先日、ツーリング中に交通事故に遭いました( ゚Д゚)。いわゆるもらい事故でした。
前々回(①)と、前回(②)で、車両の修理代は相手側が持ってくれる事になったので、後は…
- 積載品等の物損被害請求
- 交通費の請求
- 慰謝料
です。
積載品等の物損被害請求
交通事故で起きる物損被害は、車両だけではありません。積載品や、周囲にも被害が出た場合、それらも請求対象です。
今回の事故は、キャンプ場に向かう途中で起きました。そのためキャンプ道具をたくさん積んでいました(^^ゞ。その状態でぶつけられたのですが、、、
結論から言うと、ほとんど被害無し( ゚Д゚)!逆にびっくりでした(笑)。
私は「シートバック」ではなく、いわゆる「ホムセン箱」に道具を詰めているのですが、、、ホムセン箱は頑丈ですね!中身も隙間なく埋めていたので、中で暴れることなく、ガラス製品も無事!!
↑こういうソフトタイプの「バック」ではなく、、、
↑こういう、ハードタイプの「箱」です。
ホムセン箱に擦り傷が付いた程度でした。
とは言え、やはりこれも「物損被害」です。被害状況が分かる写真を添えて、指定の請求書に記入して請求します。
注意点は…
- 被害品の購入時期によっては、請求額は満額払われない事もある(減価償却)
- どんなに軽微な損傷でも、請求は可能(受理されるかは別ですが)
- 嘘の被害報告は罪に問われる事もある
事故で起きた被害は、もれなく請求していきます(嘘の無い範囲で)。
これで支払われる額は「減価償却(資産は時間が経つにつれて、価値が減っていくという考え方)」によって、購入時の金額がそのまま補償されるわけではありません。
満額は難しいですが、小さい傷でも請求して、少しでも補填しましょう(^^ゞ。
私は買ったばかりのバイクブーツに傷が付いてしまい、それは購入金額の満額が下りました(^^♪。
他は二束三文、、、諸々合わせて3万円ちょっと。
全て、修理する程でも無かったのでそのまま使っており、3万円は手元に残りましたが、、、傷は残っているので、この3万円が「+」なのかどうか、、、どう思います??
バイクの修理費用が「経済的全損(前回記事参照)」で損になっている場合、これを修理費に当てる方も多いでしょうね。
交通費の請求
これは単純ですね。事故で発生した交通費を請求します。
- 事故後の帰宅にかかった交通費
- 通院や事故車両引き取りなどの交通費
- 事故前にかかった交通費
を請求します。
公共交通機関の場合、領収書は不要ですが、利用したルートは明確に提示しましょう。タクシーは領収書が必要ですね。
また「事故前」の「行きの交通費」も請求したら通りました(^^)/。具体的には有料道路代ですね。
理由としては、目的地に付く前だったので、そこまでの交通費が無駄になったからです。
また(今回の事故では関係無いですが)、もし、事故を起こした事でその日の帰宅が困難になった場合、そこで発生した宿泊費も請求可能だそうです。そういう状況になった場合、宿泊前に保険会社に理由と宿泊場所を連絡しましょう。
慰謝料について
先ず大前提として、ケガが無い(物損事故)場合、慰謝料は発生しません。
ということで、私は無傷だったので、慰謝料は無しです(>_<)。
これで終わらせてしまうと、この記事の意味が無いので(笑)、ケガが無い場合の通院について、ちょっと調べました。
ケガが無いのに嘘をついて通院すれば慰謝料が請求可能か?
結論は「可能」ですが、嘘がバレたら「不正受給」になるので、全くオススメできません(^^ゞ。
では、病院に行かない方が良いのか?
検査のための初回通院は、問題ありません。
自覚症状が無くても、病院に行くことはオススメします。
事故が起きた時に痛みが無くても、後から症状が出る場合もあります。安心のためにも、一度は病院に行って検査してもらうのが良いです。
また、通院までに時間がかかると交通事故との関係が疑わしくなるので、なるべく早く、出来れば1週間以内には行きましょう!
どの病院が良いのか
通常「整形外科」です。頭を打っていた場合「脳神経外科」が良いと思われます。
病院には、事前に電話で「交通事故の検査」で行くことを伝えます。行くことが決まったら、保険会社にも病院の連絡先を伝えましょう。。。治療費を保険で支払ってもらためです。
注意点・・・「整骨院」や「接骨院」は、医師資格を持っていない場合があるので、止めておいた方が良いです。ケガが判明しても、診断書を書いてもらえません⇒保険金が下りません( ゚Д゚)。
不正受給とみなされる~完治後や、念のための通院
通院期間が長い方が慰謝料は高額になるので、通院を引き延ばす人もいるそうですが、、、
すでに完治していたり、「念のため」の通院を続けた場合、それは保険対象外となってしまう場合があります。
強引に続けても「不正受給」になってしまう事もあるので、注意です。
物損事故から人身事故への切り替え
物損事故として届出してしまっても、検査等でケガが判明したら、人身事故に切り替える事が出来ます。
【警察での切り替え】
先ずは医師に「診断書」を書いてもらいます。それを警察に持って行き、手続きする事で切り替え可能です。
但し、時間が経ちすぎていると、交通事故との関係が示せなくなります。2週間以内が限度です。
【保険会社での切り替え】
警察に届けが間に合わなかった場合、その事故は「人身事故」に変えられません。
ですが、保険的には切り替えが出来る場合があるので、保険会社に相談しましょう。
具体的には、「人身事故証明書入手不能理由書」という書類を保険会社へ提出します。
書類も保険会社に言えば用意してくれるはずです。
これが通れば、慰謝料や治療費の請求が出来るそうです(^^♪。
先日、全て保険金は入金され、これで「示談」となりました(^^♪。
私、ケガが無かったので慰謝料は無かったのですが、物損でも慰謝料発生すると思っていました(^^ゞ。正直、ちょっとガッカリ(笑)。
じゃあ、ケガしたかったのか!?というと、そんなわけ無いので、ケガ無しで良かったんですけどね。
今回の事故は、バイクが壊れた以外、特に大きな被害も無かったわけですが、、、事故の瞬間は恐怖を感じ、その後も少なからず楽しみを奪われ、無駄な労力をかけられました。
交通事故は何一つ良い事が無いですね(^^ゞ。もらい事故はどうしょうも無い場合がありますが、その時に慌てずに対応して、少なくとも無駄な損失は抑えたいものです。
また事故に遭わないよう、安全運転を心がけたいです。
ではまたーー。