前回の続きです。
- 横川駅~アプトの道入口(コースタイム:2分)【済】
- アプトの道入口~碓氷関所跡(8分)
- 碓氷関所跡~丸山変電所跡(25分)
- 丸山変電所跡~峠の湯(20分)
- 峠の湯~碓氷湖(20分)
- 碓氷湖~めがね橋(25分)
- めがね橋~旧熊ノ平駅(25分)
アプトの道を歩き始めます!
安中市のH.P.のリンクを貼っておきますので、合わせて参考にしてください(^^♪。
アプトの道入口~碓氷関所跡(8分)
遊歩道に入ります。紅葉狩りとしては、ちょっと時期を外してしまいましたね(^^ゞ。
この時は11月半ば。落葉が目立ちます(;´・ω・)。例年の紅葉見ごろは、11月初め辺りらしいです。
もみじは最後に色づくらしく、もう少し、というところ。全体的にもみじが多い場所ではないので、やはり11月初めが良いそうです(地元のお店の人に聞きました)。
観光案内所
遊歩道に入ってすぐ、観光案内所があります。
雰囲気ある古民家風の建物で、お土産や軽食も売ってますし、トイレもあります(^^♪。
アプトの道に関する、ちょっとした資料館もあったので、これから歩き始める前に、ちょっと覗いていくのもよいと思います(^^♪。
観光案内所を越えると、線路沿いを歩きます。これは、アレかな?トロッコ列車の線路かな?
少し進むと「碓氷関所跡⇒」の看板があります。アプトの道を少し外れて、見に行ってみます(^^)/。
碓氷関所跡
隣の道に出たら、すぐ目の前、ちょっと高台に、関所跡があります(^^)/。
以下赤字、H.P.よりコピペ。
碓氷関所は1623年、江戸幕府によって設置されました。中山道は特に重要な交通路であったため、関東出入国の関門として、幕府は「入鉄砲と出女」を厳しく監視しました。東西に門があり、西を幕府が、東を安中藩が守っていました。
その東門が昭和35年、関所跡に復元され、隣接地に関所史料館も建てられました。また、平成30年から関所跡の南にある「麻苧茶屋」内に展示室がオープンし、関所および近世交通に関する史料を展示しています。
毎年5月、安政遠足(侍マラソン)の開催日には関所周辺で「碓氷関所まつり」が行われ、獅子舞や八木節などの郷土芸能が披露されます。
1623年に設置された関所を復元したものみたいですね。
訪れた年は2023年。ちょうど400年記念ということで、のぼりが立てられています(;´・ω・)。参加しませんでしたが、記念のスタンプラリーを開催していたみたいですね。
門の前には「おじぎ石」。。。「手形あるので通して下さい」⇒「ここに手を付け!!」昔は大変だったんだなぁ。。。
関所を見ると、以前行った、箱根関所の「お玉」の悲話を思い出します(※)。家に帰るために関所を無断で越え、見つかって処刑されてしまった人の話です。
※参考記事:箱根旧街道トレッキング 湯本から甘酒を経て関所へ②
新型コロナの移動制限も記憶に新しいので、自由に移動できる「今」はありがたいですねぇ(>_<)。
碓氷関所跡~丸山変電所跡(25分)
さて「関所」では、屈辱的な通過儀礼を受けることなく、難なく関所越え(^^♪。
アプトの道に戻りました。
標識に従い、進みます(^^)/。
現役のトロッコ列車の線路に平行して、歩道にも線路の跡があるのが分かるでしょうか?
廃線の上にも電線らしきものが通ってますね?なんでだろう??ただの名残り?
紅葉のピークは外しましたが、それでも秋の色はところどころに。。。
丸山変電所跡
やがて、右手に見えてくる煉瓦造りの建物。「丸山変電所跡」です(^^♪。
下記赤字、H.P.よりコピペ。
丸山変電所は碓氷線が幹線鉄道ではじめて電化されたことに伴い、明治45年に建設された。煉瓦造り建築の最盛期のもので、純煉瓦造り。また、当時の鉄道・電気の最先端技術が導入された。碓氷峠を通過する電気機関車の心臓部の役割を果たしていた。堂々とした姿が、鉄道の歴史を伝える。
建物2棟(蓄電池室、機械室)の煉瓦造からなる。軽井沢側の機械室には450kwの回転変流機2基と500kVAの変圧器2基が収められ、ここで交流6600ボルトを直流650ボルトに変換した。横川側の蓄電池室には312個の蓄電池が設置され、列車が通らない時に充電し、列車の登坂時に放電して電力を補っていた。
平成6年12月27日碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財の指定を受け、老朽化に伴い、平成12年度より改修工事を進め平成14年7月に終了した。
↑変電所前の説明看板。これは、国の重要文化財らしいです( ゚Д゚)!
碓氷線は、日本で初めて電化された場所です。丸山変電所は、発電所からの電気を、その日本初の機関車に供給することが役割だったみたいですね(;´・ω・)。
立派な煉瓦造りです。
ちなみに、中身は完全に「廃墟」( ゚Д゚)。
・・・同じ煉瓦造りの「東京駅」のような「豪華さ」は無いですが、窓枠などの意匠は、質素ながら凝ってますね(^^♪。
こういった煉瓦造り最盛期の建設技術も、重要文化財とされた理由かもしれませんね。
正面には「まるやま駅」があります。先述した「文化村~峠の湯」間を走るトロッコ列車ですが、峠の湯行きのみ、ここに停車するらしいです。
全部歩くと結構長い道のりなので、利用すると効率的ですし、トロッコ列車特有の旅情も味わえていいかもしれませんね。
丸山変電所跡~峠の湯(20分)
まだまだ道は続きます。
エンカウント
そして、エンカウントする野生の獣( ゚Д゚)。めちゃくちゃサルがいました。
こういった一本道は「挟み撃ちに注意しなさい」と、アバン先生(ダイの大冒険)に教わった記憶があるのですが、、、
後ろを振り返ると(/ω\)。。。↑後方も塞がれている!
近づくと鳴き声を上げて威嚇してきます(;´・ω・)。既に囲まれている…終わったわ。。。
…まっすぐ前を見て通り過ぎたら、何もされませんでしたが…すげぇ怖かった。。。
食べ物を見える場所に持っていると、襲われそうですね。ビニール袋も「食べ物が入っていると学習しているから、狙われる」と聞いたことがあります。注意したいですね。
陽気が良かったので、多分ひなたぼっこに出てきていたのではないかと…邪魔して悪いな、通らしてもらうぜぇ。
サルを華麗に躱し、道なりに進むと、T字路にぶつかります。左に行くと、トロッコ列車の線路下を潜り、「碓氷峠の森公園」に出ます。
碓氷峠の森公園
広々とした公園で、園内には、温泉/峠の湯、コテージ/くつろぎの郷、キャンプ場/スパオートキャンプ場があります(^^♪。
ここも、火曜日は定休日(^^ゞ。詳細はH.P.を。
トロッコ列車の終着駅でもあります!
立派なコテージです!!BBQコンロも庭(?)にあったので、家族やグループでわいわいしながら一泊するには良いかもしれません。
キャンプ場予約サイト・なっぷH.P./スパオートキャンプ場予約ページ
温泉(峠の湯)の付帯施設っぽいのですが、なぜか「峠の湯」のH.P.には案内がなかったです(^^ゞ。
キャンプ場を利用する客は、温泉入浴券がもらえるそうです(^^♪。穴場かも??
この日は日帰りですし、温泉も休館日だったので、スルーしましたが、面白いところですね(>_<)。
アプトの道を往復するなら、最後に温泉入って、トロッコ列車(土日祝だけですが)で横川駅まで、、、というのが、まったりプランとしては良さそうです♨。
峠の湯の前には駐車場があるので、直接車でも来られますよ(^^♪。
さて、アプトの道に戻りましょう(^^)/。この辺から「足元の廃線跡」は無くなりますが、アプトの道は続きます(^^♪。
峠の湯~碓氷湖(20分)
玉屋ドライブイン
アプトの道に戻ると、すぐに「力餅」の看板が見えてきます。
ほほう!!碓氷峠名物の力餅を販売する「玉屋ドライブイン」のお店看板みたいです(^^)/。
創業250年の老舗が作る、伝統の力餅!
アプトの道の看板から国道に登ると、すぐ目の前にお店が見えました(^^♪。
国道沿いなので、むしろ車で来るお店ですね。「ドライブイン」だしね(笑)。
力餅だけではなく、ラーメンなどの食事もできるお店みたいです(>_<)。釜めしと並んで碓氷峠を代表する名物なので、ここまでで体力を使い切ってしまった方は寄ってみましょう!「力」が漲るはず!
まあ、私は釜めしでお腹いっぱいでしたし、後で寄りたいカフェの目星もあるので、行きませんでしたが(^^ゞ。。。
それでも、お土産として買えば良かったなぁ、今思うと。。。あ、ダメだ、、、この力餅、賞味期限が当日だ(笑)。
隧道(トンネル)
さて、この辺りから、終点の熊ノ平駅まで、6つの橋梁(※)と10のトンネルがあります。
※第一橋梁は残っていないそうです。第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っています。
おぉ~、カッコいい!以前は、この中を、列車が通っていたはずです。
トンネルは、煉瓦が何重にも重なってできているそうですよ。
トンネルの照明は、午後6時に消灯しますので、それ以降の散策は危険です。日中に通れるようにしたいですね(/ω\)。
橋梁も、いくつも出てきます。上を渡っている分にはわかりづらいですが、、、
やはり煉瓦で作られていました!
場所によっては、下に降りる道もあるので、見つけたら下から眺めるのも一興です(^^♪。
この煉瓦造りの橋梁で、一番有名なのは、碓氷第三橋梁/通称「めがね橋」ですね。これは、後で渡るので、後述します!
これらのトンネル&橋梁は、歩く道に、アクセントを加えてくれていました(^^♪。
碓氷湖
いくつかのトンネルと橋梁を渡ると、碓氷湖の上にたどり着きます。
「碓氷湖・公衆トイレ」への標識が見えるので、道を外れます。
坂を下ります。
坂を下った先には「碓氷湖」があります!
以下赤字、H.P.よりコピペ。
中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めて造った人工湖で、四方を国有林の大木に覆われています。四季折々美しい姿を見せますが、特に秋の湖面にうつる紅葉はすばらしいもので、多くの方が訪れます。
湖畔には約1.2キロメートルの散策道があり、約20分で一周できます。
風が無いときなら、周辺の紅葉が湖に映り込む光景が見られるみたいですね。。。
この時は残念ながら、紅葉が映り込む”リフレクション”は見られませんでしたが、、、広々とした湖の景色は、やはり気持ち良いですね(>_<)。
湖畔には、駐車場があります。車で散策するなら、立ち寄りスポットになります(^^)/。
車でここに来たなら、是非、坂上まで。雰囲気の良いカフェ「Coffee House Mini Mini.」があります。車で行けますよぉ。
Coffee House Mini Mini./地図
このカフェは、帰りに寄りましたので、また後述します(^^)/。
長くなってきたので、また次回に続く!!ではまたーー。