7月末。平日。岐阜県を一泊二日でツーリングしてきたのですが(※)、その旅の締めに寄りました(^^)/。30℃を越える暑い日だったので、温泉が気持ち良かった!!
下呂温泉について
有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、そして、下呂温泉/岐阜県。
この3か所の温泉地は「日本三名泉」と呼ばれています。
日本三名泉とは、室町時代の京都五山相国寺の詩僧・万里集九の詩文集「梅花無尽蔵」に3つの温泉が記載されていることを受けて、江戸時代の儒学者・林羅山が自らの詩文にもこれらの温泉名を残したことに由来するという事です。。。
今回の記事で挙げる下呂温泉は、傷を負った白鷺がきっかけで発見されたと伝えられれいます。約1000年の歴史があるそうです( ゚Д゚)!。
泉質は、アルカリ性単純温泉。
無色透明でほのかな香りのお湯は、リウマチや神経痛などに効果効能があります。最高84℃にもなる高温の湯であることが特徴で、pH9以上のアルカリ性の湯で、お肌をスベスベにしてくれる「美人の湯」としても呼ばれています。
温泉の集中管理システムを導入していて、全ての加盟旅館で同じ泉質の源泉に入浴可能なんだそうですよ(^^)/。
アクセス
電車でしたら、JR東海旅客鉄道高山本線の「下呂駅」が最寄りです。
駐車場はいくつかありますが、私が利用した「市営幸の瀬駐車場」のH.P.と地図を載せておきます。
市営幸の瀬駐車場(H.P.)
住所:下呂市幸田1162番地(地図)
車は20分100円ですが、バイクは無料でした(^^)/。有難いです。
場所も、下呂駅から徒歩3分、温泉街の入口「下呂大橋」の目の前という便利な場所です(^^♪。
散策ルート概要
事前に、地図に書き足した場所を見て廻ろうと、計画して来ました。その観光途中で、気になった場所にも立ち寄りつつ。
- 市営幸の瀬駐車場
- 林羅山像、チャップリン像
- 湯島庵(飛騨牛のにぎり)
- 温泉寺
- 下呂プリン
- クアガーデン露天風呂(日帰り温泉)
- 噴泉池(足湯)
では、以下詳細です!
①市営幸の瀬駐車場~
アクセスでも触れましたが、こちらに駐輪しました!バイクは無料(^^)/。
駐車場となりにある「招き猫」が目印です(^^♪。目立つ(笑)!!
温泉街、どこでもバイクを停められるわけでは無いので、今回の私のようにウロウロするなら、パーキングに停めてしまった方が楽だと思います。
「げろたび」という観光協会のH.P.で街の駐車場を紹介しています。目的に合わせて場所を選べるので参考に。
さて、岐阜県を観光してきて、到着したのは15:00位です。
目的は当然温泉ですが、いくつか現地のグルメも楽しんで来ます!!もうすぐ夕方なので、お店が閉まるから急ごう!!
ちなみに、1,300円で日帰り温泉入り放題になる「湯めぐり手形」というのも、各旅館などで販売されています。「湯めぐり」が目的の方は、購入するとお得ですね(>_<)。
私は、温泉は一か所だったので、買いませんでした(^^ゞ。詳細は以下のH.P.を確認して下さい!
下呂大橋
さて、駐車場の目の前に「下呂大橋」があります。下呂駅と温泉街を繋ぐ橋です(^^)/。
橋の入口に、温泉が出ていました( ゚Д゚)。触ってみたけど、熱い!!
橋からの眺めも良いですね!下を流れる川は一級河川「飛騨川」です。
写真中央には「噴泉池」が見えます。河原に湧いている温泉です(^^)/。最後に寄る予定です。
②林羅山像、チャップリン像~
橋を渡ってすぐ、白鷺橋の上にあります。有名なのでちょっと見に行ったのですが、、、
祭りの準備でこんな感じ(^^ゞ。林羅山像が、足場に囲まれちゃってます(笑)。
8月1日~の「下呂温泉まつり」の準備みたいです。下記赤字、下呂温泉観光協会H.P.よりコピペ。
下呂温泉、夏の最大イベント。1日は、5頭の龍が勇壮に練り歩く龍神火まつりが繰り広げられ、2日はみこしやサンバパレード、下呂おどり・民謡ながしがある。3日は温泉感謝祭、下呂温泉花火ミュージカル夏公演と下呂おどり、最終日の4日には、サマーフェスティバルin下呂温泉の特別公演が開催される。
この日は7月31日でした。
明日からじゃあないか!!一日ずらした方が良かったかなぁ?でも混むよねぇ(;´・ω・)。
ちなみに、林羅山という方は、この下呂温泉を広く世に知らしめた方らしいです。今の下呂温泉があるのは、この方のお陰ですね。
チャップリン像は、林羅山像の正面にありますが、こちらも足場に囲まれていました(^^ゞ。
喜劇王とも呼ばれる、チャップリンの像です。
この像の横に座って記念撮影が定番なんですけどね。隣には工事現場の方の水筒が置かれてる(笑)。
さて、、、なぜチャップリンなのかというと「観光客が映画について語りながら温泉街を歩けるような、映画通りを作ろう」、という観光協会の計画によるもので、2001年に作られたそうです。
…チャップリン自身は、下呂と何の関係も無いです(笑)。
その後もハリウッドスターの像を作っていくはずだったようですが、事情により作られていないんだそうで。中止なのか、延期なのか。「映画通り」はそのうち出来るのでしょうか??
さるぼぼ七福神社
次の目的地への途中で、目を引く場所が、、、
この地方のお守り”さるぼぼ”が至る所に!!温泉むすめもいますね?
「さるぼぼ七福神社」というそうです。”さるぼぼ”については、以下参照。
下記赤字、さるぼぼ屋さんH.P.よりコピペ。
時代が進み、他にいろいろと新しい人形が出てくる中であまり作られなくなり、今は岐阜県の飛騨地方でのみの風習となりました。
そして、お母さんやおばあさんが娘や孫のために作るさるぼぼが、猿の赤ちゃんに似ていることから、飛騨の方言で「さる=猿 ぼぼ=赤ちゃん」で「さるぼぼ」と呼ばれるようになりました。
猿は音読みで【エン】と読むため、「縁」とかけて「良縁」「家庭円満」、また訓読みで【さる】と読むため、「去る」とかけて「病が去る」「災いが去る」というふたつの意味をかけて、現在のさるぼぼとして知られるようになりました。
足湯もありました!
地元のお土産屋などが回りを囲んでいます。
若者を呼び込みたいという狙いをひしひしと感じますが(笑)、、、足湯もあるし、インスタ映えしそうな場所ですね(^^)/。つい寄ってしまいます(^^ゞ。
③湯島庵(飛騨牛のにぎり)~
次の目的地「湯島庵」がある「湯の街通り」という通りに出ました!
お土産屋や、飲食店が並びます。
面白い外観のお店もありますね。バタースタンド。バター屋さん?
GEROGERO BUTTER STAND(ゲロゲロバタースタンド)H.P.
バターミルクの足湯…やっぱり短時間だと見切れないですね。。。今回はスルー(/ω\)。
さて、こちら↑が目当てのお店です!老舗肉屋さんが提供する「飛騨牛の握り寿司」が食べられます!!
ベンチもありますが、店内でも食べられます。
この窓口で注文。。。「珠玉の三種盛り」を頼みました!!
数分待って、、、
①飛騨牛霜降り②飛騨牛赤身③飛騨納豆喰豚バラ…のにぎりです!!
以下赤字、H.P.よりコピペです。
飛騨牛霜降りにぎり、飛騨牛赤身にぎり、飛騨納豆喰豚豚バラにぎり三種盛りセットです。
とろける霜降りと味の濃い赤身、そして納豆を食べて育った豚さんの旨みを感じる納豆喰豚のセットで一番人気の商品です。
「飛騨牛」の料理はこれを食べたかったので、岐阜に来てから「飛騨牛」は避けてきました(>_<)。美味い!!とろける~(^^♪。
美味しかった~!では、次は温泉寺へ!
④温泉寺~
白鷺に化身し、下呂温泉の湧出を知らせた薬師如来(健康祈願)をお祀りするお寺です。
おお、なかなかの階段(^^ゞ。173段あるそうです。
炎天下なので、ヘロヘロになりながら、山門に到着!
場内地図がありました。
PayPayの説明が…御朱印、おまもり、PayPayが使えるんですね( ゚Д゚)。キャッシュレスは神社仏閣にも浸透して来ましたね!
山門の正面には「七福神」。寿老人ですね。不老不死の仙人がモデルになった、人びとに「長寿」を授ける福の神です。
健康な体で、長生きしたい!
湯掛け薬師…下呂温泉の霊湯が湧き出ており、薬師如来の霊験を今に伝えているそうですよ(^^)/。
体の痛い所に温泉を掛けながらお参りしましょう!
これから行くつもりだった「クアガーデン露天風呂」の割引券が湯かけ薬師の足元にありましたも!入浴料10%引き券です。有難い、有難い。
さて、伊達に173段の階段上にあるお寺ではありません。ここからは温泉街が一望できます!!
本堂はここから更に登るのですが、、、もう汗だくなんで、やめておきました…根性無しめぇ(^^ゞ。
加恵瑠神社
お寺の階段を降りてすぐの場所。
加恵瑠(かえる)神社という神社を見つけたので寄ってみます。写真↑のスペースだけの、小さな神社です。こちらには「加恵瑠大明神」がお祀りされています( ゚Д゚)!
お賽銭を奉納すると、加恵瑠大明神のお告げを聞くことができるそうです。では、お賽銭を。。。
・・・なんと、本当にお告げが下りました!!
「あなたは、ますます、若”がえる”でしょう…」(いくつかパターンがあるそうですよ(笑))
ありがたや~~(>_<)。これから「美人の湯」に浸かって来るので、このお告げは本当に叶いそうですね。
女性の声で優しくお告げを頂けます。。。メスだったんですね。。。
鷺の足湯
神社の前には無料の足湯。
ここの写真は、下呂温泉を調べる時、良く見かける気がします。足湯は何か所もあるので、足湯巡り、という楽しみ方もできそうです(^^♪。
入りませんでしたが、激熱らしいので注意です(^^ゞ。
⑤下呂プリン~
鷺の足湯の目の前にある、プリン専門店です。下記赤字、H.P.よりコピペ。
下呂温泉初のプリン専門店「下呂プリン」
「思ひ出の味」を皆様にお届けしたい。そんな想いで下呂温泉に初めてプリン専門店をオープンしました。
店内は、下呂温泉の湯船をイメージしたイートインスペースなど、
昔懐かしさを思わせるような空間が広がっています。
下呂プリンでは、皆様に少しでも美味しいプリンをお届けするため、
店舗併設の工房でひとつひとつ丁寧に手作り。
下呂温泉に訪れた皆様の思い出となるように日々励んでいきます。
あ、今更ですが、下呂⇒げろ⇒げろげろ⇒カエル…という事で、下呂温泉ではカエルがマスコットになってるようですね。
レトロな銭湯のイメージの店内。
お土産として人気の下呂プリンですが、この店内でもイートインできます。
店内で頂いてきました!ちょっと固めで懐かしい「レトロ」と、昭和の郷愁ただよう「メロンソーダ」を注文(^^)/。
レトロタイプはもちろん、メロンソーダは、インパクト重視かと思いきや、とても美味しかった!
・・・ちょっと前に行った「熱海温泉(※)」でも、レトロな銭湯がモチーフのプリン専門店がありましたが、、、流行りなのかしら?
※参考記事:温泉の街「熱海市観光」③~熱海のグルメ&スパを満喫~
⑥クアガーデン露天風呂(日帰り温泉)~
さあ、汗でベトベト…もう限界です(笑)!温泉入るぞ~!!
飛騨川沿いにあり、川を眺めながら入浴できます(^^♪。
お風呂の写真は撮れないので、H.P.も参照して下さい。
露天風呂だけで、内風呂は無し!箱蒸しとか、洞窟風呂とか、あまり他では見ないお風呂があり、楽しいですよ(^^)/。
そして、やはりお湯が良い気がします!お肌が、本当にスベスベになりますね( ゚Д゚)!
お風呂上りには、畳とソファがある休憩所もあるので、ゆっくりできました(>_<)。
これから5時間かけてバイクで帰宅するので、しっかり回復をしていきます(;´・ω・)!!
さあ、帰ります。入場は坂上側の入口から入りましたが、川方面に出る「下の出口」もありますので、そちらへ。川の方へ降りました。
良い景色ですねぇ。赤い橋は往路で渡った「下呂大橋」です。
地図もありました。川沿いは遊歩道になっていて「しらさぎ緑地」と名前が付いているようです。
川沿いを大橋の方へ歩いて行くと、写真のような「上」に上がれる場所があります。
この階段を上がると、チャップリン像の辺りに出ます。大橋を渡って下呂駅方面に行きます。
⑦噴泉池(足湯)
後は帰るだけなんですが、もう一か所、寄って行きます。
大橋の上から見える「噴泉池」!ここも有名どころなので、抑えておきたい!
温泉が湧いているのですが、、、
以前は水着着用で入浴できたのですが、今は入浴禁止(/ω\)。
実質「足湯」ですね。
湯出口付近は、すっごい熱いです!足湯をしたい場合、湯出口から離れた場所から入った方が良いと思います(^^ゞ。
寒い時期は気持ちよさそうですが、真夏だとキツイですね(笑)。
それにしても、ここからの景色は良い!!特に夜景がキレイらしいので、気温が落ち着いた時間に、湯に足を浸けながらまったりするのも気持ちいいかもしれませんねぇ(^^♪。
まとめ
帰りの時間を考えると、あまり長居できなくて、、、滞在時間は、3時間位でしたね。
短い時間でも楽しめたのですが、他にも見所が多い場所ですね。
湯めぐり手形を買って、温泉入り放題!という遊び方もしたいなぁ(;´・ω・)。
岐阜県来たらまた寄りたいです!ではまたーー。