もやい結びとは?

名前の由来

本来は、船をつなぎ停めるための結び方です。船を係留杭などにつなぐことを「舫う(もやう)」と言い、そこから「もやい結び」と名付けられたらしいです。

特徴

船をつなぐ結び方なので、とても頑丈に結べます!覚えてしまえば簡単に、素早く結べます!!

しかも、どんなに引っ張っても「輪っか」が締まる事が無いので、何かを吊るしても、荷重で結び目が固くなることが無く、簡単にほどけます。

とても万能な結び方なので「キング・オブ・ノット」と呼ばれています(^^)/。

キャンプでの利用

色々なロープワークがありますが、便利なキャプギアを使っていると、特に必要に迫られる事は無いですね(笑)。

沢山覚えた方がやれる事の幅が増えて良いのでしょうが、今のところキャンプで使ったロープワークは「もやい結び」だけです(^^ゞ。

私はテントの張網を結ぶ時に使います。最適です(^^♪。

他、何かを吊るしておく場合にも良いですし、救助活動では、動けない負傷者を輪っかに通して引っ張る(輪が締まらないので、負傷者は安全)という事にも使えるそうです。

結び方

結びたい場所に紐を通します。

輪っかを作ります。先っぽに繋がる側が、上に来るようにします。【覚え方:上】

輪っかに、紐の先っぽを通します。①輪っかの下、②輪っかの上、③手元の紐の下、と通します。【下・上・下】

手元の紐の上を跨ぎ、先っぽを輪っかの下に潜らせます。【上・下】

最後に先っぽと手元の紐を引っ張れば、、、

完成です(^^♪。

覚え方

【覚え方まとめ:上・下・上・下・上・下=う・し×3=牛さん】牛さんで覚えてます(>_<)。

ぶっちゃけ、覚えて無くても通常はどうにでもなるのですが、知っていると、いざという時便利なはずです(^^)/。ではまたーー。