場に、バイクを置かせてもらいました。道の駅は残念ながら休館日(;´・ω・)。
千頭駅のトイレは改修中だったので(記事掲載時)、トイレも道の駅を利用しました。
千頭駅前
バイクを置き、千頭駅前に移動。
バス乗り場と、たくさんのお店などが並びます。観光センター、温泉宿、飲食店、お土産屋など、よりどりみどり(^^)/。
奥大井の玄関口とも言える駅なので、やはり観光特化です(>_<)。
ただし、、、観光特化なので、土日祝以外はお休みの場所が多いです(^^ゞ。お目当てのお店の休業日は、よく確認しておきましょう!
「大井川であいましょう」という観光紹介ページで、奥大井&その周辺の、お店などがチェックできます(^^♪。
クーポン情報もあるので、先に確認しておくことを、強くオススメします!
人気の「ダムカレー」が食べられる「Cafeうえまる」は定休日(/ω\)。
扇風機で焼き立ての「豚串」の匂いを駅前に拡散するという”飯テロ”を行う「やんばい処」も、お休みでした(/ω\)。
これらは、名物的なお店なので、営業していなかったのは残念ですが、混雑を避けるために平日に来たので、しょうがないですね(^^ゞ。
駅前にあるお茶屋さん、川根物産。こちらは営業中でした!
ここでは「川根茶ソフト」が人気です!!
若干、苦みもある、お茶の風味を感じられるソフトクリームです!こりゃ美味いや!
ここまでの運転に疲れたので、駅前広場で一服です(^^♪。
これは…ゆるキャン△の単行本買った人は見た事あるかも(笑)。
ゆるキャン△
駅前には「ゆるキャン△」の”のぼり”が並んでいました(>_<)。詳しくは下記H.P.参照です。
2023年11月5日までのイベントでしたが、アニメが放送されたら、また何かやるかもしれませんね(何の根拠も無い、ただの願望ですが(^^ゞ)。
今回は聖地巡礼ルートでは無いので、以降、特に触れませんが、色々ゲットしました(;´・ω・)9。
・・・こんな↑非売品のすごろくをもらいましたよ!これで「サイコロの旅」が出来るぜ(笑)!
♪何が出るかな?何が出るかな?それはサイコロまかせよ!!ドーーン!!♪(#水曜どうでしょう)
大井川河川敷
駅の横には、大井川が流れます。河原にも降りられるようなので、余裕あれば、ここでチェアリングしていっても良いかもしれませんね(>_<)。
ちょっと失礼な話かもしれませんが、、、静岡県は富士山の他は、どちらかと言えば「海」のイメージなので、こんな山深い景色…そして、これから更に奥地へ行くのかと思うと、、、上がります(笑)。
さて、休憩も済んだので、寸又峡へ、バイクで向かいます!!
ちなみに、寸又峡へは、鉄道が通ってません(^^ゞ。マイカー以外だと、バスを使う事になりますので、ご注意を!
寸又峡入口~夢の吊り橋~寸又峡入口(徒歩/約1時間半)
駐車場
バイクや車だと、寸又峡の奥までは行けませんので(宿等を利用するなら、もう少し奥まで入れるはず)、手前の駐車場へ。
第一~第三駐車場があり、一番奥側なのが「第三駐車場」です(地図)。水車が目印(^^♪。
有料。車一台500円です。
バイクは、そのすぐ向かいに、専用スペースがあります。
バイクは200円。料金箱に、現金を入れます。小銭を用意しておきましょう。
この駐車場には、トイレもありますし、、、
観光案内…だと思います。開いてなかったですが(^^ゞ。ここでは、、、
周辺の地図が置いてあるので、もらっていきましょう(^^♪。
目的は夢の吊り橋(^^)/。こんな↑ルートで行きます!
徒歩で、約1時間半のコースタイムです。
温泉街を通り、夢の吊り橋へ。展望台に行き、復路は飛龍橋を経由して、温泉街に戻ったら昼食予定です。
駐車場~
では、行きましょう!周辺には「18時までに」という注意が多いです。道中、山間の道なので、外灯が無く、日没も早いです。午前中など、早い時間の散策が推奨されています。
温泉宿などが立ち並ぶ温泉街を抜けます。
なんだ?これ?
分岐を確認。「夢の吊り橋」へ。
「晴耕雨読」という、オシャレカフェ&ショップ。開いてない(/ω\)。この「晴耕雨読」については後述します。
徒歩10分位かしら?バス停「寸又峡温泉」の付近へ。
この辺には日本カモシカがいるらしいです。運が良ければ会えるかも?
あらやだ、「美女づくりの湯」ですってよ?
左手に「足湯カフェ」が見えてきます。「晴耕雨読 Village」。ここも、開いてなかったぁ(/ω\)。
この「晴耕雨読」という、、、会社、でいいのかな?は、奥大井に、いくつかお店を開いています。どのお店も、モダンな雰囲気で寛げるスペースのようです。
奥大井の新しいスポットになっているので、営業していたら寄ってみたかったですね。営業日はH.P.を確認!!
お店の正面には、旧「大間駅」の跡。廃線好きは、たまらないのでは?
ちなみに、寸又峡温泉第3駐車場には、森林鉄道の機関車と客車・トロッコ台車が展示されていましたよ(^^)/。
さて、すぐ先には「夢の吊橋入口」の看板!
車止めのゲートがあります。歩行者は横から通れます。
舗装路を通って、目的地へ向かいます。
道中、谷側に「猿並橋」が見えます。その橋へ歩いて行く事もできるようですよ。今回は行ってません。
途中、トンネルを通ります。天子のトンネル。
これを抜けると、もうすぐです。
道が二股になるので、右へ。
こんな↑看板があります。
そうなんですよ。吊り橋を渡った先は約300段の、急な登り階段が待っています。混雑時は一方通行で戻れなくなりますし、歩行に自信のない方は、先ほどの二股を左へ行きましょう。
飛龍橋の付近から夢の吊り橋を見下ろせます。
「問題無し!!渡るぞ!!」という方は、このまま吊り橋へ(^^)/。
鉄製の階段を下ります。
階段を下り切ると、こんな、狭い遊歩道。
多分、混雑時のために付けられたプレート。あと100mで、約60分(^^ゞ。やばいね。。。
紅葉の見頃は、3時間並ぶとか、恐ろしい話もあります( ゚Д゚)。
お!吊り橋が見えてきました!!
夢の吊り橋
橋の長さは90m。高さは8m。足場は一人がギリギリ通れる幅しかなく、一度に渡れる定員は10人です。こりゃ、混むわけです。
私が渡る様子の動画です↑。※画質は落としています。
足元の狭さが分かるでしょうか?そして、かなり揺れます!!8mという高さも、妙にリアルで「丁度怖い高さ」です( ゚Д゚)。
私、高い所は結構平気なのですが、それでもドキドキしましたね(^^ゞ。。。
名前の由来は、夢に出る程怖いからだとか、夢に出る程美しいからだとか言われています。
渡る人によって印象が違うようですが、どちらにせよ、夢に出る程の印象がある橋なのですね。
さて、上の画像や動画だと、怖さはあっても、美しさはイマイチ(;´・ω・)。。。
この日は雨上がりで水が濁ってしまいましたが、、、
条件が良いと、このように湖面が青く見える「チンダル現象」で、とても美しい光景が見られます(^^)/。
チンダル現象とは、、、
微粒子を含んだ水に当たった光が青色の波長だけを反射することで、水面が青く見える現象です。
これは、とても透明度が高い水でないと、起こらない現象らしいです。
こんな幻想的な青色の中、空中散歩をするのだから、そりゃあ、夢にも出るってもんですよ(^^♪。
周辺は渓谷なので、これらが紅葉で色づいていたら、それこそ「夢のような光景」かもしれませんね。でも、三時間は並びたくないよなぁ(笑)。。。
冬は画像のように空いていて、また、空気が冷たくてより「青さ」が際立つので、結構オススメです!
橋を渡り切ると、説明看板がありました。
「吊り橋の真ん中で、若い女性が恋の成就を祈ると夢がかなえられると伝えられて~」とか書かれています!・・・女性限定かよぉ(/ω\)。
気になる人がいる女性の方、是非!!
~展望台
橋を渡った先は、予告されていた通り、急な登り階段です。
300段位。なぁ~に、覚悟の上でしょう?ゆっくり登りましょう(^^)/。
登り切ると、左右の分岐。左へ行くと、飛龍橋を経由して、温泉街に戻ります。右へ行くと「尾崎坂展望台」。100m位みたいなので、行ってみましょう!
すぐに、森林鉄道の展示が見えてきます。
ボロボロですが、本物ですね( ゚Д゚)!
その奥は、展望台の広場!!
トイレと自販機があるのが有難いですね!
さて、肝心の展望ですが、、、正直、いまいち(笑)。吊り橋がかろうじて見えるかなぁ?
~温泉街
ようやっと、晴れてきました!やった!!・・・しかし、日も出てきましたし、歩いているとやはり暑いですね。お腹も減ったし、汗かいたので温泉入りたい♨。温泉街に戻りましょう!!
飛龍橋を通ります。
吊り橋ではなく、しっかりとした橋です。揺れません(笑)。
橋上からは、渓谷が良く見えます!紅葉だとヤバそうですね!
橋を渡った先では、夢の吊り橋を見下ろせます。ちょっと分かりづらいかしら?
さあ、夢の吊り橋入口のゲートまで戻りました。
往路では気付かなかったのですが、こんなのがありました↑。本川根の方言。
「けっからかす」・・・ひどく蹴る。幾度も蹴る。・・・なんで載せたの(笑)。
昼食
バス停「寸又峡温泉」まで戻りました。先ずは腹ごなしを!
手作りの店さとう
バス停「寸又峡温泉」のすぐ近くにある「手作りの店さとう」。
「一度は食べたい…山いも餅」!食べたい!!500円です。
注文してから、焼き始めてくれたので、15分位待ちましたが、焼き立てを食べられました!
外はパリパリ、中はモチモチ。甘辛のタレも美味しい!
スゴく、デンプンを感じました!美味い(>_<)!。ゆるキャン△で、なでしこも食べてました(^^)/。
紅竹食堂
「さとう」から、少し駐車場の方に戻った場所にあるお店です。
「いつの間にか…マンガの1ページになっていました…Σ(゚Д゚)…笑笑」
・・・ゆるキャン△に出てくる飯は、なんで美味そうに見えるのか…吸い込まれました。
満席ではないものの、結構お客さんが入っていました。繁忙期は混むかも?
ポスターがいっぱい。知ってたけど、ゆるキャン△の絵って、良いよね。
注文したのは「渓流そば」!温そばor冷そばを選べます。私は温かいそばで。
1,800円!いい値段します(^^ゞ。数量限定!!
ヤマメの唐揚げ、きのこと川エビの天ぷらなど、山奥ならではの食材がたっぷりのった“渓流そば”は、一押しです(^^)/。
イナゴの佃煮も付いてきましたが、苦手な方は、別の付け合わせに替えてくれるそうです。美味しいので、無理じゃなければ、試してみて!
ヤマメは一匹丸ごと( ゚Д゚)!!頭から丸かじり!全部食べられます!
渓流そば、うまし!!
寸又峡温泉 町営露天風呂 美女づくりの湯
紅竹食堂から、ちょっと坂を登った場所にあります。
結論から申し上げますと・・・入りませんでした(^^ゞ。
このあと、千頭駅に戻り、そこからバスで奥大井湖上駅に行く予定なのですが、入浴したら、その発車時刻ギリギリになってしまいそうなので、断念しました(/ω\)。
ちょっと食事でゆっくりしすぎました(;´・ω・)。。。美人になりたかったッ!
寸又峡入口~千頭駅(バイク/約20分)
という事で、急いでバイクに戻り、千頭駅に走りました!
道中、山道のワインディングロードです。とても狭い道もあるので、急がないで済むように、余裕を持って行動したいですね。。。温泉は、しょうがなかったんだぁ(/ω\)。
とても長くなってしまいました(^^ゞ。次回に続きます。ではまたーー。