ノーキャンプの人に、焚火してみたいんだけど…と相談されたので、ちょっとこんな記事を。

必要な道具

※色々やり方あると思うのですが、あくまで私の方法です。
※私は基本的にバイクでソロなので、コンパクト&軽いものでそろえています。
※写真と商品リンクは必ずしも一致しているわけでは無いです。
※道具紹介メインなので、細かい説明は省いている部分があります。

ざっと並べると、こんな↑感じです。・・・以外とある(^^ゞ。

直火不可の場所に備えて

①焚火台
・・・直火禁止の場所では必須です。種類も多彩で、値段は本当にピンキリなので、スタイル(ソロ?大人数?焚火メイン?調理する?)が固まっていない場合、レンタルが無難です。キャンプ場で貸し出しをしているか確認しましょう。

私が今使っているのは、キャンピングムーンの、ソロ用焚火台です。メッシュの火床なので燃焼効率が良く、薪の置き場が広いので薪を組みやすい!ステンレス製で丈夫!さらに五徳で調理も可能な万能型です。そして、比較的安い¥(>_<)。とりあえず、小型で何でも出来るタイプが良い!というなら、オススメです。

②焚火シート
・・・キャンプ場によっては、焚火シートも必須な場所があります( ゚Д゚)。火の粉が地面に落ちると地面を焼いてしまうので、それを予防するものです。小さいのでしたら100均でも売っています。必要なサイズを用意しましょう。

薪割り用

③ノコギリ
・・・薪の長さを調整できるので、あると便利。できれば、折りたためるタイプ。刃は木材用となっているものか、万能目を選ぶと良いです。

④ナイフ
・・・薪割りに使います。斧や鉈も定番です。大きい薪を割らないなら、コンパクトに持ち運べるナイフがオススメ。フルタングが耐久性あり、バトニング用として使いやすいです。

⑤薪
・・・落ちている枝を広い集める場合、焚火に適した薪を見極める必要があるので、上級者向け。キャンプ場で買うのが一般的かな?事前に準備するなら、ホームセンターが定番。初めは使いやすい「針葉樹」がオススメ。

火付け&火勢の調節

⑥着火剤
・・・無くても薪の「割り方」次第で着火可能ですが、あると便利。市販のものもありますが、燃えやすければ何でも。写真↑は「牛乳パック」をちぎったモノです。牛乳パックは蝋が塗ってあり、着火しやすくて火持ちも良いので、オススメです。

⑦ライター
・・・いわゆる「チャッカマン」的な、手元と着火口が離れているモノが良いです。ガスライターは寒いと火が付きにくい場合があるので、冬はマッチなどもあると保険になります。

⑧火ばさみ
・・・火の点いた薪を移動する場合に使います。値段が高いとグリップ力が良かったり、頑丈だったりしますが、個人的には100均にあるようなモノで充分じゃないかなぁ、と思っています。

⑨耐熱性の手袋
・・・炎の「熱」や、薪の「ささくれ」から手を守るために。写真↑は普通の軍手っぽいですが、一応難燃性の軍手(ブランドはmont-bell)です。携帯性が良いのでコレを使ってますが、革製のごついモノの方が、安全性が高いのでオススメです。素手はやめましょう。

⑩火吹き棒
・・・焚火に空気(酸素)を送るために使います。たくさん空気を送れるような、大きいのもありますが、これも100均の小さいモノで充分じゃないかなぁ?(焚火の大きさによりますね)学校の先生が使う「差し棒」のように、短くできるタイプが多いです。

ロゴス(LOGOS)
¥990 (2024/02/08 11:51時点 | Amazon調べ)
ソト(SOTO)
¥2,266 (2024/02/08 11:53時点 | Amazon調べ)
服装(火の粉対策)

⑪難燃性のパーカーなど
・・・焚火は火の粉が飛びます。それで火傷したり、服に穴が空いたりしてしまいます。予防するために、焚火をするときは難燃性の上着(必要ならズボンも)を上に着ましょう。アウトドアブランドのものは高性能ですが、その分高い¥です(^^ゞ。
綿(コットン)素材の古着でとりあえずは充分なので、用意しておきましょう。

Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)
¥11,990 (2024/02/08 12:23時点 | Amazon調べ)
炭・灰の処理など

⑫火消袋
・・・薪が灰になるまで燃やせれば一番ですが、燃え残ったり、燃やし尽くす時間が足らなくなったりしがちです。焚火台に水をかけると、温度差で焚火台が変形したり、高温の蒸気が出たりするので危険です。火消袋や火消壺などで、酸素を遮断して消すのが安全です。袋タイプはコンパクトなのでオススメ。

⑬水
・・・先述の通り、焚火の火を消すために水をかけるのは危険ですが、万一の延焼や、火傷の場合に備えて、水は用意しておきましょう。

焚火をしてみよう!

1.薪を大・中・小に割る。

※「小」は割りばし位の太さが目安です。

2.「小の薪」を上に置き、着火剤に火を点ける。
3.段々と大きい薪に火を移していく。

※太い薪は焚火の周囲に置いて、乾燥させてから使うと火が付きやすいです。

4.火吹き棒で空気を送りつつ、火を大きくする。

※火ばさみや火吹き棒を使って、火の大きさを調整して楽しみます。

5.燃え残った炭は、火消袋へ。

※空気を遮断して、完全に消火します。灰・炭を捨てる場所があれば、そこへ。無ければ持ち帰り、自宅の自治体のルールに従い、処分します(大体燃えるゴミで捨てられるはず。要確認です)。

まとめ

全部が必須というわけではないですが、なるべく揃えた方が安全にできるのではないかと思います。

また、焚火をする場合、場所に関しても注意が必要です。以外と、どこなら焚火がO.K.か分からないですよね(^^ゞ。

結論から言うと「焚火が許可されている事が明記されている場所」で行いましょう!具体的にはキャンプ場やバーベキュー場です。自己判断だとトラブルになりやすいです(/ω\)。

参考記事:無料でディキャンプを楽しめる「郷土の森公園バーベキュー場」

こういう↑無料のバーベキュー場などが近所にあると嬉しいですね(^^♪。

ではまたーー。