3月末。暖かくなってきました。身延山久遠寺の樹齢400年と言われている枝垂桜(しだれざくら)が満開!!ということで、その枝垂桜のお花見と身延山の登頂を目的に、行ってきました(^^♪。

身延山について

山梨県の身延町にある山です。標高1,153m。

ロープウェイも開通しており、山頂からの展望も良いので多くの観光客が訪れます。

身延山ロープウェイH.P.

山麓の標高400m付近に日蓮宗総本山である身延山久遠寺があり、山頂にも日蓮が父母を偲んで建立したと言われる奥之院思親閣があります。

身延山 久遠寺 について

1274年(文永11)からの歴史あるお寺です。日蓮宗総本山であり、山号は身延山です。

由緒など、詳細はH.P.参照です。

日蓮宗総本山身延山久遠寺H.P.

年間を通して参拝客が訪れますが、特に3月下旬から4月上旬に満開を迎える「枝垂桜(しだれざくら)」が咲く時期には、参拝客と合わせて多くの観光客が訪れます。

アクセス

公共交通機関でのアクセスは、下のリンク参照です。

身延山ロープウェイH.P./アクセスのページ

また、ここで案内されているせいしん駐車場は有料です。せいしん駐車場は山頂へ繋がるロープウェイ駅に一番近い駐車場です。そして、この駐車場から出ている斜行エレベーターを使えば、久遠寺の本堂へ簡単にたどり着けます。

通常は三門からの長い階段(後述)を登ることになるので、それを避けたい方には便利な駐車場です。

オススメ駐車場

調べた所、下の2か所が無料で近いです。バイクも駐輪可。

※枝垂桜が満開になる時期は、非常に混雑します。私は平日の早朝(AM7:00頃)に到着したので駐車場に空きがありましたが、昼頃になると、周辺の駐車場は、まず満車です。というより、渋滞で長蛇の列になり、駐車場に辿り着くのに一苦労することになると思います(^^ゞ。マイカーの場合、早朝か夕方など、混雑を避けられる時間をオススメします。

【三門付近駐車場】

画像:グーグルマップよりキャプチャ

久遠寺三門付近駐車場地図

久遠寺の表玄関的な「三門」に一番近い駐車場です。三門から入りたいなら一番便利そうです。ただし、停められる台数は少なめ。

【甘露門前駐車場】

画像:グーグルマップよりキャプチャ

久遠寺甘露門地図

「甘露門」は久遠寺の裏門といった所です。写真の通り、停められる台数も多め。「三門」までは徒歩10分位です。私は今回、こちらを利用しました。

ルート概要

甘露門から久遠寺を通り抜け、山頂まで徒歩で。下りはロープウェイを利用…という計画です(^^♪。

画像:身延山ロープウェイH.P./奥之院参道紹介ページ

また、久遠寺から山頂に、徒歩で行くルートですが、おおまかに、東西2つのルートがあります。

【東コース】分岐が分かりやすく、距離が短いが、急勾配。

【西コース】分岐が多く、行き止まりなどの道も。東より距離が長いが、穏やかな勾配。

私は東コースを選択!!

…ということで、以下の感じです(^^)/。

  1. 甘露門前駐車場~久遠寺~登山口
  2. 登山口~十如坊(15分)
  3. 十如坊~大光坊(45分)
  4. 大光坊~法明坊(60分)
  5. 法明坊~奥之院思親閣(30分)
  6. ロープウェイで下山~三門

【コースタイム合計:2時間30分】
【標高差:873m(※)】

※三門付近を280mとして計算。

甘露門前駐車場~久遠寺

画像:グーグルマップよりキャプチャ
甘露門

駐車場の目の前が「甘露門」です。先述の通り、久遠寺の裏門的な入口ですね。

「正面玄関(三門)」からだと、やたらと心を折りにくる長い階段(後述)を登る必要があるのですが、こちらからだと楽ちん(^^♪。

甘露門をくぐって右側にはトイレもあります。

場内MAP。書き足した赤丸の部分が、今回のお目当ての一つ「樹齢400年の枝垂桜」です。

枝垂桜

甘露門をくぐると、正面にすでに見えています!!遠目でも満開なのが分かります(^^)/。

※以下、下山後の方が天気良かったので、下山してから写真を撮り直しています。登山前後の写真が混ざっているので矛盾点があるかもしれませんが、気にしないで下さい(^^ゞ。

全体像。デカい!!

下から見上げて。

大きく広がった枝を、何やら棒のようなモノで支えています。

ドアップ(笑)。

看板。「樹齢四百年」と記されています!!さらっと400年と言いますが、1,600年頃というと、関ケ原の戦いの辺りですよね?

「ひとむかし大きな戦関ケ原」というゴロ合わせで年代を覚えた記憶があります(今は違うのかしら?)。一昔どころか、大昔のイメージです(笑)。

百年生きられるかどうかの人間からしたら、スゴイことです。マジでパワーを感じます(^^)/。

日蓮宗総本山という場所も相まって、正に「パワースポット」です!!


この一番高齢の枝垂桜を堪能し、さらに本堂の方へ。

満開の桜が続いています(^^♪。

キレイでした!!

~登山口

祖師堂。

本堂。

五重塔。。。etc…。国宝・重要文化財・指定文化財も多くあるそうです。

流石の総本山です!が、私は荘厳な建築を横目に、登山口へ(笑)。

バス等が停まる「せいしん駐車場」からの斜行エレベーターは、ここ(本堂横)に出られるようです。

更に奥へ。。。

ロープウェイ駅への道の一本奥の上り坂が奥の院参道東コースの登山口です。

さあ、行きましょう(^^)/。目指すは、頂上の奥之院思親閣です!!

登山口~十如坊(15分)

登り出して、すぐに気付くと思うのですが、この参道には、上の写真のような「〇丁」と書かれた石碑があります。頂上の「五十丁」まであるので、進捗の目安になりますね(^^)/。

舗装された道を登り、すぐに見えてくるのがこの「本地堂」。

参道らしく、このコースの道中にはいくつもの「お堂(お寺の建物、または神仏を祀った小さな建物)」や「~坊(お坊さんの住む所)」等があります。

中にはこういった↑QRコードもあり、紹介動画が見られたりします(^^♪。逐一見て行くのは面倒ですが(笑)、より深く知りたい場合にはありがたいですね。

進みます。暫く舗装路。

分岐。というか、寄り道。上に行くと何やら神社の本殿があるみたいです。

へぇ。県指定建築物で、貴重な遺構(残存する古い建築物)なんだそうです。

…社を正面に、右手側の道を下ると、本道に戻れます。道なりに進むと、、、

「十如坊(鬼子母神堂)」と「丈六堂」の標識が見えてきます。十如坊は行き止まり。丈六堂への道が山頂に続きますが、十如坊は目の前なので行ってみます。

十如坊

先ほどの標識から、少し階段を登ると、、、

十如坊に到着です(^^)/。更に奥には、、、

鬼子母神堂。

身延町指定文化財らしいです。ちなみに、鬼子母神とは、子授け、安産、子育ての神様だそうです(^^♪。

さて、先ほどの分岐に戻り、丈六堂へ。山頂を目指します!!

中途半端ですが、一旦切ります。次回に続く!ではまたーー。