先日、ツーリング中に交通事故に遭いました( ゚Д゚)。いわゆるもらい事故でした。

現場対応を行い、とりあえず帰宅した前回。。。その続きになります。

  • 病院で事故後の検査
  • 事故車(バイク)の処置

をしていきます。

病院で事故後の検査

今回の事故では、特にケガ等の自覚症状は無かったのですが、保険会社にも勧められ、病院で検査をしてもらうことにしました。

事故後、数日経ってから痛みが出る事もあるのですが、時間が経ち過ぎてからの通院は認められない場合もあるので注意です。始めに保険会社と確認しておきましょう。

私の場合、事故後1週間以内に、特に通院の報告が無ければ「ケガ無し」で判断されると言われました( ゚Д゚)。

では、病院へ。交通事故のケガ対応をしてくれている病院に行きます。事前に保険会社からの連絡が必要だったりしますので、、、

  1. 病院を決める
  2. 保険会社に病院の連絡先を伝える
  3. 保険会社から病院に連絡を入れてもらう
  4. 病院に行く

という流れになると思います。

結果、異常無しでした(^^)/。良かった。痛みが無かったので、問診だけでしたが(^^ゞ。

その後の通院、入院は無かったのですが、1回病院行くだけで支払われる保険もあるので、自分の加入している保険内容を確認しましょう。

私は車両の任意保険で「1万円/通院1日」出るらしいので、1万円GETです。。。

嬉しいっちゃあ、嬉しいですが、事故自体が全然嬉しくないので、なんとも複雑(^^ゞ。まあ、もらえるものは、事故と病気以外もらいますよ(笑)。

他、傷害保険なども加入しているようなら、合わせて確認しましょう。

事故車(バイク)の処置

破損したバイクは、修理工場に連れていかれています(/ω\)。

そして、保険会社から、そのバイクの「時価額」と「修理費用」が提示されます。

それを聞いて、今後の処置を決めることになります。

時価額と修理費用

時価額とは?

そのバイクの車種、年式、グレードごとに中古市場での小売価格が提示されている「レッドブック」というものがあります。

保険会社は、そのレッドブックを参考にして、その事故車の「時価額」を決めるのですが、、、

時価額=保険会社がそのバイクの修理に払えるお金の上限

だと考えて良いと思います。

修理費用とは?

ここでは、破損したバイクを直すためにかかる全額、とします。

時価額>修理費用の場合

時価額の範囲内で修理可能です。問題無いですね。

しっかり修理してもらいましょう!!

時価額<修理費用の場合

これがやっかいです。

修理費用に対して、時価額が足りないので、超過した金額は、バイクの所有者が負担する事になります!!

ぶつけられて壊されて、修理費用も自己負担が発生するなんて、被害者側はたまったものでは無いですね。

ですが、現在の日本では、このルールが一般化されています( ゚Д゚)。

このように、修理は可能でも、修理費用が時価額を越えた場合、これを「経済的全損」と言います。

全損について

全損は、2種類あります。

「全損」というと「事故に遭った車両が修理不可能な程壊れる事」だと思われがちですが、それは物理的全損と言われています。

「時価額<修理費用」で、修理は可能、という状態は、先述の通り、経済的全損と言われます。

私のケースは「経済的全損」でした(/ω\)。

物理的全損の対応

そのバイクは諦めるしか無いですね(^^ゞ。

全損状態でも、パーツ取り目的で売却可能な場合もあるそうなので、バイク屋に相談しましょう。

まだそのバイクに乗りたい場合、別の同車種の買い直しになります。

その場合、保険会社から支払われる金額は、先述の「時価額」までです。

基本的には時価額をUPさせる事は難しいらしいですが、時価額はあくまで本体価格です。

他の諸費用(登録料・ナンバープレート代etc…)は請求可能な場合があるようです。

弁護士に相談してみましょう(後述)。

他の車種への「買い替え」だと、諸費用の請求は難しいかもしれません。あくまで「現状復帰」に掛かる費用としてなので(^^ゞ。

経済的全損の対応

先ず確認すべき事は「超過特約」に相手が加入しているかどうか?です。

時価額を超過した分も、保険会社に補填してもらう特約です。

これに加入していれば、修理費用全額を相手が払ってくれるので、こちらの懐は痛みません(無制限ではなく、上限はあるみたいです)。

今回のケースでは加入してくれていたので、それを使って修理してもらう事にしました(^^)/。

ちなみに、バイクに修理履歴が残ってしまいます(※)が、これはもう、しょうが無いですね。。。

私のバイクの修理については、本体フレーム等、致命的となる部分は無事なので、そこまで査定額には響かないという事でした。まあ、元々高級な車種では無いですけどね(^^ゞ。

(※本体フレームの修理が無い限り、事故車としての履歴は残らないそうです。後で知ったので、追記。)

この特約の注意点として、利用可能なのは「修理費用」に対してだけです。「買い直し・買い替え」には対応できないそうです。

相手が超過特約に加入していない場合、修理費用の超過額は自己負担になってしまうと思います(-_-)。

当然納得できないでしょうから、とりあえず弁護士に相談してみましょう(後述)。

~~ちょっと愚痴~~

相手が超過特約に加入しているかどうか、こちらから聞かないと教えてくれません( ゚Д゚)。

全部がそうなのか分かりませんが、私の場合、保険会社側から「こういう特約に加入してます」とは、教えてくれませんでした。

これを確認せずに「時価額までしか払えません」という話に承諾してしまうと、相手が特約に加入していても、超過分は自己負担になるのだと思います!

保険会社も利益を出す事を目的とした「会社」なので、なるべくお金を出さない為の営業活動なのだとは思いますが、、、これはズルいよね??

弁護士に相談

任意保険には「弁護士相談費用」を保険会社が負担してくれる補償がついている事が多いと思います。私の場合、10万円分までの相談は負担してくれる、というものでした。

どうしょうもなくなったら利用するのが良いと思います。


「経済的全損」には参りました(^^ゞ。

バイク屋や、自分の保険会社に相談して「超過特約確認した方が良い」とアドバイスをもらえたので良かったです。。。

さて、後は修理を待つのと、バイク屋に預けっぱなしのキャンプ用品などの被害状況の確認⇒請求ですね。まだもうちょっと掛かりそうです(^^ゞ。

ではまたーー。