9月頭。平日。快晴でしたが、暑い~(^^♪。

先日行った岐阜ツーリング(※)から帰ってきたら、バイクが壊れまして。ちっくしょう(;´・ω・)。修理が済んだので、キレイな水で、穢れた心を浄化しに行きます(笑)。

※参考記事:真夏の岐阜県ツーリング!ルート概要

基本情報

※最新の情報はH.P.等でご確認下さい。

H.P.忍野村H.P./忍野八海紹介ページ
住所山梨県南都留郡忍野村忍草1514(地図
TEL0555-84-3111
料金入場無料(一部有料区画有)
駐車場周辺に多数。有料です。
※下画像も参照して下さい。
画像:H.P.より

忍野八海について

「おしのはっかい」と読みます(^^)/。とてもキレイな富士山の伏流水を水源にする湧水池が見られる観光地です。

下記赤字、H.P.よりコピペ。

忍野八海が点在する忍野村全体が、かつては宇津湖(うつこ)と呼ばれる巨大な湖でした。
目の前には何度も噴火をくり返す富士山がありました。
延歴19年(西暦800年)における大噴火において、宇津湖は流れる溶岩によって2つに分断され、忍野湖と山中湖が誕生しました。
やがて、片方の忍野湖は富士山噴火活動期を経て、徐々に富士裾野と御坂山系との狭間を水触、掘削排水され、長い期間の後、ついに湖は涸れましたが、富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残りました。
その代表的な湧水池が忍野八海です。
富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水層という溶岩の間で、数十年の歳月をかけてろ過され、澄みきった水となりました。
美しく神秘的であり、移り変わる四季に彩られた富士を水面に映し込んだ姿は、訪れた人々に、水本来の姿と護るべき美しさをそっと訴えているようにも感じられます。
忍野八海は、「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)など」の観点から、昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定され、昭和60年(1985年)に、環境庁から全国名水百選に選定されました。
また、平成6年(1994年)には、県新富嶽百景選定地にも指定されました。

元々は山中湖と繋がっていたんですね( ゚Д゚)!!

この↑説明を読むまで知りませんでした(/ω\)。

忍野八海散策

実はこの日、ここに寄る予定では無かったのです(^^ゞ。

↑道中観てきた、山中湖と富士山(山中湖展望台/地図

道志みち~山中湖をツーリングして、甲府で食事をして帰る予定でした。

ですが、とても天気良かったので、ついつい寄り道(^^)/。元々山中湖と忍野八海は、一つの湖だったとの事で、すごく近いんですよね(^^♪。

画像:H.P.より

という事で、忍野八海です。忍野村に点在する八つの池。

  • 一番霊場 出口池(でぐちいけ)
  • 二番霊場 お釜池(おかまいけ)
  • 三番霊場 底抜池(そこなしいけ)
  • 四番霊場 銚子池(ちょうしいけ)
  • 五番霊場 湧池(わくいけ)
  • 六番霊場 濁池(にごりいけ)
  • 七番霊場 鏡池(かがみいけ)
  • 八番霊場 菖蒲池(しょうぶいけ)

おおよそですが、上記地図のような位置になっています。各池は、それぞれ徒歩数分の距離ですが、出口池だけ、ちょっと離れています。

徒歩で忍野八海すべてを回ると、1時間30分~2時間くらいになると言われています。

駐車場
画像:H.P.の地図を加工

私は「おみやげセンター大林(地図)」というお店の駐車場を利用しました。赤丸の辺りです。

こう見ると、ちょっと遠かったのかな?山中湖側(地図右方向)から来て、一番初めに目に留まった駐車場でした。

到着は10:00位。平日だったのもあり、駐車場は余裕がありました。

大型バスも停められる、広い駐車場です。

営業時間8時~19時
料金 普通車300円、大型バス1,500円、バイク200円、自転車100円

お土産屋が併設しています。2,000円以上の買い物で、駐車代が返金されます。レシートを係員に渡しましょう!

さて、駐車場でもらった地図を頼りに、八つの池を周ってきましょう(^^)/。

駐車した場所的に、八番霊場が近いですね。逆順にみて行きます!

ちなみに、各池の説明はH.P.にもあるので、合わせてご確認下さい(^^)/。

忍野村H.P./忍野八海紹介ページ

八番霊場 菖蒲池(しょうぶいけ)

ここが菖蒲池。売店が立ち並ぶ中央部分から、少しだけ外れています。

確かに澄んでいてキレイなんですが。。。普通の池のような気がします(笑)。

かつて菖蒲が自生していて、その菖蒲を体に巻くと、病気が治るという伝説があります( ゚Д゚)。

菖蒲湯とか、体にいいイメージありますよね?

七番霊場 鏡池(かがみいけ)

鏡池!おぉ、富士山が写っています(^^♪。富士山効果もあり、こっちは良いですねぇ!

こんな伝説があります。。。鏡池の水は、すべて諸事における善悪を見分ける霊力があるといわれ、昔から部落内で何かもめごとが起きたときには、事を万事まるくおさめるために、争っている双方がこの池の水を浴びて身を清めたと言われています!

この池の水を浴びると、判決が出されるという事?違うか?よく分かりませんね(^^ゞ。

中心部(中池)

中心部に近づくと、観光客がたくさん!!駐車場は余裕があるように見えましたが、結構人いますね(^^)/。

で、この池の真ん中の島(?)にも湧水池があるのですが、ここがスゴイキレイ!!

正面にこんな↑橋があるのですが、何故かこちらからは島に渡れない仕様(;´・ω・)。

島に行くには、ちょっと戻って、店の中を通ります。。。

お土産買わせる為のルート設定かしら(笑)?

店を通らないと辿り着けないので、実質、中池を見に行けるのはお店が開いている時間になります。

営業時間は、7:30~18:00です

店の中を通り、島の反対側へ。・・・雨でもないのに、屋根?庇?から、水が落ちて来ています。分かるかしら?

床から下も、こんな感じで、水のカーテンです(^^)/。これをデザインした人は偉い!!

島の手前には、泉飲所があります。無料です。ありがたく頂きます!美味い!!

あの真ん中の丸い池が良いんです(^^)/。人工池らしいですよ。

水深7mの底まで、はっきり見えます!とんでも透明度!そして、神秘的な青ですね(;´・ω・)。

青く見えるのは、珪藻土の色みたいですね。これは「八海」ではないみたいですが、それぞれに通じているようです。

八海もキレイなのですが、ぶっちゃけ、ここが一番でした(^^♪。

六番霊場 濁池(にごりいけ)

さて、次は濁池です。

名前は濁池ですが、今では井戸水が流入しているため濁っていません。阿原川と合流しています。

なぜ濁池なのかと言うと、、、

もともとは澄んだ池だったのですが、ある日、みすぼらしい行者がやってきて、一杯の飲み水を求めました。しかし、その家のもの無愛想に断った途端、池は急に濁ってしまったという伝説があります。

慈悲の心を持ちなさい的な話でしょうか?

五番霊場 湧池(わくいけ)

湧水量も豊富で、揺れ動く水面や深い水底の景観が美しく、忍野八海を代表する池です。

ここも良いですねぇ(^^♪。一緒に見られる水車小屋も、良い景色に一役買っています。

湧池には、こんな伝説があります。

昔、富士山が噴火した際、人々が水を求めました。

このとき、天の一声で「わたしを信じなさい。そして、永久にわたしをうやまうならば、私がみんなに水をあたえよう」という大変美しい声が聞こえました。この声の主が木花開耶姫命と言われています。

その後まもなく溶岩の間から水が湧き出し池となりました。。。という伝説。

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は浅間神社で祀られています。富士山の山頂に浅間大社奥宮があって有名ですね。

私としても、登山をするようになってから良く聞く神様です。富士山と言えば、木花咲耶姫というイメージです。

四番霊場 銚子池(ちょうしいけ)

銚子池は、村内を流れる阿原川の脇に、ひっそりとあります。ちなみに、この川沿い、春は桜がキレイで有名ですよ。

ここにも伝説が。。。昔、ある家の花嫁が厳粛な結婚の最中に”おなら”をしてしまったらしいです。

年若い初心な花嫁はこれを恥じて、銚子を抱いてこの池に身を投げてしまいました。その後、花嫁の履いていた草履が池の底に映って見えることもあるといわれているそうです。

この伝説が基になり、今では縁結びの池となっているのだとか。。。。。。なんでだよ(;´・ω・)?

資料館エリア

八海の一つ「底抜池」は、このエリア内にあるのですが、この資料館の敷地内です。

営業時間は9:30~16:00。有料です。300円/大人。

榛の木林資料館H.P.

敷地内には、この村で現存する最古の民家があり、観覧できます。

敷地内に入ると、目の前には池が!「鯉の池」というそうです。八海ではないですが、、、

富士山と古民家。とても画になります(^^)/。

ちょっと高台から見られる「展望台」もあるので、登ってみました!

登ったら”気づかれた”のかしら?富士山に雲が。。。

雪化粧してないですからね。「すっぴんはちょっと…」と言われている気がします(笑)。

奥に行くと、資料館が(>_<)。

古民家の中を見学出来ます!やっぱり囲炉裏はイイね!

 「後北条氏の朱印状」 というのが必見らしいのですが、、、見逃しました(笑)。H.P.参照です。

三番霊場 底抜池(そこなしいけ)

資料館の更に奥。木々に囲まれた池です。ここもヤバイ透明度ですね(>_<)。

例によって、伝説を。

この池で洗い物をしていて、手から離してしまうと、渦に巻き込まれ消えてなくなってしまうと言われていました。

そして、しばらくすると池の底を潜り抜け、お釜池に浮かび上がってくることがたびたび起こりました。この池で洗い物をすることは、神様の怒りを買うことになると語り継がれてきました。

う~ん、お釜池と繋がっているのかしら?底が抜けているから、底抜池みたいですね。

二番霊場 お釜池(おかまいけ)

また川に出て、川沿いを進むと、逆岸に渡る橋があります。橋を渡り、折り返して歩いて行くと、左側に、、、

お釜池です。八海で一番小さい池です。

池の中央が更に深くなっています。深い底まで見えてキレイなのですが、陽が反射して上手く写ってませんね(^^ゞ。

この池のほとりに年老いた父と美しい2人の姉妹が暮らしていました。

妹娘が洗濯していると、池から大きなガマガエルが現れ、娘を水中に引きずり込んでしまいました。

いくら探しても娘の遺体すら浮かんでこなかったといいます。

父親と姉娘はお釜池のほとりにとどまって、妹娘の冥福を祈り過ごしたという悲しい話が残っています。この伝説から、お釜池を大蟇(おおがま)池ともいいます。

カエルの「蟇」から転じて「釜」になったのかしら?

一番霊場 出口池(でぐちいけ)

ぐるっと周って、駐車場に戻ります。出口池はちょっと離れています。

歩いても10分位らしいのですが、面倒なので、バイクで行きます(^^ゞ。

出口池地図

ここも水が澄んでいて、泳いでいる魚が、まるで浮いているようですね。

八海の中で一番の面積を持つ池です。

この池の湧水は「清浄な霊水」と呼ばれ、富士登山をする人は、この水で穢(けが)れを祓いました。

この水を携えることで無事に登山ができるという言い伝えがあり、このような理由から、別名を精進池といいます。

蛇足です。。。写真右上に赤い鳥居があるのが分かるでしょうか?稲荷社があるみたいです。気づかなかった(^^ゞ。せっかくなので、参拝していくと良いと思います(^^)/。

まとめ

近くに来たら天気が良かったので、衝動的に寄ってみたのですが、、、流石の有名観光地(^^)/。

とても涼やかな水の景色!暑い日だったので、余計に良かった(^^♪。

日々の生活で穢れた心を浄化してくれました。たまに浄化しないとね。魔女になってしまう(^^ゞ。

ではまたーー。