9月末。日曜日。雲が多く、山頂からの展望が期待できない天気だったので「池巡り」をメインとした山行にしてみました(^^)/。標高高いので、紅葉もちょっと期待!!

基本情報
八ヶ岳について
八ヶ岳連峰は本州中部にあります。最高峰の「赤岳」は2,899m。3,000mを越える山はありません。
北の蓼科山~南の網笠山まで南北約30km、東西約15kmの中に多くの峰を連ねています。
また、夏沢峠を境にして、南八ヶ岳、北八ヶ岳としてエリア分けされて呼ばれることがあります。
南八ヶ岳は、岩稜帯で登攀ルートも多い一方、夏には多くの高山植物が花を咲かせます。北八ヶ岳には、針葉樹林の林床に苔が広がり、また、いくつかの池が点在しており、幻想的な雰囲気です。
南北で趣の違う山容が楽しめ、周辺には霧ヶ峰、美ヶ原など、緩やかな草原に代表される峰々もあり、様々な計画を用意して登山者が訪れる地域です。
※今回の山行は「北八ヶ岳」です。
北八ヶ岳ロープウェイについて

下記赤字、H.P.よりコピペ。
北八ヶ岳ロープウエイは、八ヶ岳の北端に位置する北横岳と縞枯山の間に架かり、山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります。その間、刻々と変わる山岳風景を目の前に眺める空の旅は迫力満点。
降り立つ山頂には、ハイマツやコメツガなど溶岩台地を覆う低木や高山植物が群生する坪庭自然園が広がります。四季折々の魅力にあふれた北八ヶ岳には、ゆっくり歩いてみたい大自然があふれています。
補足:気軽に標高2,200mの世界に行けるので、初心者の雪山体験にも最適!私も雪山はまだなので、一度行ってみようかしら?
北横岳について
以下赤字、ヤマレコの説明文より抜粋。
北八ヶ岳エリアにそびえる双耳峰です。2つのピークは標高2480mの北峰と、標高2472mの南峰です。
国土地理院が公表している山名は「横岳」らしいのですが、南八ヶ岳にも「横岳」というピークがある(※)ため、便宜的に「北横岳」と呼ばれています。
※参考記事:八ヶ岳の標高No.2!最短ルート”杣添尾根”で登る「横岳(2,830m)」
中腹までロープウェイが利用でき、登山初心者や家族登山によく選ばれる一座です。ロープウェイは1年中運行しており、積雪期は比較的手軽に雪山登山を楽しむことができます。
北横岳周辺の「池」と「縞枯れ現象」
以下赤字、ヤマレコの説明文より抜粋。
北横岳周辺には七ツ池、亀甲池、双子池などいくつもの湖沼があります。これらの池は、火山活動で作られた地形に水が溜まり生まれました。
北横岳を含む北八ヶ岳エリアでは、「縞枯れ現象」がよく発生しています。これは、山肌に立ち枯れた木のまとまりが現れる現象で、遠目に見ると白い縞模様のようです。
縞枯れ現象の要因はいくつか考えられており、一説によれば、林床が溶岩のため土壌が乏しく、樹木が育ちにくいからとされています。
この縞模様は年々、標高を上げながら移動します。枯木の下では幼樹が育ち、新たに成木が枯れることで、樹木の世代交代が繰り返されています。
アクセス
今回は「北八ヶ岳ロープウェイ」の山麓駅まで、車でアクセスしました。
最寄りICの中央自動車道”諏訪IC”から約25kn(40分~50分)です。

約600台の収容台数!
ロープウェイの始発便を狙って、7:30頃到着!3~4割位埋まってましたが、まだまだ余裕ありますね。
山頂駅から上は紅葉シーズンになってくる時期です。これからかなり混みそう(^^ゞ。

24時間、無料開放されていますが、車中泊目的での利用は禁止です。
連泊登山の場合は事前連絡して欲しいという事も、H.P.に書かれていました。不審車両と思われたら通報されかねないので、ちゃんとしたいですね。

ここから徒歩で山頂駅まで登る事も可能(登りで約2時間のコースタイム)みたいですが、私はロープウェイを利用しました(^^)/。

往復で2,600円。

運転間隔は通常20分間隔(混雑時は10分間隔)で運行!
標高1,771mの山麓駅から標高2,237mの山頂駅まで、乗車時間はたったの7分!
ハイシーズンは混むので、時間に余裕を持って利用したいですね。

チケット売場で乗車券を購入。各種電子マネーやバーコード決済も使えます。
詳しくはH.P.も参照してみて下さい!!
コース概要

ロープウェイの駅から、時計回りに周回するルートです。
- 山頂駅~坪庭~七ッ池(コースタイム:1時間)
- 七ッ池~北横岳~亀甲池(1時間10分)
- 亀甲池~双子池(40分)
- 双子池~雨池(1時間20分)
- 雨池~山頂駅(1時間40分)
【コースタイム合計:5時間50分】
【距離:約12km】
【標高差:550m】
※数字はおおよそです。ご了承下さい(^^ゞ。
山行内容
今回の目的
冒頭で書いた通り、今回の主な目的は登頂ではなく「池巡り」です!
今回の池巡りルートは、山と高原地図や、八ヶ岳のガイドブックにも載っている位の、メジャーなオススメコースなんです。
北八ヶ岳の幻想的な池を見て周る…天気がちょっと悪かったので、こういう楽しみ方も”有り”ですよね?
山頂駅~坪庭~七ッ池(1時間)
坪庭~

ロープウェイで、アッと言う間に2,237m「坪庭」に到着です!まだ平地では暑い時期ですが、ここは流石にちょっと寒いです。防寒着は必要ですね。
日曜日だったこともあり、ロープウェイの中は人でいっぱいでした(^^ゞ。始発便だったんですけどねぇ。むしろ、みんなその時間を狙うのかしら?私もそうだしなぁ。
という事もあり、窓際を陣取れなかったため、ロープウェイからの写真は撮れませんでした(/ω\)。
ゴンドラの中からの景色は、雲が多かったので遠くの展望は無かったですが、縞枯れ現象も見られ、少しずつ進んでいた紅葉もキレイでしたよぉ(^^)/。


駅から降りると「坪庭」が目の前に広がります。

「坪庭」は、北横岳の南側火口から溶岩が流れ、すり鉢状になった台地です。長い年月をかけて溶岩の上に植物が育ち、今では、、、

様々な高山植物がにぎやかに咲き乱れる、庭園のような景観になっています。
まあ、時期的に花などは見られなかったですけどね(/ω\)。

そんな坪庭を周遊しながら、北横岳へのルートを目指すわけですが、、、円形に周遊ルートが設けられているので、駅を出て左へ。。。
基本的に時計回りで進みます。半周位で登山口に辿り着くはず。

坪庭内は整備されているので、ハイヒールなどの歩きにくい靴を除けば、スニーカーなどで充分ですね。

「第一休憩所」(ベンチが設けられています)を越え、、、

さらに「第二休憩所」を越えて少し行くと、、、

北横岳に続く登山道に到着!ここから先は山道なので、それなりの装備で挑みましょう!

ちょっと視線を上に向けると、山肌に所々枯れ木が見えます。あれが「縞枯れ現象」なのかしら?

段々と傾斜がキツくなってきます。

来た来た(;´・ω・)。こうでなくっちゃ(笑)。

たまに木々の合間から坪庭を見下ろせたりします(^^)/。

道も明瞭で歩きやすいです。分岐にもしっかりと標識が立っているので心強い!!

この「三ッ岳分岐」までは結構な急斜面が続きますが、ここら辺から緩やかに。

間もなくして、、、
北横岳ヒュッテ~七ッ池

「北横岳ヒュッテ(H.P.)」が見えてきます(^^♪。
通年営業の山小屋です( ゚Д゚)(予約が無い日は閉館らしいです)。
先述の通り、ロープウェイのおかげで積雪期も人気の山域なので、通年営業しているのでしょう。
宿泊すると、暖かい鍋料理などが夕食として提供されるらしく、人気の山小屋です!
さて、ここから最初の「池」・・・「七ッ池」はすぐです!!

山小屋の正面から、メインルートを少し外れる形で少し下ります。写真↑でいうと、標識を右へ。

こんな↑張り紙もありました。徒歩2分。本来大小10程の池沼群らしいですが、現在は2つ目の池までしか行けないとの事。そうなんだ( ゚Д゚)。。。

張り紙の通り、徒歩数分で、先ずは一つ目の池に到着!!

今回巡る池の中では、ここが最高地点(標高2,375m)なので、一足早く紅葉が拝めます。
針葉樹の緑と、、、赤くなっているのはカエデやナナカマドらしいです。湖面に写ってキレイですね(^^)/。

さらにもう少し奥には、2つ目の池があります。こちらの方が少し大きめ。青空だったら・・・紅、黄、緑、そして青空が湖面に写ってキレイでしょうねぇ。
この景色の中で弁当を広げたいですが、ここは食事禁止らしいので注意です(;´・ω・)。
こんな曇りの日も、静かで穏やかな雰囲気が楽しめて良かったですよ(^^)/。
七ッ池~北横岳~亀甲池(1時間10分)

山小屋に戻って、再度北横岳へ。


良く整備された木製階段を登ります。10分位で、、、
北横岳~

北横岳(南峰)です!2,471m!!
2,500mを越えない標高ですが、山頂は森林限界を越えているのか、背の高い木が無く、視界を遮るものがありません。360度の展望が広がる・・・はずの山頂です。

だが、真っ白(笑)・・・分かってましたとも、ええ(/ω\)。いいさ、今日の目的はコレじゃないんだ。
視界を遮るものが無いので、風も強い!早々に撤退して、もう一つのピークへ。

徒歩数分で北横岳(北峰)です。標高2,480m!!南峰より少し高いです(^^)/。

ここも晴れていれば展望が良く、特に蓼科山(※)が目の前に見える絶景が拝める場所らしいです。。。いつか、また来よう。変わらず風も強く、とても寒い!こちらもそそくさと撤退!!
※参考記事:八ヶ岳の独立峰!山頂の荒涼とした広場からの絶景!!「蓼科山(2,531m)」

さて、次は「亀甲池」に行きたいのですが、、、

こんな↑注意喚起がありました。亀甲池に行くつもりが、間違えて大岳経由のルートに行ってしまう事案が多くなっているそうです。
大岳経由のルートは岩石帯の急坂が続く、難易度の高いルートです。
特にこだわりが無ければ、亀甲池経由で進んだ方が安全そうです。亀甲池も見たいし、安全そうなルートを通ります(;´・ω・)。

では、ルートを間違えないように、看板などを良く確認して進みます。
特にスマホなどでGPS地図(YAMAPやヤマレコなど)を利用している場合、とても頼りになりますので、最大限活用しましょう(^^)/。

こちらはこちらで、なかなかの斜度を下ります。
進行方向が谷なのでかなりの高度感がありますね。ちょっと怖いですが、これは気持ち良い(^^♪。

グッと高度を下げ、、、

また樹林帯の中へ。
北八ヶ岳から1時間位で、、、

亀甲池が見えてきました(^^♪。
亀甲池


樹林帯から急に開けた場所に出るので、開放感が素晴らしい(^^♪。

池底に亀甲模様が見えるのが名前の由来らしいのですが、、、分かりますか?
何となく模様のようなものを確認できますが、これの事か??
ふむ・・・まあ、こういうのは「へぇ~」という、寛容な精神で受け入れるのが吉ですね(;´・ω・)。

北横岳から先のルートは、登山者がガクンと減りました。
人も少ないので・・・池のほとりに腰かけるのにちょうど良い岩がゴロゴロしているので、静かな池の雰囲気を感じながら、行動食などで休憩するのも良いかもしれないですね。
亀甲池~双子池(40分)

お次は「双子池」です。また樹林帯の中に戻ります。
少し晴れ間が覗き、木々の合間から日が差し込みます。八ヶ岳は何度も来ている山域ですが、やっぱりキレイなんですよねぇ。気持ち良く歩きます。

亀甲池から若干登りですが、穏やかな斜度です。いつの間にか少し下りになり、気づけば、、、
双子池~

碧色の、神秘的な湖が目の前に現れます( ゚Д゚)!!
丁度晴れ間になったのもあり、とてもキレイでした(^^)/。写真左端に人が写ってますが、大きさを感じられるでしょうか?ここはちょっと声が出ちゃいました(笑)。
「双子池」と呼ばれるからには2つの池があるのですが、こちらは「雌池(めいけ)」とされています。
池の北側を半周まわると、、、

双子池キャンプ指定地へ。

テン場は湖畔ではなく、林の中のようです。

湖畔も気持ちよさそうですが、木々に囲まれながら、こんな景色が見られるのは素晴らしいですね(^^)/。
双子池ヒュッテ~

テン場を抜けると、双子池ヒュッテ(H.P.)に出ます。テン場の管理もこちらですね。
正面に見えるのが山小屋です。左手に簡易トイレがあります。

有料です。トイレ利用料は山小屋の受付に払うようになっていました。

山小屋は足場い囲まれていました。改装工事かな?外壁塗装とかかな?・・・営業はしていました。

冬季は基本的に営業していないそうです。H.P.によると、週末だけ予約が入れば営業するようなスタイルみたいです。

さて、この山小屋の目の前には、双子池の片割れである「雄池(おいけ)」があります。

入口手前にロープが張られており、中に入れますがリュックなどの荷物は持ち込み禁止です。・・・食事やゴミで汚さないように、、、という事でしょうか?
池を見に行く場合、ロープの手前に荷物は降ろしていきましょう。

こちらが雄池。雌池と同様、碧色のキレイな池です!
北横岳から流れ出た溶岩が、ひとつの大池を二つに分け、現在の双子池になったとされています。「へぇ~」。確かに、両方神秘的な碧色ですので、何となく納得です。

さて、良い景色も見られたし、穏やかに晴れてきたので、昼食にします!!(残念ながら池が見える位置では食事ができないです)

小屋の前にあるスペースでお店を広げます。

スーパーの味付き生姜焼き(焼くだけ~♪)と、千切りキャベツ。マヨネーズも持ってきました!肉は真空パックなので、半日位常温でも大丈夫でしょう!?
こういう山行で米を炊くのは面倒なので、ご飯はおにぎりで(^^♪。

美味い!!簡単だし、最高ですね(^^)/。

フライパン用のアルミホイルを使うと、片付けが楽・・・というより汚れないので、とても重宝しています。オススメの方法です。
では、腹ごしらえも済み、再出発!!

山小屋の裏手(トイレの前を通る道)を進みます。
双子池~雨池(1時間20分)

双子池ヒュッテ裏手の林道に入ります。次は「雨池」です。

林道をテクテクと。。。

突き当りを右折。

すぐにこんな↑分岐に出ます。

ここは「うその口地区~」と書かれている方向へ。左折です。
(・・・というか、直進はできません。「立入禁止」の看板で塞がれていました)

「雨池」と書かれた看板もあるので、迷わないはず。

この辺り、道の傍らに水が流れています。

水場だ(^^)/。。。私は水足りていたので飲みませんでしたが、、、飲めるのかな??

水場の先に、ガードレール付きの橋があるのでこれを渡り、、、

渡った先に「雨池方面」と書かれた標識があるので、右折です。

少々長い登りを頑張ると、、、

雨池が見えてきます(^^♪。
雨池

広~~~い( ゚Д゚)!!!また雲が出てきたのが残念ですが、この広大さには感動です!!
この時はまだでしたが、紅葉の時期はすごいのだとか。
条件が良いと、周囲の木々は黄色く色付き、青空と黄葉が、この広大な湖面に映し出されるのだそうです( ゚Д゚)。
・・・ちなみに、この池、雨量が少ないと干上がる事もあるらしいです。この日も、恐らく水位が下がっていたのだと思います。

というのも、池近くに足を踏み入れたら、ずぶずぶと足が沈んでしまいました(^^ゞ。写真↑は私の足跡です(笑)。
多分、ここは最近まで池の底だったのではないかと思われます。。。危うく靴の中を濡らす所でした。いやぁ、びっくりしたぁ( ゚Д゚)。。。
充分広大さは実感できたのですが、できればもっと満々と水を湛えた雨池も見てみたいですね。
雨池~山頂駅(1時間40分)
さて、予定の池は全て見て周れました。山頂駅に戻ります。

雨池の西岸より樹林帯に入り、雨池峠方面へ。

林道に出るので右へ。


道中、登山道の案内があるので、それに従います。旧道は通れないみたいです。新道に誘導されます。

少し進むと、、、お?あそこかな??

この階段が新道みたいですね。

急な坂を登って行くと、やがて木道に。

雨池峠の分岐を直進。

おお!これは雰囲気良い道です。

左手に見えるのは「縞枯山」かな?山肌を見ると所々枯れ木が見えます。縞枯れ現象か。。。

正面に見えてくる青い屋根の小屋は「縞枯山荘(H.P.)」。

この小屋からロープウェイの駅までは約15分。気軽に利用できそうですね(^^)/。

そのまま進むと「坪庭」のエリアに辿り着きます。右の階段を登ると、坪庭の上部に出ますが、ロープウェイの駅は直進です。

戻ってきました~~(^^)/。

帰りのロープウェイは窓際だったので、少しだけ景色を。
それでも混雑していたので気を使います(^^ゞ。満員電車のような混雑ではないですが、あんまり動くと人にぶつかる感じです。

南側を撮っているので、写っているのは、多分「南八ヶ岳」かしら?

アッと言う間に、麓に到着!文明の利器はすごい(笑)。
まとめ
天気などの環境に一喜一憂するのはアウトドアの常ですが、視点(目的)を変えると満足度も変わるものですね(^^)/。
いつもは「登頂&山頂からの景色」が大きな目的なのですが、別の楽しみ方が出来ました。
おおげさに言うと、ちょっとした「人生」のヒントにも触れられたかなぁ?とか思いふけってみます(笑)。
さて、私は雪山が怖くて行けない人ですが、このロープウェイを利用して「坪庭周遊+α」位なら行けるかしら?・・・検討ですね(;´・ω・)。。。
ではまたーー。
