バイク×キャンプでは必須(?)の”シートバック”…タナックスのシートバックが有名でしょうか?

多くの荷物を安定してリアシートに積む用のバックですが、私は既製品ではなく、ホムセン箱を改造したものを使っています。

なぜ、そんな面倒な事を??・・・自分の使用シーンに合わせて「自分仕様」にしたホムセン箱は、とても楽しいのです!ロマンです!!

数年前に改造をして、マイナーチェンジを繰り返し、まあまあ「完成」と言ってよいかなぁ?という形になったので、その紹介記事です(^^ゞ。

作り方の詳細記事ではないですが(あくまで自分の好きに作るのが醍醐味なので…)、自作シートバックを作りたい方の参考になればうれしいです。

ホムセン箱とは?

ホムセン箱とは「ホームセンターなどで売っているコンテナ型の収納箱」の略なんだそうで。

工具入れなどに使われているイメージかしら?

材質はプラスチック。その中でも、ポリプロピレン(PP)製のモノが多いかと思います。

です!!バイクツーリングという過酷な環境(笑)にも耐えられ、価格も安いので気軽にDIYができるという、素晴らしい「箱」です!!

ちなみに、私が使っているホムセン箱は…下の2つ!!

組み合わせて使っています(^^)/。

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バイクの積載物について・・・法律の話

シートバックを自作する場合、知っておかなければならない話です。自由が欲しい場合、そこには責任が生じるのです!!

積載物を落としたら

シートバックなど、車両の積載物は、走行中に落としたら、犯罪になります(※)。

※道路交通法 「積載物の転落・飛散の防止措置義務」 3カ月以下の懲役 または5万円以下の罰金

また、落とした荷物による2次被害もあれば、これに収まりません(/ω\)。

自作する場合は、万が一にも落とさないように、最大限の注意をしましょう!!

↑以前、もらい事故で倒された時の写真です(^^ゞ。。。この時も、改造したホムセン箱を積んでいました。

こんな状態になっても、私のホムセン箱は車体から外れませんでしたので、取り付けに関しては、ちゃんとできていると思います(;´・ω・)。。。意図せず、検証が出来ました(/ω\)。嬉しくないけど。

積載サイズの制限
  • 重量60kgまで ※50cc以下の原付は30kgまで
  • :はみ出しが乗車装置or積載装置から左右15cmずつまで
  • 長さ:はみ出しが乗車装置or積載装置から30cmまで
  • 高さ:地面から2mまで

と、決められています。

重量は分かりやすいですよね?60kgは相当なので、なかなか超えないと思いますが、こういう制限がある事は意識しましょう!

幅、長さ、高さは、以下の図も参照して下さい。

※黄色はリアキャリア(積載装置)、赤が制限距離、青が荷物、だと思ってください。

長さ(後ろへのはみ出し)は、乗車装置or積載装置から30cmまで。リアキャリアが無いと、リアシート(乗車装置)の一番後ろから30cmです。

また、制限内でも、ライト類やナンバープレートが隠れないように、気を付ける必要があります。

高さは「地面から」2mです。ご自身の身長を越えていなければ、大丈夫(超高身長の方以外)!

幅は、乗車装置or積載装置から左右15cmずつです。「合計30cm」では無いので注意ですね。左右どちらかだけでも15cmを越えたらアウトです。

また「ハンドル幅から15cm」と勘違いされがち…らしいのですが、間違えないようにしたいです。

ちなみに、サイドバックを取り付けると「サイドバックから15cm」に拡張されます(;´・ω・)。

サイドバックは「積載装置」とみなされるみたいですね。「幅が足りない!」という時は、サイドバックを付けてみましょう(運転に支障のない範囲で)!!

ホムセン箱を改造してみた!

結構かっこよくできたのではないか!?とか思っています。上記の、法的な制限などはちゃんと守ってますよぉ(^^♪。

さすがに、これだけ積むと重さを感じますが、安定感は抜群です(^^)/。

私的にはちょっとした自慢のつもりで紹介しているのですが、どうなんだろう?いいなぁ…と思う人はいるのか(;´・ω・)???。

まぁ、趣味ですよね(笑)。

冒頭にも書きましたが、こういうので遊びたい人の参考になれば幸いです。

目いっぱい積むと、こんな↑感じになります(笑)。ホムセン箱を2段にして、バックなども載せられるようにしてあります。

下のホムセン箱に金具を付け、ラッシングベルトを6本使って、バイク本体に取り付けています。

前2本、後ろ2本、左右に1本ずつ。

ラッシングベルトはショックコード(ゴムコード)と違って完全に固定できるので、安心感があります。固定方法を悩むようなら、オススメです!

前側にはバイク用のツーリングネットをカゴ状にして、その時のアクティビティに適したバックを載せられるようにしました。

登山用のリュックサックもO.K.!「背が高い」バックを抑えるベルトもついてます。

後ろにも、ツーリングネットを。筒状にして、左右を巾着状に開け閉めできるようにしてあります。「長物」用ですね。三脚やポールなどを入れています。

サイドは、太いゴム紐を通して、色々ぶら下げています(>_<)。

などなど…細かいこだわりはまだあるのですが、要は、こういう自分のわがままを好き勝手にできるのが楽しいのですよ!

DIYに使った道具

※あくまで参考までに。自分の理想を作りましょう!!

ホムセン箱は、JEJアステージ。対応する大きさなら、縦に積み重ねできます。

色が落ち着いた緑なのと、ひっかける場所が多くて使いやすいです。

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本体固定に使ったのは、ラッシングベルト。太さは25mmを使いました。実際はホームセンターで反射材入りのものを買ったので、同じものではないですが、、、

ラッシングベルトって何?という人は、、、こんな↓やつです。

ベルトにフックを付けて、荷台に引っかけてから締め上げます!がっちり装着できますよ!!

ちなみに、フックはバイク用ネットに付属のフックを使いました。元々、荷物繰り用なので、鉄芯が入っていて頑丈。樹脂コーティングで車体を傷つけにくいので最適!


穴開け用のドリルドライバーは、こちら↓を使いました。DIY初心者にも使いやすい、エントリーモデルです。

こちらは有線タイプ。室外で使いたい場合、コードレスの充電式が良いかもです。

上のドライバーにも使えるドリルビットです↓。こちらを使い、問題なく穴あけできました(^^)/。

他、プラスチックにも対応している強力な両面テープがあると、ちょっとした加工が楽です。ただし、使う場所は、あまり強いテンションがかからない所だけにしましょう。

道具選びの注意点

ホムセン箱はポリプロピレン(PP)という素材を使われている事が多いと思います。使いたいホムセン箱の素材を確認しましょう!!

ドリルビットや接着剤、両面テープなどは、その素材に対応していないと、穴開けや接着ができません!

また、取り付ける”金具”は「耐候性」を意識すると良いです。スチール製だと、雨に当たるとすぐに錆びます(/ω\)。予算はかかりますが、なるべくステンレス製を選ぶと良いと思います。

ホムセン箱は日光に気を付けて

ホムセン箱は頑丈ですが、プラスチックなので日光に弱いです。何日も屋外で日光(紫外線)にさらすと、白く変色したり、ひび割れたりします。

そのため、バイクへの取り付けは工具を使わずに取り外しができる加工が良いです。

ツーリングが終わったら、バイクから外して屋内で保管しましょう(^^♪。

数日のキャンプに連れまわす位なら問題無いですが、何日も外に放置はまずいです。

バイク毎入庫できるガレージなどがあるのなら、また話が違いますけど(^^ゞ。私は青空駐車場にバイクカバーの人なので、その辺も気にしています。

キャンプでは

バイクから下ろすと、そのままテーブルになり、完全防水の「物入」にもなるので、めちゃくちゃ便利です(^^)/。頑丈なのでイスにもできますし、アイデア次第で色々使えます!!

まとめ

オイラのホムセン箱は世界一!というか、世界で一つ!という感じですね(^^♪。

私はバイクで登山もキャンプも行くし、デカいカメラも持ち歩くし、色んなシーンに合わせられるようなシートバックが欲しかったんですけど、なかなか納得いくものが無く、、、作っちゃいましたね(笑)。

そして、こういう自作品って、気分が上がるんですよ(^^)/。安全面には必要以上に気を配る必要がありますが、共感してくれる人は試してみて下さい!楽しいです(^^♪。

・・・横に温度計を付けているのですが、とても便利!ライダーは気温が気になります(笑)。

ではまたーー。